2009年03月30日

時の人ならぬ「時の高田」

あれから1週間以上経っているのに
今なお、Yahoo!Japanで『高田』を検索すると
高田純次よりも、高田延彦よりも、高田真由子よりも
そして、高田馬場よりも先に来るどころか
何と、最上位でヒットする『高田』である・・・

東京マラソンで目立ちまくった
“快速ヅラ男”高田伸昭さんの
【ズミスポ!】出演が実現したのです( ゜∇^)]

あんな恰好ではありましたが
走ることへの真摯な姿勢はもちろん
ヅラへの思い入れも尋常ではなかったので
好奇心をくすぐられた僕の質問攻めはいつ果てるともなく続きました。
一度、お聴きいただけないものでしょうか?
時には感心し、時には呆れて大笑いすること請け合いです(≧ω≦)b
(10分55秒)

投稿者 斉藤一美 : 23:04

2009年03月24日

コーヒーと世界一

僕専用、家で使うマグカップです。

P1010574.JPG

スタバでいうところのグランデに相当するほど
大量のコーヒーを注ぐことができます。
何よりも、取っ手の形が個性的で大好きなのですが
WBCの決勝を見ながら飲もうと思っていた僕が間違いでした。

一塁走者・ナカジが両手を挙げて
併殺防ぎのスライディングを行なった瞬間
つられて僕もバンザイをしてしまったらヽ(`Д´)ノ
左手が、右肩上がりの取っ手の
まさに、ちょっと上がった角の部分に引っかかってしまい・・・

辺り一面コーヒーの海┓( ̄∇ ̄;)┏

近くに置いていた【おくりびと】のパンフレットも真っ茶色に染まり
あたふたしながら一箱分のティッシュを使い切って後始末をした頃に
9回、ダルビッシュで追いつかれ、こちらも再びあたふた。
でも、何やかんやで勝負を決めるのは、結局イチローでしたね。

おかげでV2の瞬間は、居間にしつこく立ち込める
コーヒーの香りと共に記憶されることになりました。
バカボンのパパと同じ、41才の春。
しょうもない休日ですが、良い思い出です( ̄ー+ ̄)

投稿者 斉藤一美 : 15:00

2009年03月23日

せめて今日だけは

イチローがピービから放った美しいライナーの先頭打者アーチ。

「3塁走者・西岡のタッチアップは早かった」とジャッジした
ボブ・デービッドソンの誤審。

藤川球児がA・ロッドのバットをへし折ったのに
センターへ抜けていったボテボテのサヨナラヒット。

なまじアナハイムで目の当たりにしているから
今でも思い出すたびにムカッ腹が立ってしまう
WBC・アメリカ戦の留飲を、3年越しで下げることができました!
結局、この大会の日米対決は
先頭打者ホームランを打ったチームが“負け”ということなのですね。

そして最後を締めくくったのは、球児ではなく、ダルビッシュ。
窺い知れぬチーム事情はあるかもしれませんが
大守護神のプライドと引き換えに
侍ジャパンは決勝へと進んだように見えて仕方がありません。
せめて、今日の9回表だけは
マウンドに立つ藤川球児が見たかったです!

投稿者 斉藤一美 : 23:29

2009年03月22日

130番のヅラ男

今年の東京マラソン、完走率は97%だったそうですね。

そんなことよりも、レースを中継したフジテレビは・・・

ゴールゲートを2つ設けておいて
ホントによかった(*´д`*)

・・・と思ったに違いありません。

女子の部で優勝した那須川瑞穂(なすかわ・みずほ)選手と
長い間、並走した挙句に
結局、同タイムの2時間25分38秒でゴールした
ナンバーカード130番の男子選手は
メチャメチャ長いオデコのヅラをつけていたのをご存知ですか?

女子のトップなのだから、当然、TVカメラは
那須川選手の勇姿を追いかけます。
しかし、その左側にはず~っと
“広いオデコのヅラ男”がくっついて離れないのです。
きっとスタッフは・・・

ダメダメ!那須川のワンショット
アップでドン!ヽ(*`Д´)ノ

・・・みたいなことを叫んでいたのでしょう。
しばらく彼女の表情が画面に大写しになって・・・

いい加減、あの人も離れただろう

・・・とこちらが考えるくらいの十分な時間を経た後
那須川選手の全身の映像に切り替わった瞬間・・・

ピタッと寄り添う
ヅラ男との
ツーショット(^-^)人(^-^)

・・・というせめぎ合いが繰り返されて、もうおかしいの何の!
で、アナウンサーの実況から漂う
「極力、彼には触れないでおこう」という空気が
さらなる笑いを誘ってくれます(≧∀≦)

これでゴールまで一緒だったら
感動的なフィニッシュのところが
爆笑の渦に巻き込まれてしまう!
どうすればいいんだヽ(゜ロ゜;)ノ

・・・という心配も、ゲートが左右2つに分かれていたので無用でした。
沿道の係員が必死の形相でヅラ男を左のゴールに誘導して
フジテレビは、無事、右側のゲートから一人でテープを切る
那須川選手の笑顔を生放送することができたのです。

それにしても、この“#130・鉢長ヅラ男”、タダモノではありません。
正体は、大阪・枚方マスターズ所属の市民ランナー・高田伸昭さんで
2004年の福岡国際マラソンで17位に入っている実力者でした。
強い向かい風や横風をヅラ全体で受け止めながら
あれだけ走れるのですから
素顔で臨んでいたらもっと速かったはずです。
なのに、そこまでやるか、という徹底したバカバカしさ。
彼は、今大会のMVPとして推薦させていただきますヾ(´ω`=´ω`)ノ

投稿者 斉藤一美 : 23:06

2009年03月16日

勝利は願っていたけれど

まさかキューバを
完封するとは(*⌒▽⌒*)

牽制死やらファールフライの落球やらのミスが続いた序盤は
どうなることかと不安が募り、眠気を覚えることもなかったのに
我らがDICE-Kがあっさりと強力打線を手玉にとっていくうち
安心して、ゆっくりと睡魔が襲ってきた・・という僕のような方は
絶対にいますよね(_ _).oO
大会規定とレッドソックスの横ヤリで
キューバ戦前の調整登板が叶わなかったのに、どこ吹く風。
いやぁ~、圧巻でした!

投稿者 斉藤一美 : 17:49

2009年03月14日

幻の“李大浩4連発”

破られた掟は、早くも元に戻りました(;゜O゜)

似てる人コーナー・第3代チャンピオンネタの・・・
ハイキングウォーキングの髪の長い方と
石原真理子

~通称・真理子とハイキング~
・・・が、わずか6回の防衛で王座から陥落したのです。

初の挑戦者だった・・・
デニー友利 と 森泉
・・・を相手にした時から綱渡りの戦いぶりでしたが、以後・・・

日本ハム・ダルビッシュ有 と アルパカ
レスリング・吉田沙保里 と “ヤッターマン”のボヤッキー
中西太 と 自民党・井脇ノブ子議員
アンジェラ・アキ と エジプトの古代壁画
高見盛 と 民主党・山岡国会対策委員長

・・・といった顔触れを退け、地歩を固めつつありました。
しかし、世の中のスポーツシーンはWBC一色に染まり始め
明らかに一人の野球選手が絡んだ投稿が集中してきたのです。
その名は・・・

WBC韓国代表のスラッガー
李大浩(イ・デホ)

ここまで来たら、もはや似てる・似てないの問題ではなく
短期間でこれだけ多くのネタを
様々なリスナーに書かせるような人物が
存在すること自体が面白い!と僕は感じました。

だから、今日のオープニングは・・・

イ・デホのネタ、4連発で攻めてみよう(σ・∀・)σ

・・・と決めたのです。

イ・デホと○○
イ・デホと××
イ・デホと△△

このように並べた後に・・・

ドラえもんと

・・・と振っておいて「何だ、ドラえもんか」と思わせ
判定するスタッフやリスナーが緊張を緩めた後・・・

イ・デホ

・・・と落とせば
「ダッハッハ!しつこいよ!」という具合に
笑いが取れるのではないのだろうか?
勢いがついていれば、この4発目のネタで
王者交代もあるのだろうか?と
本番直前、僕は一人ほくそ笑みました(〃⌒ー⌒〃)

ところが、目論みは大外れ!
1発目に持っていったネタの・・・

イ・デホ と 日本ハム・中田翔

・・・がスタッフの感性にジワリと訴えたらしく
見事、王座に就いたのです。
確かに、僕が似ていると思ったから採用させていただいたのですが
このタイミングでチャンピオンが交代するなんて
全く予想していなかったので(投稿者の方、本当にゴメンなさい!)
本番で慌てふためきました((((゜д゜;))))
挙句の果て、次に持ってきたネタが・・・

ドラえもん と イ・デホ

結局スタッフには、あっさり「似てねぇ~」と流されて
かえって僕の方が爆笑してしまいました(≧∀≦)
懸命に考え抜いた段取りも
喜ばしい“青天のヘキレキ”のせいで、一瞬のうちに全てがパー。
生放送ってヤツは思ったように事を運ばせてくれません。
そこがまた、魅力的なんですよねぇ(*´д`*)

投稿者 斉藤一美 : 23:32

2009年03月12日

在野精神

東洋大学・箱根駅伝優勝祝賀会にお招きいただきました。
会場は、グランドプリンスホテル新高輪の大宴会場・飛天の間。
1000人を超える出席者でごった返すにぎやかなパーティーです。

20090312204150.jpg

で、見渡せば
東洋の後塵を拝した出場校の監督の姿が、ちらほら。
学生陸上の世界で“ライバルのご招待”は
当然のエチケットとして定着しているようです。

こちらも顔見知りなので
グラス片手にご挨拶に廻りがてら雑談を交わしていると
笑顔の中に、やっぱり悔しさをにじませるんですね

(天井を見上げながら)凄いなぁ。
(会場を見渡しながら)広いなぁ。
優勝パーティーを開く気分って
どんなものなんでしょうねぇ。
いつの日か絶対やって見せますよ。高崎で。

今度、早稲田・明治と合同合宿を張るんです!
きっとウチの学生達には強烈な刺激になりますよ。

(しみじみと)僕も頑張んなきゃ、ですよね。

(壇上で今春入学する1年生12人の紹介が始まって)
あんなに来てもらえないんですよ、ウチには。
でも、学生を鍛え上げて本気で勝負しないと
ますます“地方”は置いていかれますからね。
今日は、祝勝会の雰囲気を
この目に焼きつけるために上京したんですよ。
今年の全日本
(大学駅伝)も「打倒・関東!」です。

華やいだ場の中で、秘かに燃やす闘志。
東洋の箱根駅伝・連覇は、王者でありながらも
こういう“在野精神”を持ち続けられるかどうかにかかっています。

投稿者 斉藤一美 : 23:24

2009年03月09日

「爽快フリンゴ」「フリンゴ(笑)」

上記のタイトルは3/7放送【ズミスポ!】の
新聞ラジオ欄として提出しましたが、どちらもNGでした。
何でも“爽”と“(笑)”が規定に反するらしく(?_?)
結局「フリンゴで汗」という表現で妥協しております。

爽快感にあふれ、自然と笑いがこぼれるスポーツ【フリンゴ】を
川崎市・とどろきアリーナで体験してきました。

このピンポン球大のボールを・・・

P1010764.JPG

こちらの“クロス”とやらで、ネットを挟んだ相手に向けて・・・

P1010761.JPG

こういう風に弾き返し合う競技なのです。

P1010760.JPG

こんな感じでアタックすると、強いボールも行ったりします。

P1010759.JPG

クロスの中心にボールをヒットさせれば
信じられないほどポーン!と気持ちよく跳んでいくのですが
そのスイートスポットには、なぜかハエの絵がσ(^_^;)?

P1010765.JPG

理由を伺って笑いましたよ、ホントに。
答えはこちらでどうぞ。
(7分48秒)
フリンゴの楽しげな雰囲気を味わいながら聴いて下さい。

P1010769.JPG

投稿者 斉藤一美 : 19:10

2009年03月04日

0.1に満たなくても

この時期、外を歩く時はマスクが欠かせません。
鼻やノドの乾燥を防いだり
インフルエンザを遠ざけるためには極めて有効なのですが
困ったことにメガネが曇ってしまいます。
しかも、最近はよく雨が降るので
視界はすっかりホワイトアウト状態です(;゜O゜)

今日の夜、会社からの帰り道でも目の前は真っ白。
さすがにイライラしたので、思い切ってメガネを外してみました。
僕の視力は0.1に満たないので
初めは怖々と歩いていたのですが
すれ違う人影はハッキリしないものの余裕をもって避けられるし
信号の色だって、輪郭がぼやけるだけで十分判別できます。
実は「裸眼の外歩き」が意外とヘッチャラであることに気づいたのです。
おまけに、眼の筋肉がストレッチされているかのような
ゆるやかなリラックス感を覚えたことも確かでした。

アナウンサーは、皆、声を大切にします。
加えて、スポーツアナが
声と同じくらい労わらなければいけないのが『目』です。
野球の実況で、ボールの在り処を
しょっちゅう見失うようでは話になりませんよね。
つまり、息の長い喋り手になるためには
目の健康を維持することが肝要なのです。

でも、意に反してPCと格闘する時間は年々増えています(-_-;)
この調子で目を酷使していたら、5年後には
ドーンと視力が落ちるのではないだろうか・・・という
不安を抱き始めていたところで
「裸眼ウォーキング」の素晴らしさを発見したのです。

メガネやコンタクトレンズで矯正された
1.2~1.5の視力で過ごす一日のほとんどの時間
おそらく、僕の目はズ~ッと緊張状態にあったのでしょう。
たとえ視力が0.1に満たなくても、ボンヤリ遠くを見ながら歩く方が
本来、人間が持っている“何か”を
いつの日か呼び覚ましてくれたりして⊂(・∀・)⊃と感じた雨の夜でした。

医学的根拠はありません。
でも、何だか知りませんが、明らかに
自分の体が喜んでいるのであればそれでいいじゃないですか。
それにしても、裸眼で見る車のテールランプは美し過ぎます。
これだけはド近眼の特権ですね( ̄。 ̄)y-~~

投稿者 斉藤一美 : 23:21

2009年03月03日

あれから3年かぁ・・・

ブログを始めて良かったな(・∀・)と感じるのは
昔の日記(しかも写真つき!)を簡単に引っ張り出せるところです。

前回のワールド・ベースボール・クラシックに
密着取材していた頃の文章は
野球への愛情を深めながら毎日を過ごした充足感に満ちていました。

今回、向こうへ行って、国の威信を賭けた真剣勝負を目撃できる方々が
ホント、うらやましくてしょーがないです(´ヘ`;) 

いよいよ、あさってから東京ラウンドが始まります。
先週末・2/28の【ズミスポ!】では
日本代表・連続世界一への最大の壁として君臨する
宿命のライバル・韓国代表の「興味深イイ話」を
“韓国プロ野球の語り部”室井昌也さんに伺いました。

(12分41秒)
彼と知り合えたのも、前回のWBCがきっかけです。
王ジャパンが最初の惜敗を喫した
東京ラウンド・韓国戦を僕が取材していなければ
今回のやりとりで・・・

開幕前日のトークイベント
室井さんはホストを務めます。
まぁ、元々ホストみたいな顔をしていますから
ちょうどいいかもしれませんよね。

・・・という“おしゃべりのブラッシュボール”を
投げられるような関係は築けていないはずです。
次の機会にスタジオでお会いした時も
ほどよく失礼な言葉を投げかけながら
野球愛に溢れた掛け合いをさせていただくことを望みますf(^_^)

投稿者 斉藤一美 : 20:28

 

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