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2009年04月28日

すっきり魂

世の中の気になることをすっきり解決させる「すっきり魂」。
きょうは、『どうしてお城には松の木があるの?』

城には松!
当たり前といえばそれまでだけど、さて何で?
実は、松には優れた側面がたくさんあるんです!
 ①警護のたいまつの材料になった
 ②松ヤ二は血止めの薬として使える
 ③表皮を剥くと現れる白いところは食料になる!
 ④切り倒せば塀や柵の材料になる
 ⑤葉っぱはチクチクして敵の侵入を防げる
 ⑥マツタケ…
お城のそもそもの役割は軍事施設。
籠城することになっても困らないように
用途がいっぱいの松が植えられたのだそうです。

竹や梅が多いのもそのような理由から。
竹は竹槍やタケノコ、梅は梅干。
松竹梅…めでたいからではなく、
あくまでも戦に備えてのことでした。

では桜は?
桜の名所と呼ばれる場所は、お城もたくさん!
いわゆる”軍事施設”だったお城に桜は不要でしたが、
明治時代に入ると、お城には護国神社が建てられるようになり、
戦没者を祀るために靖国神社のソメイヨシノの子孫たちが
植えられるようになったそうです。
桜は武士道の精神の象徴!なのだとか。

お城にお出かけの際は、そこに植えられている植物たちにも歴史あり!
石垣だけでなく植物たちも眺めてやってくださいな。


投稿者 たまなび : 2009年04月28日 17:00

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