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2009年08月19日

光り絵アートの匠

今回、お迎えした匠は、光り絵アートの匠
和代人平さん


和代さんはオイルパステル画家として創作活動をする傍ら、
光で絵を描く、ライブペインティングパフォーマンス(光り絵アート)を
考案しいま注目されている画家の方です。

●番組のイベント「た学び」でもお世話になりますが
その会場で見せてもらう「光り絵アート」とはどんなものですか?


「光り絵アート」は完全暗転の中で光を使って描く僕のオリジナルアートです。
特殊塗料(夜光塗料)が塗られたキャンバスシートにペンライトを使って
様々な絵を描きます。(実用新案取得)

描かれた絵は描いた瞬間からゆっくり消えて行きますが、さらに上に絵を
重ねたりしながら絵を描き進めて行きます。消えていく時間を考えながら、
絵を描き進めていくのですが、1枚の絵というよりストーリーを
持った光の絵が出来上がります。
映画に近いかもしれません。完成した絵も暫くすると消えていきます。

●光アートをやろうと思ったきっかけは?


独立して2年目のクリスマス時でした。お金が無く、子供に
クリスマスプレゼントが買えなくて困っていました。
そこで手作りのおもちゃを作ろうと、考え出したのが光り絵でした。

アトリエにあった夜光塗料をハガキくらいの大きさのボードに塗り、
ペンライトを付けて「光のお絵描きセット」と言ってプレゼントをしました。
その1年後のです。オイルパステル画を始めたとき、楽園をテーマに
していました。
絵を描き続けるうち「夜」を描きたくなりました。
しかしオイルパステルではイメージした様に描けず困っていました。
そんな時、1年前の子供達に作ったプレゼントを思い出し、
キャンバスを大きくして行ったのが「光り絵アート」の最初でした。
オイルパステル画が昼の楽園なら「光り絵アート」は夜の楽園です。
1988年の事です。

●光り絵アートはどこで見られるの?


今年はGLAYのTERUさんにお願いされて「春までは」のPVでコラボもさせて
頂きました。
1989年から20年間やっていますが、ビデオには写らないので
なかなか知ってもらえないのが現状でした。
しかし最近になってビデオの性能が良くなった事もあり、
映る様になって来ました。

是非、そのPVをご覧下さい!


29日に開かれる番組イベント「た学び」をお楽しみに!

投稿者 たまなび : 2009年08月19日 17:41

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