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2009年09月16日

野菜・フルーツの匠

今回、お迎えした匠は、
野菜・フルーツの匠、ＫＡＯＲＵさん

ＫＡＯＲＵさんは大好きな野菜・果物について
知りたいと、全国で第一号のベジタブル＆フルーツマイスターとなり、
その後は、テレビ・ラジオ・雑誌などマスコミを通じて野菜の魅力を
伝えていらっしゃいます。
番組の「愛情レシピ」でもお世話になっています。
今回は、秋の新野菜についして伺いたいと思います。

●まずは、これから美味しくなる秋野菜を教えて下さい？

芋類→サツマイモ、ジャガイモ、サトイモ、ヤマイモ、カボチャなど
根菜類→ゴボウ、レンコン、ニンジン、カブなど
キノコ類→シイタケ、マツタケ、シメジ、エノキ、エリンギなど

●秋野菜の特徴は？

根菜類、芋類など、身体をあたためて代謝を助ける作用が強い野菜たちが
多くなる。
夏は生のまま食べて美味しい野菜＆水分が多く身体を冷やす野菜が
出回りますが、秋になると加熱が必要な野菜が多くなり、
水分も少なく実が詰まったものが主流となる。
空気が乾燥し気温も下がるので、風邪予防に効果的な作用を
期待できるものも多い。
夏バテした身体を回復し、動かなくなり代謝が落ちる冬の前に
一気にデトックスしたい季節。
そんな時期に、秋の野菜が有効に働く。
トマトも実は、これからが甘く濃厚な味になるとか…。

●美味しい野菜を食べつくす方法を教えて下さい

☆再生野菜→豆苗や長ネギの根、ダイコンやニンジンのヘタなど
　　　　　　本来捨てる部分を水に浸したり土に植えて再生させる。

★皮ごと食べる→ゴボウやレンコン、カブ、ニンジンなど皮をむかずに
　　　　　　　　よく洗って、そのまま切って揚げたり、蒸したり、グリルする。
　　　　　　　　風味や食感が強くなり、野菜のよさを
　　　　　　　　存分に味わえる。さらにエコにも二重丸です。

☆皮を利用した料理→サツマイモ、ジャガイモ、ニンジン、ダイコンなどを
　　　　　　　　あえて皮を厚めにむいて残し、皮だけのキンピラ、
　　　　　　　　かき揚げ、素揚げにすると美味しい。
　　　　　　　　サツマイモやジャガイモは生のまま皮ごとすりおろし、
　　　　　　　　味噌汁やスープ、鍋に直接入れると、とろみやうまみも
　　　　　　　　出ておすすめ。

★捨てる部分を活用→長ネギの青い部分や玉ねぎの皮、ニンジンなど
　　　　　　　　根菜類の皮などはお茶用パックに一緒に詰め込んで
　　　　　　　　スープや鍋などのダシとして使うと深い味わいに。

　　　　

●ＫＡＯＲＵさんが美味しいカレーを開発したとか？

　　
★ハウス食品と私が共同開発した『野菜ソムリエのカレーレシピ』
　野菜のレトルトカレーが発売されました！
　動物性原料を使っていない、ヘルシーなカレーです。

★『ファームエンターテイメント』
　農園体験プログラム参加者を募集中！
　９月２６日、都内・調布市のつつじヶ丘「遠藤農園」で行われます。
　　
　詳しくはこちら

　お申込み、詳細は「日本ベジタブル＆フルーツマイスター協会」のＨＰをご覧下さい。

投稿者 たまなび : 2009年09月16日 17:28