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2009年11月04日

健康常識の匠

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今回、お迎えした匠は、
正しい健康常識の匠、平石貴久をお迎えしました。


平石さんは東京・六本木「平石クリニック」院長。
オリンピック選手・松坂大輔などメジャーリーガーから横綱・朝青龍、
プロゴルファーの片山晋吾・といったスポーツ界の他、SMAP、TUBE、
福山雅治さんなどのコンサートドクターなども務められています。


●風邪をひいた時に、効果が高い飲みものとは?


食べ物には速やかに血液中に運ばれてエネルギーになるものと
ゆっくりと時間をかけて吸収されるものとがある。
エネルギーに早く変わるのなら、コーンポタージュがお薦め。
温かい刺激で胃の働きを活発にし、食欲も出るし消化にも良い。

よく母親にりんごジュースをすってもらって飲んだ経験があるという人が
多いとは思いますが、りんごの栄養はゆっくりと吸収されるもの。
たとえば水曜日の午後らに飲んでエネルギーになるのには
金曜日の夕方になります。


●すぐにエネルギーになるものは、他にどんなものが?


お餅です。30分くらいでエネルギーになります。また餡子が
付いているものはさらにエネルギーとしての効果が高くなります。


他はパンがいいです。フランスパンや食パンにバターと蜂蜜がいい。
ジャムは吸収されるまでにまた時間がかかります。

受験や会議、ゴルフなどのスポーツなどの前に食べると、即効果が出ますよ。

●玉子酒というのは?

現代医学で言うとほぼ迷信に近いものです。
あまり意味はないと思います。

また、風邪のときなどで熱をかいた後、スポーツドリンクは
不足したカリウムなどを補給いするなど効果があります。


●熱が出てからいってすぐに解熱剤を飲むのは正しい?

平熱より1度高いという状態が発熱という。発熱という状態は私たちの体の
中で白血球などが細菌やウィルスと戦っているシグナル。
だからすぐに飲んで下げるというのは間違い。戦いに水をさすことになる。
ただし40度以上の場合は体へのダメージから下げたほうがいいと考えます。


今日お聞きしたようなお話が書かれているのが
平石先生の書かれた「医者以前の健康の常識」(講談社)
です。


投稿者 たまなび : 2009年11月04日 17:27

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