2006年12月29日

ボログ その19〈トナカイの世話をする〉

クリスマスシーズンだったので、つい押しかけてしまいました。

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多摩動物公園でトナカイの世話にチャレンジです!
飼育係一筋20年の大ベテラン・高橋幸裕(ゆきひろ)さんに
手取り足取り教えていただきました。
子供の頃から親しんでいたトナカイも
生で見ること自体が初めてで、かすかに興奮を覚えます。

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でも、仕事の大半はそうじ
またもや番組スタッフにハメられました・・・。
この写真で掃いているのはトナカイのフンです。
シカ科の動物だけにコロコロしています。

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こちらも一応、トナカイです。しかも、オス。嘘じゃないですよ。

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この謎を解くにはやっぱりこちらを聴くしかない!
ボイス・ブログです( ^o^)y(θ_θ)
(9分58秒)


オスのツノ。

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ハーレー・ダビッドソンのチョッパーハンドルにソックリでしょ。
あ、だから【ワンピース】のトナカイキャラは
トニー・トニー・チョッパーって名前なんですかね?

さて、食パン・ニンジン・サツマイモ・リンゴの上に・・

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サプリメントをサッとまいて・・

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家畜配合飼料もふりかけてよ~く混ぜれば
朝食のオカズのできあがり!

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ごはんもタンと食べなさい!
草はいつでも好きなだけ食べられるようにしておきます。

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小屋の中も竹ぼうきで掃いて・・・

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おりゃっ!水撒きじゃっ!!

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草も順調に減ってるようです。感心、感心。

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隣りのオリからエミューがガンをつけてくるので、及び腰。

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トナカイ舎にお客様、登場。
無表情で仕事をしていましたが
実はとっても嬉しかったですヾ(´▽`;;)ゝ

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フンと枯れ葉を集めて、けっこうヘトヘト。
これは業者に回収されて、野菜の肥料になるそうです。

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投稿者 斉藤一美 : 13:46

2006年12月26日

高岡よ、オオカミになれ!

ちょっと良い結果が出たぐらいで・・・

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天狗になるのはいけません。

でも、悪い結果が出てしまった時に
必要以上に自分を責めるのは、ただ、苦しいだけです。

ご存知、箱根駅伝。
20チーム中上位10チームに入れば次回のシード権を得られます。
11位以下なら、秋に行われる予選会からのスタートです。
年間を通じた調整計画は、シードの有無でガラリと変わってきます。
だから、たった50mしか離れていない目の前で
9位、10位と立て続けにゴールしたのを見せつけられた
11位のチームのランナーの心は、深く傷ついてしまうのです。

城西大学の4年生・高岡寛典(ひろのり)選手は
前回、アンカーとして10区を走り
最速の証である“区間賞”を獲得しました。
でも、チームの総合成績は11位。
わずか10秒差のシード落ちだったのです。

『今でも皆に迷惑をかけてしまった気持ちでいっぱいです。
 あの大手町のゴールシーンはたまに夢に出てきます。
 最後の3キロで右折したところで
 日体大と東洋大に抜かれて、そのままです。
 沿道の大声援で
 後続ランナーの足音も気配も全く感じませんでした』

たとえ区間賞でも
2人に抜かれさえしなければチームは10位以内に入っていたはず。
だから、シード落ちは自分のせい。
これが、高岡選手の言い分です。

絶対に違います。彼のせいではありません。

でも、10位と僅差でゴールした11位のアンカーが
その責任を一人で背負い込むのは、痛いほど理解できます。

『この1年間、皆の前では笑って過ごしていたが
 走っていて楽しかったことは一つもありませんでした』

高岡選手は打ち明けてくれました。
なぜなら、今年の試合では
例の“最後の3キロ”にさしかかると決まって力んでしまい
自己ベストを全く更新できなかったからです。
『本当はもっと軽い性格なんですけど・・』と力なく微笑んでいました。 
寝ても醒めてもあの時の悔しさが頭をよぎる。
結局、箱根駅伝で結果を出さなければ
この悔しさは晴らせないのです。

『だから、もう1回10区を走ること以外考えていません!』

ず~っと沈みきっていた高岡選手の表情に
この瞬間、生気がみなぎったのを僕は見逃しませんでした。

本番まで、あと1週間。
こんなに悩める若者と触れ合ってしまうと
城西大学史上初のシード権獲得に向けて大いに牙を剥いて欲しい、と
ОBでもないくせに、心から願ってしまいます。
そう、箱根駅伝を走る者は
飢えたオオカミの風情を湛えるぐらいでちょうどいいのです。

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これ、法政大学の学生寮にあった剥製なんですけど
ひょっとしてフツーの犬だったりして( ̄~ ̄;)

投稿者 斉藤一美 : 23:59

2006年12月19日

ボログ その18〈レース鳩〉

発表させていただきます。

昔読んで面白かったけどストーリーはうろ覚えだから
もう一度ちゃんと読んでおきたいマンガ・ぶっちぎりの第1位は!

レース鳩0777(アラシ)。

動物マンガを描かせたら右に出る者がいない
飯森広一先生の代表作です。
あらすじを確認するだけでやっぱりワクワクしてきます。
で、作品を読みたいのですが、どうやら絶版(/_;。)
ならば、本物を見に行くしかありません。

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墨田区業平にある鳩小屋にお邪魔しました。
彼らはれっきとした“レーサー”です。
こんな具合に奥の奥まで3部屋もあります。
ざっと数えて100羽は下りません。

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ぜ~んぶ、こちらの及川茂(おいかわ・しげる)さんの鳩です。

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大変濃ゆい内容ですが、ボイス・ブログを聴いていただけますか?

(12分35秒)


調教、スタート!

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伸び伸びと飛ぶ鳩たち。
ゆくゆくは新・東京タワーがそびえ立つ下町の空に
まるで身を委ねるかのようです。

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足環。

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もう片方にマイクロチップ。

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このゴール地点(通称・トラップ)に入ってもらうために・・

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「かけがえのない笛」を吹くのです。

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話は弾み、鳩小屋を後にした時は夜の帳が下りていました。
これが、鳩レースだけのために建てられた《及川御殿》です。

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やることがハンパじゃないから、結果もついてきます。

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まさかと思いましたが、やっぱりここに!
よ、読みたいっっっ!!!!!!!

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大変あつかましいようですが・・・
ゆっくり【アラシ】を読みたいので、また来ます(*´▽`*)

投稿者 斉藤一美 : 22:35

2006年12月15日

ボログ その17〈ビルの窓ふき〉

今日は文字通り『ゆれる』ボイス・ブログです。

ゴンドラに乗って、ビルの窓ふき。

新番組スタートから度重なる掃除ネタの大きな節目です。
話を振られた時はさすがにためらいましたが
文化放送・新社屋と聞いて
「ぜひ!」とかぶりついてしまったのです。
“自分の会社の窓ふき”なんて、フツー、やれませんからね。
窓の外から見える社内の風景に興味津々です!

先生役の貿易ビルサービス・尾身章(おみ・あきら)さんは
『高い所が苦手じゃなければ、へっちゃらですよ』
と勇気づけて下さいました。
でも、高い場所、そんなに好きではありません。

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やっぱり、何かイヤになってきた・・。

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続きはこちらをお聴き下さい。
照美さん・小俣さんもチラッと出てきます。

(14分25秒)


怖い。

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「やらせて下さい!」なんて言わなきゃよかった。

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屋上のレール。

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レールの上を動くクレーン。
ゴンドラを上げ下げしつつ、これで横にも動けるというわけです。

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9階・スタジオフロアの打合せスペース前。
ここまで降りて来るのは意外と平気でした。
よし、ピッカピカに磨いてやる!
手順を確認して・・・

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やってみたけど・・・

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揺れるっ!

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少し慣れてきたところで・・・

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【吉田照美のやる気MANMAN】のスタジオ側に廻り込むため
予想外の急上昇。
この日、一番の恐怖でした。

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生放送にこんな形で乱入できるとは(;^_^A

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3階。安堵の笑顔。
でも、すっかり尾身さんのお仕事の邪魔をしてしまいました。
ホント、すみません。

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投稿者 斉藤一美 : 23:48

2006年12月14日

遅まきながら、ゆれる

夏公開の話題作の再映がとうとう今日で終わってしまいます。
滑り込みセーフで『ゆれる』を観てきました。
でも、この時期で良かった(’-’*)
1日1回・夜9時20分スタートのレイトショーだったからです。
完ペキに“夜”の雰囲気の作品なんですよ。

『THE有頂天ホテル』の筆耕係と同じ人物とは思えない
オダギリジョーのカッコよさにひたすらシビれて
実直で垢抜けない男の苦悩を、抑えた表現で魅せる
香川照之の凄味が全編を覆っていたせいか
あっという間の120分でした。

7割方埋まった客席は
一人一人の息遣いが聞こえてきそうな緊張に包まれています。
あんなにピ───────────────────ンと
張り詰めた映画館の雰囲気はそうそう味わえるものではありません。
香川・オダギリ兄弟の感情がずーっと『ゆれて』いたから
観ているこちらも
“吊り橋をそ~っと渡る気分”になっていたのでしょうか<(; ^ ー^)

その直前、食事中も『ゆれる』気分を味わいました。
僕が大好きな漫才界の重鎮《オール阪神・巨人》の巨人師匠が
10メートル前方のカウンターで
こちらに横を向いて座っていたのです。

  あの口ヒゲ・・メガネ・・松沼兄やんか?
  いや、あの髪型はやっぱり師匠だ!
  
  何て話しかけたらいいんだろう・・・?
  
  「今度の“生活笑百科”の
  出演予定を教えて下さい」

  
  よし、これで行こう! 
  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
  あぁ、やっぱり面識がないからムリ、絶対ムリ!!!

観たいものは観たけど、話したいことは話せなかった夜。
こうして『ゆれる』ってことは
人間として血が通っているからですよね( ̄▽ ̄)V

投稿者 斉藤一美 : 23:58

2006年12月13日

参加できただけで、幸せ

ラジオドラマ『芝浜』で、恐れ多くも主役を演じました。

実は、俳優の方々がスケジュールの都合で来れないため
今日行われたリハーサル限定のメインに過ぎないのですが・・

何と風間杜夫さんの代役!

“現代のラーメン屋”と
“江戸時代の魚屋”の二役という難しさはあります。
でも、これを生放送中に観客の前で演じる風間さんに比べれば
僕にかかる重圧なんかゼロみたいなものです。
あと、次にこういう企画があった時に
今度は役が頂けるよう、思い切って演じました。

一つ一つのセリフに全ての想いを込めて感情を表現するのは
ホントに奥深い作業ですよね。
で、短い言葉ほど難易度が高い!
特に『え?』なんていう一言は、今持っている自分の表現力と
シナリオの理解力が試されるような気がして、ドキドキします。

それにしても、クライマックスでは驚きました。
石田ひかりさんの代役・吉田涙子アナがマジ泣きだったんです。
涙もろいこの僕でさえリハでは泣かないのに、文字通り“涙子”。
この『芝浜』は、きっと心温まるドラマに仕上がっています。

一発勝負の生放送という大きな賭け。
さらに、音作りも、生。
録音機材は一切使いません。
こうなると、弊社の切り札のお出ましです。
音響効果一筋50余年・玉井和雄ディレクター。

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キャンバス生地をミニ水車(?)にかけて
風の音を生み出しています。

浜で顔を洗うシーンと風呂の場面で大活躍。

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『芝浜』の原作と同じ、酒に溺れる男が主役です。
後半で、お茶も重要な小道具に。

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あれっ?この《波ザル》ってもしかして・・・

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ワ~オッ!やっぱり中には小豆だぜぃ!
波の音を表現するにはこれしかないっ!!

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(大)があるってことは(小)もあるの?
あ、あった。

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沖の波は(大)、浜の波は(小)だそうです。

音効エリアの全体像。
50種類近い道具が並んでいます。

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ダメ押しの情報。
風間・石田夫妻に絡む占い師(代役・菅野詩朗アナ)は
【チキチキマシン猛レース】のブラック魔王や
【ゲゲゲの鬼太郎】のねずみ男の声でおなじみの
大塚周夫(ちかお)さんです。

ここまでお膳立てされれば
ラジオ好きたるもの、もう聴くしかありません!
あさって15日(金)夜7時から。
障子を閉める音一つで登場人物の感情を表現する玉井Dの匠の技と
名優の皆さんとの強力タッグを、どうぞ堪能して下さい。

投稿者 斉藤一美 : 23:26

2006年12月09日

ボログ その16〈フリースローの極意〉

鼻がむずがゆくなる季節です。
ティッシュを丸めて捨てようとしたら、ゴミ箱までちょい離れています。
さて、あなたはどうしますか?

僕は、家の中なら、間違いなく投げます

息子の教育上、良くはありません。
だから一言『絶対にお父さんのマネをしたらダメだからね』
と添えてから、投げます。
ゴミ箱に入るまで、何度でも投げ続けるのです。

なぜ、こんなことにこだわるのか・・。

やはり、中学時代の休み時間にジュースを賭けた
《バスケのフリースロー対決》で
連戦連敗だった苦い経験がベースにあるとしか思えません。

普通にこなせる風に見られることが多く
かえってお恥ずかしい限りですが
実は、運動神経、今イチなんですよ。
何かの間違いで勝った時も
なぜ、そのフリースローを決めることができたのか理由が分からないので
全く次につながりませんでした。

『フリースローのコツをつかみたい』

僕の心の奥底をゆるやかに流れてきた、このささやかな願望を
叶えるチャンスがついに到来しました!

斉藤一美 ラジオかぶりつき】のコーナー“アパッチ5×5”
(にじゅうご。Go!Go!という意味に
長寿クイズ番組の語呂をかけています)で
応援しているプロバスケットボールチームの
bjリーグ東京アパッチに依頼したら、二つ返事でOKを頂きました!

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てなわけで奮戦しています。ボイス・ブログ、お聴き下さい。

(11分14秒)


講師役・青木康平選手。
ボールは見えませんが、フリースロー前のドリブル中です。

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さぁ、パスッと入れるぞ!

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基本は“まっすぐ”。

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右手だけで入れてしまうなんて・・・。
でも、フリースローはこれで十分なのです。新鮮な驚き。

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青木康平選手を観察して気づいたボールの持ち方。
ここまでの彼の写真を見直してみて下さい。
指は全て溝に直角にかかっています。

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パスッ!といくことを確信した、傍目にはムカつく表情。

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願いが叶って、こちらは満足のテカり顔。

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投稿者 斉藤一美 : 21:05

2006年12月08日

プチ・郷愁の念

暮れなずむ街の、光と影の中・・・。
海援隊の名曲『贈る言葉』の世界は、例えばこんな感じ?

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我が社の前から見えるものとは思えないほど
冬の夕暮れの風景も様変わりしました。
ただし、ほぼ1年前のエントリーでも
新宿区若葉の旧社屋前で、こんな風景をアップしています。

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つまり、12月の今頃の空は
そっと記念に残したくなるほど良いっちゅうことですよ。
でも、こうして比べてみても
やっぱり四ッ谷の素朴な眺めは捨て難いなぁ。

投稿者 斉藤一美 : 21:34

2006年12月06日

見たぞ、本物のイリュージョン

個人的には、中村勘三郎&中村橋之助の
『東海道四谷怪談・南番』以来!
自然と出てしまったスタンディングオベーション!!
あんな“瞬間移動”をLIVEで見せつけられては
開いた口もふさがりません!!!

今さらですが、つい先ほど
デビッド・カッパーフィールド、初体験( ̄▽ ̄;)

この感激が100%残っている間に更新したいのに
詳しいことは何も言えないなんて、うぅ、辛いo(´^`)o
唯一バラせるのは、僕の後ろの席に・・・


叶姉妹が座っていたことです。


とりあえずこの話は
今週の【斉藤一美 ラジオかぶりつき】のオープニングで。

あ、まだ見たことがなければ絶対オススメです、カッパーフィールド
一度見たという方も、今回は新ネタがあるそうなので、ぜひ。

投稿者 斉藤一美 : 23:40

2006年12月05日

ボログ その15〈キンボール〉

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聞いたことないですか?キンボール。
語感・文字面ともコミカルなこと申し分ありません。
誰も仲間外れにならない、素晴らしいスポーツなんですよ。
8年前に、ほんのさわりだけ体験しましたが
こんなに面白かったのか!と今さら気づき
番組スタッフを半ば強引に誘い、週1ペースで練習に励んでいます。

豆知識。
キンボールの“キン”とは
Kinesthesis(キネスシス【運動感覚・運動感性】)の省略形です。
『それにしても無気力・無関心な若者が増えてきたなぁ・・・。
 もっと協調性を高めて
 全員平等に喜びを分かち合う方法はないものだろうか?』と
カナダ・ケベック州に住む体育教師マリオ・ドゥマースが思いを巡らせて
1986年、この新しい球技を生み出しました。

興味が湧いたら今すぐクリック!
最近は2日に1回ペースのボイス・ブログです。

(9分31秒)

ね、大きいけど軽いでしょ?

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上の方に“オムニキン”って書いてあります。

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本当は3人で、こうやって持ち上げて・・・

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前に押したり・・・

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両手で打ったりするのが《ヒット》なのです。

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最近は少し慣れてきたので、右手一本の
ウエスタン・ラリアットでヒットしてみたら
飛びすぎてノーバウンドでラインの外へ出てしまいました・・・。
相変わらず、加減を知らない男です。

試合をする時は、こんな恰好。

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結構な運動量なので・・・

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けっこう、ヘトヘトです。

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プレーの合間の得点チェックは怠れません。
この場合、ブラックとグレーは
ピンクを攻撃しなければならない、というわけです。

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取材先・東京都キンボール連盟

投稿者 斉藤一美 : 08:52

2006年12月04日

堂々と、荻原浩派宣言

久々に、本の話。

僕は、荻原浩の作品が大好きです。

新聞の書評を参考に、本屋へと足を運び
手にとって数ページ読み
“やっぱり面白そうだな、これ”と感じてレジへ向かう
・・・という一連の流れの中で
ここ1年半、気がつくと買っています。

若年性アルツハイマーと闘う主人公の姿が心を打つ
『明日の記憶』
(本を読み終えた渡辺謙が読者カードで主演を直訴して
 映画化が実現しましたよね)
怖さの中に、悲しさと人の温かみをブレンドしたホラー短編集
『押入れのちよ』
(表題作を含めて9編。全てが傑作。
 描写、特に色の表現がいちいち僕のツボにはまりました。
 家庭菜園で野菜や花を育てていることと関係あるのでしょうか?)

そして、最新作。『四度目の氷河期』
テーマは、自分探し。
氏、曰く「何となく敬遠してきたジャンルだが、僕のような中年でも
“本当にやりたいことは何?”と考えている人が多い」という理由から
力強いタッチで描かれた長編《青春》小説です。

キーワードはクロマニヨン人やり投げ

主人公を心から応援することが出来ます。
ぜひ、ご一読下さい。

読んだのがわずか3作品ですいませんm(_”_)m
でも、今や僕はれっきとした荻原浩派だと自負しています。

投稿者 斉藤一美 : 23:59

2006年12月03日

ボログ その14〈東京競馬場の清掃作業〉

僕は何をするにも肩に力が入るタイプです。
それを見た周りの皆さんは・・・・・

熱い

堅い

絡みにくい

一緒に仕事をすると疲れる

・・・・・と実に的を射た言葉で表現してくれます。
試しに力を抜いて生本番に臨むと
あまり頭が回らず、トークにキレを欠いてしまう不器用さ。
しょせん、アクセル吹かしっ放しの生き方しか出来ない男なのです。

これだけ開き直れるには理由があります。

僕の前世は
戦国時代の早馬の乗り手
だったからです。

かれこれ15年近く前
番組ゲストの“前世占い師”(レミ・エンテオスという女性)から
こう言われたのが忘れられません。

『戦をしている中で、最前線の情報を一刻も早く
 本陣に伝える仕事をしていた方の生まれ変わりですね。
 いつも手綱をしごいていたのですから
 肩に力が入るのは、極めて当たり前のことなんです』

悩みが一気に解消すると同時に、心眼が開く思いがしました。
だって、その1年前に
生まれて初めて競馬場の放送席から
サラブレッドが緑のターフを駆け抜けるのを見て
なぜか分からなかったのですが

これだ!と感じていたのを思い出したからです。

そのまま会社に戻って、上司に
「競馬の実況をやらせて下さい!」と直訴したのは
まるで何かに背中を押されたような行動でした。
今でも、あれは前世が反応したものだ、と信じています。
もう仕事はしていませんが
以来、競馬には妙な愛着があるのです。

だから『競馬場の裏側を見るいい機会ですよ』
番組スタッフから誘われれば、そりゃ、行きますよ。
たとえ“東京競馬場のスタンド掃除”という
かなりハードな仕事の体験でも、ね。

ボイス・ブログでお楽しみ下さい。

(10分01秒)


地下馬道に足を踏み入れ、ヒジョーに感激。

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パドックにも潜入。歩いた感触は地下馬道と一緒でした。

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清掃用の制服に着替え、気分はバッチコ~イッ!

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ゴミ袋がウエストポーチにギッシリ!
10月24日分エントリーにある“ラムしゃぶ”の盛り方にソックリ!

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散らかし具合としては、これでもやや大人しい方です。

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全て逐一チェックされ、気ばかり焦る清掃作業。

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最後に、検量室の前に立ち寄り
一風変わった必勝祈願を行いました。
ジャパンカップ直後、ディープインパクトもこの場所に立ち
レースの昂ぶりを醒ましたはずです。

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僕も、いつの日か
日本のラジオ界の『この場所』に立ってみたいです。
どうかご協力下さい(゜゜ゝゝ

投稿者 斉藤一美 : 17:43

2006年12月02日

余裕の街並み、ついに霧

フィッシャーマンズワーフ周辺を歩いていると・・・

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“ブッシュマン”という方に出くわしました。

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職業は・・・

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驚かせ屋でした("⌒∇⌒")


通行人の方が笑いながら1ドルを払う姿に
こっちも微笑んでしまいます。
もっとも、腰を抜かしてひっくり返るオバアチャマがいらっしゃった時には
“ブッシュマン”の方が慌てていましたけど。

過ごした時間はたったの2日間だったのに
この街を取り囲む全てのものに【余裕】を感じたせいか
あくせくすることがありませんでした。
1週間もいたら、ここを離れたくなくなるのではないでしょうか。

日本へ帰る日の朝、ついにサンフランシスコを霧が包みました。

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タクシードライバー曰く『これが当たり前』なんだそうです。
これはこれで、悪くありません(*´ー`)

投稿者 斉藤一美 : 23:31

2006年12月01日

ボログ その13〈金門橋から刑務所へ〉

2泊4日のサンフランシスコ旅行なら
丸々一日いられるのは到着翌日だけです。
ゆっくりと噛みしめるように、色々なところを回りました。

ベタですが、絶対に外せないのはゴールデンゲートブリッジ。

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この日に限って、霧どころか雲すらほとんど見当たらない青空!
案内役の親戚からも『お客さん、ホントについてますね』と
驚かれるくらいでした。

ケーブルカーの復活同様、実はこの橋の建設にも
市民の皆さんの“サンフランシスコ愛”が詰まっています。
お話は、ボイス・ブログでどうぞ。

(8分54秒)

ね、歩いて渡れるでしょ?

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サンフランシスコ湾は海鳥の宝庫。

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ゆっくりクルーズしながらアルカトラズ島に上陸。

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ほんの数十秒だけ、刑務所暮らし。
こんな写真を撮っていたのは僕だけでした(゜ーÅ)

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運動場から見ると不思議と物悲しく感じた、外の風景。

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独房。扉を閉めれば真っ暗闇な世界です。

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一方、模範囚は光の差し込むスペースに。

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服役中の行いが良ければラジオも聴けていた、という証拠です。

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投稿者 斉藤一美 : 13:28

 

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