2007年08月26日

全て生ビールのせい

【うるわし】最初で最後(?)のイベントは本日決行!
西武×日本ハムの生観戦でした。

20070826202948.jpg

番組名物企画<クイズDEトゥギャザー>の正解者を中心に
抽選で8名の方々を選ばせていただき
現地集合&現地解散、未成年以外はアルコールOKという
“大人の遠足”を終えたばかりの1枚です。

大きな反省点は、目の前のゲームを実況中継したこと。

元々『ご希望とあらばあなたの隣で生実況します』と謳った
観戦イベントだったのに、なぜ“反省”かといいますと・・・

参加者の皆さんから

「実況して下さい」と

リクエストされなかったにもかかわらず

プレーボールから

喋り始めてしまったからです。

招待された側としては
「一美・・まだやらなくてもいいよ」とは言いづらいですよね。
結局、勢いは止められず
ほとんどの場面を喋り倒して大迷惑!

全ては、球場で飲む生ビールのせいです(>_<。)

一人の観客としてスタンドに溶け込みつつ
ゴクゴクとノドを鳴らして飲む生ビールは
何ゆえあんなに旨いのでしょうか?
おかげですっかり気分が良くなって、調子に乗ってしまいました。
8名の方々は、こんなホロ酔いアナウンサーに
呆れてはいなかっただろうか・・と後悔しきりです(-.-;)y-~~~

投稿者 斉藤一美 : 23:15

2007年08月22日

うめかよ

最近、書店で平積みされているこの写真集をご存知ですか?

男子表紙(仮).jpg

とにかく売れています。なぜなら、ヒジョーに笑えるから。
撮ったのは、こちらの梅佳代さん(本名)です。

P1030035.JPG

初めて世に問うた“笑撃”の写真集『うめめ』で
ユニークな着眼点が評価され
最も優秀な新人カメラマンに贈られる
<木村伊兵衛賞>を受賞されました。
試しに買って拝見するといちいち笑えるので
パラパラめくれないんですわ、これが。
写真集でどんだけ笑わせれば気が済むんだ、と。
早速【うるわし】にお招きしたのが7/7でした。

このように、いつもカメラを肌身離さず持ち歩いているからこそ
そこら辺にある何気ない風景を切り取れるのです。
ただ、梅さん曰く
『カメラを首から提げ過ぎて、最近は骨盤のズレが気になる』そうで。
噂どおりの“不思議ちゃん”でした。

故郷の石川県を出て、大阪の写真学校に通うようになり
近所に住む小学生の『男子』の写真を撮りためて発表したことが
プロカメラマン・梅佳代誕生のきっかけだったのですが
その集大成こそ、冒頭にご紹介した2nd写真集『男子』なのです。

この日曜まで【梅佳代写真展 男子】が開かれています。
ツチノコがオナラをしている直筆の壁落書きも味わい深いです。
興味深かったのは、男子達との再会を撮影したビデオ上映。
写真集発売にあたり、被写体だった彼らに了承を得るため
梅さんが大阪に行くと、写真そのまま大きくなった男子達が!
特に、表紙の彼(ニックネーム“はっちゃん”)は
意外と大人しくなっていたので微笑ましかったなぁ。

写真集、一度手にとってご覧下さい。面白いですよ。

投稿者 斉藤一美 : 22:54

2007年08月18日

カピバラに一目惚れ

生意気にも夏休みをいただいたので
北海道へ行って来ました。
念願だった旭山動物園へまっしぐら!

P1030191.JPG

どうせなら、行動展示で大人気の
ホッキョクグマやペンギンやアザラシの前で
記念撮影すればいいのですが
どこも大混雑でうっとうしいのなんのって (●`ε´●)
というわけで、日本最北の動物園らしい場所を選んだら
メチャ地味PHOTOになってしまいました・・・。

それにしても、ここは動物との距離がサファリパーク並みです!

P1030194.JPG

あと、実際に来て分かったのが園内のアップダウンの多さ。
半日いると、足腰がヘトヘトです(´□`)

ちょうどそのあたりで出会うのが、このカピバラ

ZZZ・・・

P1030197.JPG

ん?

P1030200.JPG

クー・・・・・・・・・・・

P1030201.JPG

ほよ?

P1030202.JPG

ふあ~っ~~(m´Д`)m ~~

カピバラのあくびhalf.JPG

まさか、こんな“ゆるキャラ”もいるとは(*⌒▽⌒*)
あまりに微笑ましくて疲れも吹っ飛びました。
旭山動物園は冬に来るのが一番良い、と言われています。
ペンギンの散歩も見たいけど
雪を布団代わりにうたたねするカピバラにも会ってみたいです。

えっ、冬場は展示してないの?な~んだ、つまらんっ!

投稿者 斉藤一美 : 23:38

2007年08月09日

深海の女王、返り咲く

酸素ボンベをつけずに水中に潜るのが、素潜りってヤツですよね。
これを競技にしたのが“フリーダイビング”。
フィン(足ヒレ)をつけただけで
人はどこまで深く潜れるのか、を競います。

「平泳ぎで25m泳ぐのがやっと」という奥様が
競技を始めてわずか4年で
女子の日本新記録<61m>を達成したと訊きつけ
【斉藤一美 うるわしの夜】にお招きしたのが5/24でした。
平井美鈴選手です。

深海の女王・平井美鈴

泳ぐ力はシロート同然なのに、ここまで登りつめられたのは
ヨガのインストラクターというお仕事と深い関係があります。
海中での呼吸のセンスは、やはり抜群だったようですね。

達成したのは去年の12月、エジプトで行われた世界選手権。
ご本人によると、61mの水底に広がる世界は・・・
どこまでも深い青色=グランブルーに染まる「宇宙」だったそうです。

見てみてぇ~ (°∇°;)

その後、ベテラン・北濱淳子選手に62mの新記録を出されても
柔和な笑顔で『次の目標があった方がやりがいがありますよね』と
話されていました。

そして、つい先ほど、平井選手からこんなメールが届いたのです。

    先週末に沖縄で大会があり
    63mと1mだけ更新して
    何とかチャンピオンに返り咲きました。
    またすぐ更新されてしまうのかもしれませんが
    みなさんの出会いや応援あっての達成でした。
    ありがとうございます。
    今回は、ぼんやりとした深い青の宇宙でした。
    その先はどうなっているのか・・・
    また覗きに行きたくなりました!

    
有言実行、カッコいいわ~。
抜かれたら抜き返す勝負根性はもちろん
未知の世界への好奇心、見習わせていただきます(`_´)ゞ

投稿者 斉藤一美 : 15:31

2007年08月08日

伊東監督へ無茶なお願い(ウソ)

西武×ソフトバンク戦のプレーボール前、一塁ベンチに
巨匠・水島新司先生がいるのをお見かけしました。

17才で描いた初投稿作品『深夜の客』が入賞を果たしてから
今年で“画業”50周年
この方のマンガを読んで野球に没頭した人は
プロ・アマを問わず数知れないわけですから
将来、野球殿堂入りしても決しておかしくない!と思うのですが。

代表作の一つ『ドカベン』は現在<スーパースターズ編>。
’95に<プロ野球編>が始まった時は
水島先生に描くことを頼み込んだ清原和博選手に心から感謝したのは
きっと僕だけではないはずです。
確かに、あんなに愛すべきキャラクターたちを
高校野球だけに留めておくのはあまりにももったいない。
その<プロ野球編>をなかなか描かなかった理由を知ったのは
少年チャンピオン・8/2号のインタビュー記事です(以下、原文)。

「香川伸行が甲子園に登場した時はホントにびっくりしました。
 あの顔、あの体型、まるで山田太郎そのもの。
 キャッチャーで4番でホームラン打者で背番号2で。
 あれで左ききならピッタリだよね。
 当初、ぼくは『ドカベン』の高校編が終わったら
 即プロ野球にいかせるつもりだったんです。
 もちろん山田は大好きなホークスにいれるつもりだった。
 そしたら、香川が先に南海ホークスに入っちゃたんですよ。
 それでね、ああ、ドカベンのプロ野球人生は
 もう香川伸行にまかせればいいかと(笑)」

ガクッ。そんなアホな。
僕らが待ちぼうけを喰わされたのは香川さんのせいだったのか・・。
確かに(笑)です。

でも、数時間前に
西武・中村剛也選手のホームランを実況した瞬間
確かに山田太郎のイメージとピッタリ重なりました。
“おかわりクン”のニックネームもいいけど
1試合に2本のホームランなんてそうそう出やしません。
伊東監督には、ぜひ・・・・・
中村剛也の捕手コンバート
強く、強く薦めたいです。

水島先生は、インタビューでこのようにも話しています。

「山田の顔のスケッチを最初に持っていったときは
『目を開けたときは、どんな顔なんですか?』ってきかれました」

ほら!中村そのものじゃないスか(≧∀≦)
彼は山田太郎の持つ全ての魅力を表現できる
唯一無二のプロ選手です。
あ、ついでにスイッチヒッターへの転向も、ぜひ<(_ _)>

投稿者 斉藤一美 : 23:11

2007年08月07日

ちょいと置かせて下さいな(^人^)

グッドウィルドームのライトスタンドにて。
席と通路を隔てるコンクリートの壁は重宝します。
ほらね。

P1030144.JPG

今夜はサウナのごとく暑かったですもんね。
自分のドリンクがどれだか分からなくなって
迷う姿もあったりして(*⌒▽⌒*)
こんなおちゃめな風景が見えるから
外野スタンド通いはやめられんのです!

投稿者 斉藤一美 : 23:14

2007年08月06日

地味だからこそステキなプ~、いやクゥ

この時期にして、すでに日焼けで真っ黒な小6の息子と
かなりベタな選択ですが
河童のクゥと夏休みを観に行ったので
サクッとご報告させていただきます。

“ありえないペットとの出会いと別れ”や“人間の愚かさ”を描いた
よくある映画の一つに過ぎないだろう、と高を括っていたら
あっけなく予想を裏切られました。

登場人物とのやりとりがすっごい地味なんです。
そんじょそこらの作品だったら
こんな場面、カットしてるだろうなぁ・・という部分を
丁寧に表現していたりします。
しかもクライマックスが、特に、地味。

だからこそ、まさか!と皆さんは呆れるでしょうが
ドキュメンタリー映像を見ている感覚に何度も陥ってしまいました。
ホントに河童と暮らしたら、こんな日々を過ごして
家族とはこんな会話を交わすんだろうな・・と納得できるのです。

『クゥ』は地味だからこそ、間違いなく心に響きます。
“地味”を積み重ねた結晶が、2時間18分のロングサイズ。
それでも僕の隣に座っていた小さな女の子は
最後まで飽きた素振りを見せませんでした。
おそらく、傑作の証しかと('∇')

原恵一監督はご存知<クレヨンしんちゃん>シリーズでも
名作の誉れ高い『嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲』
メガホンをとった方です。泣かせ・笑わせ自由自在!
俗に言うカッパの屁の見せ方は巧かったですね。
ちなみに、河童のお尻には穴が3つもあって
オナラのオイニーはとても臭いそうです(≧∀≦)

投稿者 斉藤一美 : 23:39

 

(C) 2005, Nippon Cultural Broadcasting Inc. All right reserved.