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2010年02月24日

オーケストラの匠

今回、お迎えした匠は、オーケストラの匠
緒方英子さん

緒方さんもご自身でサクソフォンに関する研究されている他
オーケストラの演奏者にインタビューされて陰の努力、面白エピソード、
雑学をなどを
「オーケストラが好きになる事典」という本にまとめられました。

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●まずは楽器を演奏者の面白い雑学ですが・・・・?


◇ヴァイオリン→楽器内部のお掃除に使うものはなんとお米。
          F字口という穴から入れてシェイク。
         するとお米と一緒にほこりが出てくる

◇フルート  →歌口の滑り止めに使うものは切手。
          汗で濡れたアゴの滑りを抑える


◇コントラバス→音の輪郭を際立たせるため、あるいは遠くまで響かせるために
         靴の中にアルミホイルか一円玉を入れる。
         取材させていただいた方曰く、頭がプラスで足がマイナスで
         アルミを入れることで遠くまで音を響かせることが出来るとのこと。


◇トランペット→吹いていて血圧が上昇して一瞬意識がとぶこともある。


●演奏者の方たちの陰の努力ですごいなぁと思うことは?

◇木管楽器(オーボエ、クラリネット)→電車の中で手すりを利用して指を動かす
  プチ練習をしています。

       
◇ホルン→夜、窓に映った自分の顔を見て、楽器を吹くときの唇の形をチェック
(ちょっとあやしいですよね…)。


●さて、今年はショパン生誕200年ですが、
これだけは抑えておきましょうということは?


♪ピアノの詩人といわれたショパン。ピアノ曲は大きくとりあげられますが、
 最晩年(39才で亡くなる2~3年前)の作品「チェロソナタ」の
 第3楽章は、ぜひ一度聴いていただきたいです

♪幻想即興曲や葬送行進曲では、激しい曲の途中で、これぞ天国かと
 思えるような、どきっとするほど美しい場面が登場します。
 ピアノの音色によって、いっきに別世界に連れて行かれるような
 不思議な体験です。
 

投稿者 たまなび : 2010年02月24日 17:12

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