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2010年06月09日

日本の匠

ゲスト:曳家の匠 恩田忠彌さん

曳家(ひきや)とは、家やなど建物を壊さずに移動させる工事のこ
と。東京都千代田区六番町に本社を構える曳家を専門とする恩田組
は、明治24年の創業で119年の歴史をもつ老舗の建設会社。
これまでに総理官邸や明治学院記念館、重要文化財などを工事され
ています。

3代目の会長である恩田忠彌さんは、東京都生まれの67歳。
恩田さんは、法政大学を卒業後、家業である恩田組に入社。曳家の職人を10年経験、専務を経て45歳から60歳まで社長を務められ、現在は会長職につかれています。また、社団法人日本曳家協会の代表理事も務められ、業界全体のために尽力されています。

その工法は移動させる建物が壊れないように、鋼材で柱などを補強。次にジャッキで建物全体をもちあげ、敷いたレールの上を慎重に滑らせて運ぶそうなんです。移動距離は2キロと長いケースもあれば、道路拡張の工事などでは1mに満たないこともあるそうです。
これまでに難しかった工事は、移動中に倒れる危険性のある煙突と立体駐車場だったそうです。

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投稿者 ごぜんさまスタッフ : 2010年06月09日 11:47

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