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2010年07月12日

オヤジ学部「日本の科学の未来予想図」

日本の科学の未来予想図
番組では紹介できなかった、その他の未来予想をいくつかご紹介します。

2020年 新聞紙に代わる薄くて軟らかい電子ディスプレーが普及

現在はどこまできているかというと…
お隣の韓国では、液晶パネル世界2位のLGディスプレーが
19インチ(新聞のタブロイド判と同じサイズ)で
厚さ0.3ミリ、重さ130グラムの、電子ペーパーが開発されています。

2026年 家事や介護など生活支援ロボットの普及

現在はどこまできているかというと…
理化学研究所と東海ゴム工業で、人を抱きかかえて運ぶことができる
介護ロボット「RIBA(リーバ)」を開発しています。
デザインはやさしそうなシロクマで、高さ140センチ、重さ180キロ。
「抱き上げ」と声を掛けると、ベッドに寝ている人を抱き上げ、
優しく車いすへ移動させる。
体重61キロの人まで運べます。

2035年 目的地を入力すると自動運転で到着できるシステム普及

現在はどこまできているのかというと…
自動運転をする車の走行実験が既に行われています。
工業技術院機械技術研究所と自動車走行電子技術協会が協力して、
全地球測位システム(GPS)やレーザーレーダー、ミリ波レーダー、
通信機器を搭載した車が、互いの位置を確認しながら、
車線変更や隊列走行を行っています。
こうした運転の自動化で交通事故防止や渋滞緩和などが期待できるそうです。

10年20年後にどんな未来がやって来るのか、楽しみですね。

投稿者 たまなび : 2010年07月12日 17:00

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