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2010年01月03日

1月4日~1月8日の邦流は、夏木マリさん

今週の「邦流」のゲストは、夏木マリさん

1月4日≪月≫:子供の頃の話
夏木マリさんは東京都のお生まれ。たくさんのレコードコレクションを持つお父さんと、演劇少女だったお母さんのもと、とても大きな家で育ちました。
夏木さんにとって最初の挫折となったのは、小学校受験で筆記に合格しながらくじ引きで落とされた経験だったそうです。また、当時はまだ田舎だった大宮に引っ越すことになり、いじめられたことも辛い記憶として残っているそうです。そんな時、夏木さんは音楽と出会うことになります。

1月5日≪火≫:高校進学、そしてレコードデビューへ
高校進学と同時に音楽学校に通うようになった夏木マリさんは、歌を通じて、人前に出る気持ちよさを味わうようになります。やがて、順調にレコードデビュー。同時に「ザ・タックスマン」というグループサウンズのバンドに夢中になります。
しかし、最初に出した「小さな恋」と「月光のエロス」の2曲が全く売れず、人生2度目の挫折を経験することになります。

1月6日≪水≫:「夏木マリ」としてのデビューと父との別れ
本名での最初のデビューでは辛い経験をしてしまった夏木マリさんでしたが、21歳のとき、前のレコード会社の別のディレクターから、再デビューを勧められます。そして「絹の靴下」「お手やわらかに」「夏のせいかしら」の3曲が大ヒット!夏木マリの名前は一気に知られるところとなります。しかしながら、今度は隊長を崩してしまい、いい時間は長くは続きませんでした。
キャバレー回りの仕事を再開した夏木さんでしたが、それをきっかけに今度は演じることとの出会いを果たします。

1月7日≪木≫:「愛のフランス人宣言」とパートナー・斉藤ノブさん
高校卒業以来、常に駆けつづけてきた夏木マリさん。30歳代・40代は仕事中心に過ぎて行きましたが、昨年の秋、突如「愛のフランス人宣言」を公言します。それまでの夏木さんの人生で欠けていた「愛」のために生きる宣言だそうで、土曜日と日曜日は必ず休むことにしたそうです。
その甲斐あってか、夏木さんは、ご自身のバンドのメンバーでもあった斉藤ノブさんと結婚することに。
今日は、夏木マリさんの恋愛観、結婚観について、じっくりお話を伺います。

1月8日≪金≫:現在の夏木マリさん
夏木マリさんは現在、自主プロデュースの公演「印象派」を通じて、自分の考えを表現して行くコンセプチュアルな公演活動をしています。また、音楽では3年前に立ち上げたバンド「ジビエ・ド・マリ」を舞台に歌うことを楽しんでいます。さらにエチオピアの子供たちと働く人を支援する活動「ワン・オブ・ラブ」も動き出し、アーティストとして充実した活動を広げています。
最終日の今日は、夏木マリさんの今、そして今後についてお話を伺います。

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<夏木マリ>
1971年、本名で「小さな恋」で歌手デビュー。この時制作されたビデオクリップは、日本で最初のプロモーションビデオと言われる。1973年に「夏木マリ」として再デビュー。「絹の靴下」が大ヒットする。
1993年、企画から構成、演出、出演まで全てを手がける舞台表現『印象派』を発表。以降、現在までに80以上のステージを重ね、国内はもとよりドイツ、フランス、イギリス、ポーランドでも公演を行い、高い評価を得る。
2001年、『千と千尋の神隠し』で老魔女「湯婆婆」の声優を務め話題に。
エチオピアの子どもたちと働く人を活動「ワン・オブ・ラブ」にも取り組んでいる。

投稿者 joqr : 2010年01月03日 16:30

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