2011年01月30日

こんばんは。向井理です。

本日付の日刊スポーツに載っていた
文化・芸能面のインタビューに目を通していて
闘争心がメラメラと燃え上がりました。

明治大学農学部で遺伝子工学を専攻していた。
04年、研究テーマ・・・
ニワトリ・オボアルブミン遺伝子の卵管特異的
エストロジェン応答性転号制御領域の同定
・・・で、国際動物遺伝学会議
ベストポスターアワードを受賞している。
「噛み砕いて言うと、ニワトリの卵の中に薬を入れる。
 ニワトリに薬を作らせるという研究です」。
    
                      (向井理)

これ、早口言葉の練習になりますよね。
しかも、スラスラと諳んじて最後の締めで・・・

こんばんは。向井理です。

・・・とか言ったら、モノマネに聞こえなくもありません。

明日から始まる南郷キャンプのヒマな時間で
覚えてみようかと思います(*´д`*)

投稿者 斉藤一美 : 19:53

2011年01月18日

予感

ヒマつぶしで本屋に入った時
特に読みたいものがあるわけでもないのに
何となく去り難い気分が漂うことってありませんか?

昨日の夜、友人と待ち合わせの時間になり
僕は書店の出口へ向かいましたが
今、読むべき一冊に手招きされているような雰囲気をふと感じたのです。

たまたま立ち止まったところは、文庫本コーナーでした。

よし、この場所から動かずに、見える範囲で探してみよう
・・・と腹を決めて、目に留まったものを
いくつか書棚から取り出しては戻していくうち
頭上やや左あたりに、これだ!と合点が行く背表紙を見つけたのです。

どうやら僕を呼んでいたのは
ハードカバーで手に入れるはずだったのに
つい買いそびれていた、この本でした。

otokomichi.jpg

驚くべきは、表紙のインパクトとガップリ四つに渡り合った中身です。
想像に違わず面白いのですが
まさかこんなに読み応えのある作品だったなんて・・・。
これから先、事あるごとにページをめくりそうな予感がします。

投稿者 斉藤一美 : 22:22

2011年01月16日

ゲームの虜だからこそ

先日、いつもお世話になっている
ファミスタオンラインのスタッフの皆さんと新年会を開き
美味しい酒を酌み交わした時のこと。

試合中にプレイヤーが使う“アシストカード”で
今までにない斬新なものがあれば採用したい!

・・・という話になり、僕はまず
投球や気象条件の変化といった現実的なアイデアを提案した後
ゲームの世界だからこそ許される妄想ネタもぜひ、と調子に乗り・・・

どんな豪速球でも止まって見える
特殊なメガネなんてどうでしょうか?

・・・と口を挟むと、先方はやや言いにくそうにしながら・・・

相手の能力を下げるパターンはちょっと(´~`;)

・・・とやんわり却下していました。

確かに。
スポーツの世界なのだから
攻撃側は打力を上げ、守備側は守りを固められるような
自分をプラスに持って行く切り札の応酬で
白黒つけた方がスッキリするってものです。

こんな簡単なことに気がつかなかった理由が
帰宅後、いつものようにDSの電源を入れた時に分かりました。

きっと、ポケモンのやり過ぎなのです(;¬_¬)

僕が大好きな技は「メロメロ」。
♂なら♀を、♀なら♂を誘惑して技を出しにくくします。
どんなに相手が強くても、これで骨抜きにすれば
かなりの確率で勝てるスグレモノなので
気に入ったポケモンには必ず覚えさせるほどです。

そして、ゴミ捨て場にルーツがある
「ダストダス」を手塩にかけて育てているのは
体中に生ゴミをまとっているせいか、全身が臭いことこの上なく
戦闘中に相手がひるむことがあるからです。

ポケモンは、真っ向勝負を挑んでも限界があります。
時間をかけてやり込めばやり込むほど
相手の能力を下げることにも心血を注ぎがちなので
少々発想が凝り固まってしまったのでしょう。

ドラクエも含めて2年半もRPGをプレイし続けているからこそ
かえって色々なものが見えてくるような気がしました。

投稿者 斉藤一美 : 23:45

2011年01月12日

野菜が見せる幻

冬は寒いので太りやすいですよね。
この時期、僕は努めてベジタリアンでいるようにしています。

今日は西武ドーム内の中華料理店【獅子】で昼食をとりました。
メニューを一通り眺めて“野菜たっぷりタンメン”を注文。
この上なく美味しい一品でした。
ところが、頭の中には大きな疑問が渦巻いていたのです。

タンメンってこんなに辛かったっけ?

何でひき肉がこんなに多いんだ?

お勘定の前に、もう一度メニューを見直してみたらこう書いてありました。

野菜たっぷりタンタンメン

“坦々麺”と書いてくれれば間違えて注文することはなかったでしょう。

スープまで飲み干したほどの最高の満足感は(^O)=3
望外に肉を食べてしまった激しい後悔で消し去られました。(。。;)

全く記憶にないのですが、僕が店員の方に
「野菜たっぷりタンタンメン、お願いします」と注文したからこそ
目の前に坦々麺が来てしまったのです。
自分の耳で聞いているはずなのに、その時なぜ・・・

シルベスタスタスタローン

・・・と口走った時のような違和感を覚えなかったのでしょうか?

ここまで考えると、原因は一つ。
“野菜たっぷり”という魅惑的な肩書きが僕の心をミスリードしたのです。
IKKOさんの口癖『まぼろし~っ!』を腹の底から叫びたい気分です。

投稿者 斉藤一美 : 20:24

2011年01月09日

一年の計は箱根駅伝にあり

冬休みをいただいて毎日自由気ままに過ごしている真っ最中です。
ろくにパソコンを開くこともないまま
あっという間に今年も2週目に入ろうとしています。
速報号が発売になり
日テレのドキュメントも放送されたのでおそらく今日が潮時でしょう。
正月の箱根駅伝について語らせて下さい(・∀・∩)

個人的には3年ぶりに沿道の熱気を全身で感じつつ
6年ぶりのスタート・ゴールを存分に楽しめました。
やはり外からの中継は、スポーツ実況の命綱です。
矢継ぎ早にゴールテープを切る選手達を前に
こちらは息も絶え絶えでした。
復路・大手町の実況は國學院・寺田選手のコースアウトのせいで
本当に窒息死するかと思ったほどです??(゜Q。)??

往路・芦ノ湖のゴールで
東海大学のランナーの表情や動きを描写しながら
エピソードに触れつつ喋り切ったのに
肝心な選手の名前を全く紹介しないまま終わっていたり・・・
翌日、復路のスタート前レポートで
「実に暖かい。気温3度!」と叫んだのに
実はマイナス3度の読み間違いだったり・・・
大手町のゴールで、3位・駒澤のフィニッシュ後を
目で追いかけすぎたあまり、早稲田の胴上げを見逃したり・・・
自分でも呆れるくらい数え切れないほどのミスを犯し続けました(;´・`)
その代わり“この悔しさを次回につなげよう!”と思い直せるところは
箱根を走る大学生と我々アナウンサーとの最大の共通点です。

早稲田で5区を担当した4年生・猪俣英希選手は
今回、最初で最後の箱根駅伝を見事に走り抜きました。
貧血と内臓の弱さを克服して
3年連続で最終エントリーには名を連ねていましたが
最後の10人を決める大切な記録会で振るわずに
渡辺康幸監督から「お前を使うのはまだ怖い」と言われた
苦い経験を乗り越えて、今回の晴れ舞台を迎えたのです。
めげそうになった時に必ず思い出したのが
大学2年の夏合宿前に行なわれたバーベキューパーティーで
ホロ酔いの渡辺監督が口にしたこの一言でした。

お前はさぁ 
オレが大好きな走り方ぁ
するんだよなぁ

国道1号最高点からの下りで差を詰めて
“山上りの現人神”東洋・柏原竜二選手を
何度も振り返らせたランニングフォームは
確かに、芸術的な美しさと力強さに満ちていました≡≡≡ヘ( --)ノ

ラストの直線で放送席から同時に見下ろせた
二人の差は、たったの27秒。
この日のために僕が3年間温め続けた
『猪俣クンの心を支えた一言』を紹介するには
少なくとも1分差が必要でした。
でも、エピソードを喋れないもどかしさが
これほど痛快だったことはありません(*⌒▽⌒*)
猪俣選手が積み重ねた練習の日々は
僕の想像を遥かに凌ぐほど実を結んでいました。

こんな場面を間近で目撃できるから
箱根駅伝の中継は愛おしいのです!
これからの1年間、全力で頑張るための元気を
大学生からもらったのはこれで何回目でしょうか。

とにかく今年もひたすら愚直にラジオ実況と向き合っていきます。
よろしければお付き合い下さいませ(^人^) 

投稿者 斉藤一美 : 23:33

 

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