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2008年12月01日

オヤジ魂

今日のテーマは、「肝臓を守れ!二日酔いの効果的な対策について教えて!」

いよいよ12月。忘年会のシーズンが到来ですよね。
さらには、クリスマス、お正月、新年会とお酒を飲む機会が増える時期ですが、
そこで気になるのが、やはり、飲みすぎ、二日酔い!

ということで、今回は、二日酔いへの効果的な対処法について
ご紹介致しました。

二日酔いには、二つのタイプがある!

まず、二日酔いというのは、アルコールが肝臓で十分に処理されずに残ってしまい、
翌日、頭痛とか、胸焼けが起こってしまうことをいいますが、
実は、この二日酔いには、2つのタイプがあるのをご存じでしたでしょうか?

その2つのタイプとは、「まだ酔ってる型」と「脳むくみ型」。
「まだ酔ってる型」というのは、翌日になっても、体の中にまだアルコールが
残っている状態のこと。もうひとつ、「脳むくみ型」というのは、
アルコールはもう体の中に残っていないんだけど、
脳が体と同じようにむくんでいるという状態のことを指すんですね。

実は、それを見分ける計算式というのがあるんです。
その計算式というのが・・・、(180÷体重)×酒単位!

酒単位というのは、例えば・・・
●ビール   / 大瓶1本
●日本酒   / 1合
●ワイン   / ボトルの約3分の1
●焼酎    / およそコップ半分
●ウイスキー / ダブル1杯

これが基準になるんです。
例えば、体重60キロの人が、ビールの大瓶3本分、
ワインをボトルの3分の1飲んで、焼酎をロックで2杯飲んだとしましょう。
これで、お酒の単位は、「6」になります。
で、計算しますと、(180÷60キロ)×6単位ということで・・・「18」時間!
この人は、体内でアルコールが分解されるのに、18時間かかるということになるんです。

そして、この18時間以上がたってるのに、まだ二日酔いが続いているという場合は
「まだ酔ってる型」ではなくて、「脳むくみ型」であることがあるということが
わかるわけなんです。
ちなみに、「まだ酔ってる型」の人は、とにかく水分を取ること。
そして、睡眠をとること。
NGなのは、お風呂に入る事、運動するのもあまりオススメできません。

次に、「脳むくみ型」の場合は、逆にお風呂や熱めのシャワーがお勧めです。

二日酔いにお薦めの魔法の食べ物

今年、全米頭痛財団というところが、
「二日酔いの頭痛を解消する最も効果的な方法は、○○(まるまる)を摂取することである」
という研究報告を発表したんです。

その○○とは、「はちみつ」。
なんでも、はちみつには、果物の大半には含まれない果糖の一種が含まれていて、
その果糖がアルコールの分解を促進し、頭痛を和らげてくれるんだそうです。

そして、もうひとつ驚きの食べ物があります。
それが「ハバネロ」。
トウガラシの中に含まれている、カプサイシンという辛味成分は、
肝臓の働きを活発にする効果があるそうなんですが、
このハバネロの辛さは、トウガラシの約6倍!
こりゃ確かに効きそうですよね…。

世界を見渡してみても、イギリスでは、ブラッディ・マリーなどの
カクテルが迎え酒として一般的だったり、
二日酔い対策も国によって様々なようなんですが、
これからの忘年会シーズン、くれぐれも飲みすぎないようにご注意下さいね!

投稿者 たまなび : 2008年12月01日 18:25

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