2010年09月27日

韓流野球ナイト(昼)

球史に残るライオンズの土壇場V逸は
勝負の怖さというものを残酷なまでにファンへ見せつけました。
全て終わるまで「もうこれで大丈夫」というものは
この世に存在しないのですね。

でも、ソフトバンクを敵地・福岡で倒してから日本一に返り咲けば
今年のチームスローガン逆襲の獅子には
文字通り“言霊”が宿っていたことになります。
クライマックスシリーズ・ファーストステージの中継で
出番があれば、何度もこの言葉を連呼して
精一杯の後押しをするつもりです( ^^)Y☆Y(^^ ) 

ライオンズが再逆転Vに向けて札幌で戦っていた頃
僕はレジェンドブルーのユニフォームを着てイベントに出演していました。

after.JPG

寝起きの顔は前園真聖ソックリであることを自認する
“韓国プロ野球の語り部”室井昌也さん主催の
【韓流野球ナイト(昼)】はベースボール愛に満ちた素敵な集まりです。
どのようなイベントだったのか
こちらのブログをご覧いただければよ~く分かりますよ('◇')ゞ

投稿者 斉藤一美 : 21:38

2010年09月13日

そこは笑うところじゃない

話題作【悪人】のとても気になるシーンが一つだけあります。
それは、柄本明さん演じる
“被害者の父親”がとった行動への反応です。

娘を亡き者にされた父が、その張本人の背後から忍び寄り
手に握り締めたスパナで殴りに行こうとするくだりで
クスクスと笑う観客が多く見られました。
僕は観ていてグッときた矢先の出来事です(/_;)

でも、きっとこれが芝居の面白いところなんですよね。
今から10年前、当時の文化放送アナウンサー全員が集まり
ご存知、四十七士の討入りを下敷きにしたコメディー
【忠臣ぐらっちぇ】という時代劇を上演した時のことを思い出しました。

主演・野村邦丸アナが、ヒロイン・藤木千穂アナから
ずっと探していた吉良邸の絵図面(見取り図)を渡される場面。

実は、もう討ち入りなんてどうでもよくなっていて
このまま気のいい酒屋のフリをしながら
安穏と暮らせればいいや・・と思っていた矢先
秘かに想いを寄せている大工の一人娘に
自分の正体がバレてしまいます。
彼女は仲間と力を合わせてついに絵図面を入手しました。
全ては、愛する彼のためです。
「あなたはお侍なんでしょ・・・。これ、持って行って」と
手渡されるシーンは、すなわち、二人の幸せな時間に
突然ピリオドが打たれることを意味します。

「う・・受け取れねぇ!こ・・これだけは受け取れねぇよ!」と狼狽する男。
「何言ってるの!持って行ってよ!」と涙ながらに叫ぶ女。
稽古で目にするたび、僕は胸が熱くなりました。

ところが、本番のこの場面ではあろうことか
ドッカ~ン!と大爆笑が起きたのです(☆▽☆ )

脚本・かわのをとや氏は、事前にこの可能性を指摘していました。

邦丸さんのキャラクターがあるから
こっちはマジメに台本を書いて、その通り演じてもらっても
笑いが起きるかもしれません。
だから戸惑うことなく、自分の思った通りに演って下さい。

そう。感じ方は人それぞれなのです。
柄本明さんも“面白い役者”というイメージが強いせいか
スパナを握って背後からにじり寄る様子が滑稽に見えたから
場内のあちこちで笑い声が聞こえたのでしょう。

そして、僕が全く笑わなかったのは
自分が柄本さんの立場ならおそらく同じようなことをするだろう、と
共感が持てたからだとも思います。

あの場面で仕返しに行く父は、やりすぎなのか、妥当なのか。
妥当と考える僕は、もしかして【悪人】なのでしょうか?

投稿者 斉藤一美 : 12:57

ドームでツトムとトークで汗ばむ

【第4回 ファミスタオンライン全国大会・決勝】を
よろしければユーストでいかがでしょう?

西武ドームに帰ってきた伊東勤さんとのおしゃべり。
「しゅ~さん(黒)」vs.「pinkie.(白)」のハイレベルな決勝戦。
170万人ユーザーの頂点が決まる瞬間をご覧下さいませ!

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投稿者 斉藤一美 : 11:09

2010年09月12日

特異なおしゃべり、まだ不得意

実況をしていて、あんなに汗が吹き出たのは初めての経験でした。

今日、西武ドームのバックスクリーン裏で行なわれた
【第4回 ファミスタオンライン全国トーナメント・決勝】で
最後の1試合を喋らせていただきました

折からの残暑にドーム特有の熱気が絡みつつ
ゲスト・伊東勤さんとのトークも弾み、少々汗ばんでいたのですが・・・
itotsutomu2.jpg
プレーボールがかかってからは、もうそれこそ
グランドキャニオン級の滝のような汗が
とめどなく全身から流れ落ちる感覚を味わったのです。
itotsutomu.jpg
(右)ゲームの開発者・三小田晋久さん

薄々気づいてはいましたが、やはり実況というジャンルは
“特異なおしゃべり”なのです。
スイッチが入ると、あっという間に体温が上昇していきます。
どんなに熱を帯びたフリートークでも、ここまで汗をかくことはありません。

僕は、まだ実況が不得意なのでしょう。
日頃だって、しょっちゅう言い間違えているし
本当に得意であれば、どんな環境や体調でも見事にこなせています。
今日で言うなら「何だ、この暑さは!」と感じて
一瞬でも気持ちが滅入った自分が残念なのです。
選手達となるべく同じ条件の下、同じようなメンタルで試合に臨んでこそ
“特異なおしゃべり”が得意!と言い張れる日が
いつか訪れるような気がします。

息つくヒマも許さないファミスタの実況は
“究極の特異なおしゃべり”です。
経験するたびに、本当の野球実況をしているだけの日々では
見過ごしがちなことをいつも気づかせてくれます。
来年もお呼びがかかって、しっかりと大会を盛り上げられたら
当ブログ欄外左上の【特技】に
「ファミスタオンラインの実況」と謳うつもりです。

また一つ、目標が生まれました。
次の夏までしゃにむに頑張ることができそうです('∇')

投稿者 斉藤一美 : 23:22

2010年09月10日

ロマンスカーでコーヒーを

長距離移動の列車に乗った時
流れ行く外の風景を眺めながらホットコーヒーを飲むひとときは
僕の人生の中でも三本の指に入るリラックスタイムです。

小田急ロマンスカーは車内でコーヒーを売っています。
新幹線のような移動販売じゃないのか・・・と
不便に感じたのは一瞬だけ。
注文すると席まで持って来てくれるのです。

しかも、取っ手つきのグラスで!

coffee.JPG

う、美しい・・・。

平日の午後に乗るロマンスカーは
さながら昼下がりのカフェテラスでしたp(^-^)q 

投稿者 斉藤一美 : 23:26

2010年09月09日

命がけのセットアップ

0-5と日本ハムにリードされた9回表に登場したのは
埼玉西武ライオンズのベテラン左腕・土肥義弘投手。

彼は、グラブをはめた右前腕を直撃した
ピッチャーライナーのこぼれ球を処理して
2つめのアウトを取った後、治療のためベンチ裏に下がりました。
しばらくそのままだったので誰もが"交代だろう"と感じ始めた頃
土肥投手は姿を現し、コントロールに苦しみながらも
最後はリーグ打率トップの田中賢介選手を
サードフライに打ち取ったのです。

本人に訊いてみなければ真相は分かりませんが
実は激痛が走りピッチングどころではなかったのに
明日以降、もっと勝てそうなゲームのために
リリーフ投手を温存しておきたい・・・と考えているであろう
ベンチの意向を汲み取って『大丈夫です。行きます』と
志願したうえでの続投だったのでは、と僕は感じました。

だって、土肥投手はそういう男ですから ( ̄ー+ ̄)

忘れもしません。
東尾監督時代の契約更改で、怒りの保留を続けていた頃
彼はきっぱりと、こう言い切りました。

こっちは毎日
命がけで投げてるんです(*--)

以来、僕が思い浮かべた土肥投手のキャッチフレーズは
"命がけのセットアップ"。
今夜は彼の生き様を存分に見せてもらったので
完敗の中にもむしろ清々しさを覚えます。

土肥投手の執念があったからこそ
ライオンズが負ったブルペンのダメージは
最小限で食い止められました。

だから絶対に大丈夫。これは後に引きずらない負け方です(・∀・) 

投稿者 斉藤一美 : 23:59

2010年09月06日

ルフィで御礼

埼玉西武ライオンズがこのまま首位で逃げ切れば
8/18のソフトバンク戦で
ライト・高山久選手が左腕をいっぱいに伸ばして披露した
ギリギリのスーパーキャッチは
リーグ優勝へのターニングポイントの一つとして
挙がるかもしれません。

翌日の試合で西武情報だった飯塚治アナは
彼を取材した際、高山選手が口にした人物の名前を
どうしても1回で聞き取れなかったそうです。

腕がルフィのように伸びました!

国民的コミック【ONE PIECE】の主人公・ルフィ。
原作を読んでいなければもちろん知る由もありません。

数年前、番組の企画で・・・

24時間ぶっ通しでインターネットカフェに居座って
ひたすら漫画を読み続ける(=°ω°=)

・・・というバカバカしい行動を実現させた時に
最後の6時間で第17巻まで読んだ経験のある僕は
一部始終を明かしてくれた飯塚アナに
「ルフィだよ。ル・フ・ィ。」と説明できたものの、しょせんそこまで。
あらすじは把握していましたが、ルフィのフルネームやら
他の登場人物の名前やらをすっかり忘れていたことを
かえって思い知らされたのです。

鮮明に覚えていたことは、ただ一つ。
狭い個室でページを繰りながら
心が震えるような熱い感動を覚えた、という光景だけでした。

それほどの体験をさせてもらった名作を
人に説明できない自分が悔しくて
今、1日1冊のペースで【ONE PIECE】を読み耽っています。
ここで言うまでもありませんが
ホンッッッッッットに面白いですよね(≧∀≦)
“友情”という漠然とした大テーマをこれだけシンプルに描き
なおかつ毎回ワクワクさせてくれる陽気な漫画が
もし他にあるようなら、ぜひとも教えてもらいたいです!

このペースなら秋が深まる頃には全59巻を読破できるでしょう。
高山久選手と飯塚アナには感謝しなければいけません( ・∀・)つ

投稿者 斉藤一美 : 22:08

2010年09月01日

暑い中【5】でしのぐ端境期

去年の7月中旬から、丸一年間に渡り
【ドラゴンクエスト9】を徹底的にやり込んだ僕は、次なる標的を
9/18発売の【ポケットモンスター ブラック/ホワイト】に
定めたのですが・・・

それまでの“端境期”を
どう過ごせば
よいのだろーかσ(^_^;)?

・・・と思案した挙句、一昨年に購入してから全く手をつけていなかった
【DS版・ドラゴンクエスト5】を楽しみながら
8月の異常な猛暑を乗り切ろう、と決意を固めました。

そして、つい先ほど、無事にエンディングを迎えたのです。

package.jpg

少年時代に訪れた父との死別。
10年間に及ぶ奴隷生活からの脱出。
幼なじみのビアンカとの再会、そして結婚。
自分の血を引いた双子の誕生。
国王への即位と家来の裏切り。
悪の手にかかり、夫婦ともども石像にされてしまう無念。
成長した息子と娘の大活躍で実現した、人間への復活。
長く厳しい旅の末にたどり着いた、妻の生還。
実は生きていた母親を、目の前で殺められる無念。
家族全員で力を合わせてやり遂げた、大魔王への復讐。
そして、世界に訪れた平和。

【ドラクエ4】のエンディングで泣いたのなら
【5】なんて、そのもっと前から
それこそ泣きながらプレイすることになりますよ

・・・と以前、リスナーの方から頂いた投稿を思い出しつつ
まさにその通りだなぁ、と感じ入りながら十字ボタンを動かしていました。
ドラクエの全てを知り尽くしているわけではありませんが
確かに【5】は、シリーズ指折りの名作ではないかと思われます(T^T)

総プレイ日数はちょうど1ヵ月、トータル45時間。
ちなみに、最新作【9】では500時間をゆうに越えてしまいました。
正直、【5】くらいの手のかかり方が
生活のリズムを崩さないのでちょうどいいですね。
ただ、制作側がアイデアを絞りに絞って
IT社会の現世に問うた前代未聞の超大作が【9】なのでしょう。

【5】のボスキャラ、ミルドラースとは
すでに【9】の大魔王戦で何十回も死闘を繰り広げた間柄でした。
手の内は全て把握していたので、一発で倒せたのは快感です。
【4】の最後、デスピサロの軍門に降り続けた未熟な僕は
もはやそこに存在しませんでした。

つまり、【9】でとことん遊べば
後は楽勝ということなのかもしれません。

ポケモン最新作を一通り終えた暁には、すでに発売済みの
【DS版・ドラゴンクエスト6】をクリアすることに
血道を上げそうな自分が、もはやちょっぴり怖いです(-.-;)y-~~~

ねぇ、ちょっと待って。

今、エンディングの余韻に浸りながら
【5】の色々なファンサイトを眺めていたら
幼なじみのビアンカと結婚しないで
知り合ったばかりのお姫様・フローラや
その姉で高飛車な女・デボラと結ばれていたら
少々別の話になるってホントっすか(°∇°;) 

これじゃあポケモンの後は、やっぱり【5】のやり直しかも。
ドラクエ、恐るべし!

投稿者 斉藤一美 : 02:06

 

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