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2008年11月06日

今回は『高級ホテルのバー』

麻生総理がよく行くという、老舗ホテルである
『ホテルオークラのバー』に。

IMGP0487.JPG
(この格好でも、温かく迎え入れてくれました)

まず、インターネットで検索。

この時点で『ホテルニューオークラ』と思い込んでいる清水。

すぐに検索エンジンから「『ホテルオークラ』か、
『ホテルニューオータニ』じゃありませんか?」と、
親切な訂正が入る。

地下鉄虎ノ門駅から徒歩。

徒歩で行くのはオレぐらいだろう。

普通は車だ。

アメリカ大使館脇のおまわりさんに、
「ご苦労さま、ご苦労さま。え、オレ?
ホテルオークラ。・・・え?常連、常連」

一人、勝手に見栄と虚勢を張りながら、
ことさらに胸を張って坂を上がっていく。

「なめられちゃいけない」

1人前2000~3000円の大衆居酒屋が
テリトリーの清水にとって、
「高級ホテルのバーで飲む!」ということは、
それだけで一つの戦い。

存在をかけた幻魔大戦だ。

ホテル玄関のベルボーイに、
「時にはホテルのバーで飲みたくってね」と、
クドクドしく言い訳する清水。

ロビーを通り過ぎ、バーに入る。

「いらっしゃいませ」

バンドTシャツに破れジーンズなのに・・・

40過ぎてどんな格好してても気にしない流石の清水も、
琥珀色の灯がともる店内で、
これほど見かけを気にしたことはない。

「一杯飲んだらすぐ出よう」

カウンターで固まる清水に、
「なにお飲みになりますか?」と、バーテンダー。

すかさず、「メニューください」

自分でも聞いたことのない、フランク永井以上の低音ボイス。

仕事でも滅多に使わない音域。

もはやAMラジオじゃない、FMの声だ。

なめられちゃいけない・・・

少しでも自分を高く見せるために声を低くする。

メニューに載ってる価格は、3000円、2000円・・・
オイオイ・・・ビールが一杯¥998!・・・これしかない。

「ビール・・・そして、チェイサー」

ビールにチェイサーって・・・

ところが、「かしこまりました」

普通にソフトな対応。

さすがは、『ホテルオークラのバー』

懐の深さは、まるで漆黒の闇の如しだ(意味不明)。

・・・果たして清水の、そして、
『ホテルオークラ』の運命は!?

・・・カミングスーン!!

投稿者 ごぜんさまスタッフ : 2008年11月06日 11:51

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