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2008年11月17日

オヤジ魂

「スタート直前の裁判員制度について教えて!」

今日は、来年5月21日と、いよいよスタートまで
半年に迫った「裁判制度」について取り上げました。
最近、CMなども始まりまして、注目されている方も多いのでは思います。

なかでも、先日、「司法シンポジウム」というイベントが開かれまして、
実際の裁判員制度に即した「模擬裁判」などが行われたんです。

そこで今回は、いつもの菅野詩朗アナウンサーに加え、
その模擬裁判に参加してきた文化放送の鈴木順子アナウンサーにも登場してもらい、
当日の様子について詳しく教えてもらいました。

で、まず驚きなのが、来年1年間の裁判員の候補者は、
すでに選ばれているんです。その数は、およそ29万5000人。
なんと、今月末までに、最高裁判所から、「あなたは、候補者名簿に載りましたよ」
という通知書が届くということなんです。
なんだかドキドキ…。

スタジオでは、実際に届く通知書など確認しながら、
鈴木アナが、シンポジウムで体験した「模擬評議」について語ってくれました。

それによりますと、模擬裁判で題材となった架空の事件は・・・

【事件概要】
粗暴な兄の暴力を止めようと弟が兄をうつぶせにして馬乗りになり、
布団に顔を押しつけたところ兄が死亡。
殺意はあったかなかったかというところです。

元々兄は暴力グセがあったとか…、
兄の頭部には、爪の強い跡があったとか…、
細かい状況証拠を元にかなり議論が白熱したそうです。

ただ、自分が選ばれたことを想定すると非常に難しそうですよね…。

ちなみに、評議は、プロの裁判官が3人、
そこに選ばれた一般の裁判員が6人、この9人が1セットになるそうで
当日は、全部で19のグループで評議が行われたのですが、
結果、鈴木アナのグループは、「弟に殺意なし」という結果が出たということでした。

ちなみに、インターネットの「ネットエイジア」の調査によりますと、
「裁判員制度」に関する認知率は98%と非常に高いものの、
実際に参加したいと考えている人は2割弱にとどまることがわかったそうです。
さぁ、あなたの意見はどうでしょうか?

ちなみに、もっと詳しく情報を知りたい!という方は、
きょう登場してもらった鈴木アナウンサーが、
毎週土曜日の朝6時5分から6時15分に
「あなたも私も裁判員、裁判員制度の基礎知識」という番組を
お送りしております!こちらも是非、お聴きくださいね!

投稿者 たまなび : 2008年11月17日 18:25

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