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2008年10月29日

日本の匠

ゲスト:甲冑作りの匠 加藤一冑さん

加藤一冑(かとう いっちゅう)さんは、東京都北区生まれの75歳。五月節句飾りの鎧兜を作る甲冑師(かっちゅうし)だったお父様の跡を継ぎ、二代目として、およそ60年、甲冑づくりの道を歩まれてこられました。加藤さんは、五月節句飾りの製造のかたわら、国宝や重要文化財となっている甲冑の修理やレプリカ製造に携わり、神社、お寺、美術館などの仕事も、数多く手がけられています。昭和62年には、東京都知事より、伝統工芸士の指定を受け、数少ない甲冑作りの名工として、広く知られています。

甲冑の復元で、いちばん大切なことは時代考証能力。兜の模様ひとつでも時代で違い、工具での彫りの具合もまったく違うそうです。
加藤さんの好きな甲冑は、平安時代のもの。兵器の特色を持って、かつ工芸的なもの。兵器としての機能的な美しさ、それが魅力的なんだそうです。
そんな名人が手がける国宝級の甲冑のレプリカは、一級品になると、なんと2千万円から3千万円もするそうです。

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投稿者 ごぜんさまスタッフ : 2008年10月29日 11:55

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