今夜のマリーンズ

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2008年05月31日

エースの投球

ようやく勝った。開幕投手小林宏が「ホッとした」という2ヶ月ぶりの2勝目。
今日は立ち上がりから違った。
開幕戦以来の里崎とのバッテリーに「今までやってきているので投げやすい」と話すとおり、
立ち上がりからテンポもコントロールも良く、1回はあっという間に3者凡退。
その裏味方に6点取ってもらうと「打線は点を取ってくれるけど、ピッチャーが打たれすぎ。
自分自身打たれていたので」と言うように、意識が強すぎたのか、
先頭村田にツーベースを打たれ、エラーもあってピンチを広げるが、
ここからがエースのピッチング。
吉村をファーストファウルフライに取ると、ビグビーを注文通りのショートゴロゲッツー。
これで流れに乗ると、調子も「徐々に良くなった」と8回6安打1失点。
試合中に里崎から「フォークを投げるときにちょっとつっこんでると言われたので修正して投げた」と
バッテリーのコンビネーションもバッチリ。
雨がひどくなった8回に先頭石井琢にフォアボールを出しても、
雨など気にせずこの試合2つめの併殺打であっさり流れを断ち切る。
それでも「8回の先頭バッターに良くないフォアボールの出し方しちゃったし、ボールも抜け出した」と
今季初完投勝利を逃した理由を分析して反省。
ただ、「あのフォアボール以外は良かった」と全体的には納得のピッチング。
「でも、まだ自分の借金が4つあるので、早く返したい。今日の勝ちをきっかけにしたい」と
イケメンを引き締めていた。
                                            【上野 智広】

投稿者 文化放送スポーツ部 : 19:16

2008年05月29日

がんばれ!清水直行

きのう、逆転でセ・リーグ首位のタイガースを破ったマリーンズは、
今夜も超満員の甲子園球場でタイガースと対戦しました。

その甲子園球場、最初に響いたのは、タイガースファンの悲鳴でした。

初回、ワンアウトから根元俊一のフォアボールと里崎のヒットで
一・三塁のチャンスをつかんだマリーンズは、
4番サブローがライトへ犠牲フライを打ち上げ、まずは1点を先制。
さらに今江のタイムリーツーベースが飛び出し、初回に2点を先制しました。

投げては、体調不良で中10日の登板となった先発の清水直行が、
1回、2回とタイガースを無得点に抑えました。

しかし、体調がまだ本調子でないのか?
3回に新井の2点タイムリーで同点とされると、5回には、味方のエラーも絡み
一挙5点を奪われ、勝ち越しを許したところで、根本朋久にマウンドを譲りました。

清水は、「調子はよくなかった。だけど、立ち上がりを落着いて投げられたことで、
それなりの投球をすることが出来た。
4回のピンチの場面は自分が抑えてカバーしないといけない場面だった。
ちょっと力んでしまったかもしれない。悔しい」 と話していました。

その後、6回に西岡の2点タイムリーで追い上げたマリーンズでしたが、その裏1点を返されると、
7回から、久保田、ウィリアムス、藤川のタイガース磐石の投手リレーの前に得点を奪うことができず、
8対4で惜しくも敗れてしまいました。

マリーンズ、次の試合は5月31日から、千葉マリンスタジアムに戻ってベイスターズ戦です。


投稿者 文化放送スポーツ部 : 22:17

2008年05月26日

緊急登板

広島市民球場でカープと対戦した今夜のマリーンズの先発は、
2004年以来、4年ぶりの先発となったベテラン小宮山悟投手!
でしたが、初回に2点を奪われると、その裏、回ってきた打席で代打を送られ、
1回でマウンドを降りてしまいました。

ローテーション通りに行けば、今日のマリーンズの先発は清水直行投手。
しかし、清水投手が体調不良を訴え、病院で点滴を打つなど静養に努めたための
小宮山悟投手、緊急登板でした。

2回からマウンドに上がったシコースキーは、ランナーを出しながらも、
4回まで広島に追加点を与えません。

一方、2回に今江選手の4号ソロで1点を返した打線は、続く3回、
怪我から復帰したばかりの里崎選手が3号ツーランを放ち、3対2と逆転しました。

その逆転ツーランを放った里崎は、「勝つために帰ってきた。
きのうはとても悔しい負け方だったので、きょうは勝利への強い執念をバットに込めている。
恥ずかしいプレーは出来ない。ファンには最高のプレーを提供するのがプロだと思う」
と熱く話してくれました。
さらに、マリーンズは4回にも相手のミスで1点を追加し、4対2とリードを広げましたが、
5回、広島に4点を奪われ逆転されると、6回にも2点を奪われてしまいます。

結局、広島市民球場、広島対ロッテは、8対4でロッテが敗れてしまいましたが、
里崎選手、サブロー選手が帰ってきました。

明日の1日ゆっくり休み、28日から甲子園球場に乗り込んで、
セ・リーグ首位のタイガーズを叩きましょう!

投稿者 文化放送スポーツ部 : 22:05

2008年05月21日

OBチラホラ巨人戦

ユニフォームが変わっても・・・守る場所がサードになっても・・・
やはりこの人にはマリンのダイヤモンドが似合います。

“あどけない仕事人”小坂誠。

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それにしても驚きました。
ロッテのチャンスでリリーフ・藤田宗一が告げられた時の反応は
巨人・クルーンの登場時を遥かに凌いでいたんですよ。

ブーイングですけどね。

でも、自由契約になった彼に浴びせるのはお門違いではないかなぁ、と思います。

だからこそ、満塁のピンチを無失点でしのいだ藤田が
3塁ベンチに戻りながらライトスタンドを振り返って一礼した光景は
かなり人間臭いドラマのワンシーンでした( ̄ー+ ̄)

ロッテ×巨人って、毎年、何となく面白いですね。

【斉藤一美】

投稿者 文化放送スポーツ部 : 23:04

2008年05月16日

大敗の中で

皆さんもご存じの通り、キャッチャー受難に泣くマリーンズ。
日本代表キャッチャー里崎は右肘痛、
その里崎に代わって今シーズンの序盤を支えた橋本は
楽天戦でフェルナンデスと激突して右足首をねんざ。
そして内野も守れるユーティリティープレーヤー田中雅彦はヘッドスライディングで右肋骨骨折と、
開幕捕手が3人とも現在はファームでリハビリ中。
その危機を6年目の金澤が1人で守ってきたが、今日は大敗ムードで5回でお役ご免。
途中から新里が、楽天時代の2005年以来、ロッテ移籍後初の1軍出場。
代わった直後の6回にオリックス打線に2点を追加されてしまうが、
9回に回ってきた今日2打席目、自身通算4打席目でレフト前にプロ初ヒット。
淡々と1塁をけった5年目27歳の記念すべき一打に、
バレンタイン監督は「勝ち試合ならなお良かったが」とちょっと残念そうだったが、
大敗で3連敗を喫したチームの中でわずかに見えた光明。
勢いと激しい正捕手争いが生まれてくるだろうか?

                       【上野 智広】

投稿者 文化放送スポーツ部 : 21:33

2008年05月15日

ううう・・・でもっ!!!

今日は成瀬に勝たせてあげたかった。
今日は勝って2位グループに近付きたかった。
今日は西岡を始め打線の頑張りを勝ちに結び付けたかった。
今日は絶対に負ける試合ではなかった。

・・・この2週間何か歯車が狂っている。

ルーキー唐川が勝つたびにそれをきっかけにして欲しいのに・・・

今はロッテファンにとっては悔しいことの連続だけど
まだ100試合近くあるし、
文化放送の東京ドーム放送席から正面に見える、
ロッテ応援団の声はとっても元気だった!

こんな素晴らしい応援ができるファン達がいる限り
絶対に上がってくるって!!

自分も学生時代ずっと応援部にいて
声の限り応援し続けたら良い結果になった思い出があります。

信じることです。
応援頑張りましょう!!!!

(一平)

投稿者 文化放送スポーツ部 : 23:39

2008年05月14日

小林宏之気合の150球!!

今夜も東京ドームでの日本ハム戦。

驚いたのは、東京ドームも札幌ドーム同様に揺れるということ!!
日本ハムファンはもちろん、
レフトスタンドのマリーンズが飛び跳ねて大声援をおくる度に
センターに設置されているカメラが大揺れでした。

そんな今夜も熱いマリーンズファンの声援の中、光ったのは小林宏之の好投!
開幕戦で右ふくらはぎがけいれんをおこし途中降板してから波に乗れなかった今シーズン。
きょうまで4連敗と苦しい登板が続いていましたが、
ダルビッシュとの投げあいになった今夜は、9回を投げて150球の熱投で1失点。
ピンチを迎えて相手打者を抑えるたびに、雄たけびをあげる気合十分の投球でした。

勝ち投手にはなることはできませんでしたが、試合後、小林宏之は、
「一球一球に気持ちを込めて投げた。
 ボールも低めに集まったし、まっすぐがよかった。150球を投げたが、そういう感覚はなかった。
 ダルビッシュとの投げあいは、独特の雰囲気があるし、負けたくない。
 投げ合っていて楽しかったし、自信になった。
 開幕してからここという場面で打たれていたので、集中していたし
 気持ちで負けないようにと思っていた。今夜の投球は、今後のきっかけになった」
 と話し手応えをつかんだ様子。
 
 唐川の好投が目立つマリーンズ投手陣ですが、
 やはり今年の開幕投手!小林宏之の巻き返しに大注目です!! 

                                           槙嶋 範彦


投稿者 文化放送スポーツ部 : 22:46

2008年05月13日

ボビーの喜び

日本ハム戦の練習前、携帯が鳴ってしまったバレンタイン監督を記者が囲んでいます。

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今日は58才の誕生日なのです。

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ケーキ・体脂肪計・日本語の教材として“えんぴつで奥の細道”を
プレゼントされていました。

でも、これこそが最高の贈り物です。

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いや~っ、確かにいいピッチャーだわ、唐川。

【斉藤一美】

投稿者 文化放送スポーツ部 : 22:34

2008年05月09日

投げなくても、今や話題の中心

GW9連戦、1勝8敗。何か大変そう・・・。
逆に、この白星が高卒ルーキー・唐川侑己の完投ってところが凄いですけどね。

で、快進撃を続ける18才の少年に
彼の名字にひっかけた、唐揚げの差し入れが届きました。

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奥から、ボール・ユニフォーム・グラブ(≧∀≦)
さすがに本人も笑いが込み上げてきたようで。

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では、味見。
さすが食べ盛り。美味しそうに頬張っています。

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今夜の楽天戦は、あの野村監督が『会心のゲーム』と絶賛するほどだったので
試合内容には触れない方がいいですね(^_^;))))))

ちなみに明日の先発は・・・

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・・・です。【斉藤一美】                           


投稿者 文化放送スポーツ部 : 23:55

2008年05月07日

まさかのサヨナラ負け…

今夜のマリーンズはビジター・京セラドーム大阪でオリックスと対戦。
ここ3戦で合わせて4点しか取れていなかった不調気味の打線が今日は爆発しました。

1点ビハインドで迎えた3回の表、先頭打者の今江がヒットで出塁すると
続く、1番の西岡がレフト線にタイムリーツーベースを放ち、同点に。

続く4回に一気にたたみかけます。

ノーアウトからデッドボールで出塁した大松が根元のタイムリーツーベースで
勝ち越しのホームを踏むと、今江、西岡の連続タイムリーでこの回3点を挙げます。

さらに6回には「地元・関西でバットの感触を取り戻しつつある」とご機嫌な今江がこの試合、
猛打賞となる2ランホームランを放ち、さらにオリックスを突き放し、6対2。

しかし、ここから悪夢が始まりました。

6回まで何とか2点に抑えていたマリーンズ先発・渡辺俊介が7回に1点を失ってなおピンチ。
ここで後を受けた根本がさらに2点を失ってついに同点に追いつかれてしまいます。

そして、6対6のまま延長に入った10回の裏。
5番手の荻野が力尽き、サヨナラ負け。

4連敗で最下位オリックスに2ゲーム差まで詰められてしまいました。

投稿者 文化放送スポーツ部 : 22:45

2008年05月03日

か~らっかわ!!か~らっかわ!!か~らっかわ!!

明日の朝、きっと親分は「あっぱれ」って言ってくれるに違いない。
それだけすばらしかった。
そう、高卒ルーキーで2度目の先発になった唐川だ。
立ち上がりからまっすぐが走り、スピードガン表示は140キロ台前半だったのに、
好調ライオンズ打線のバットに当たらない。
早いテンポ、ゆったりとした足の上がりから、小さなテークバックで大きく腕を振るモーション。
追い込んでから高めのボール球の直球で空振りの三振を取ったかと思えば、
切れのいい変化球で当たりそこねの内野ゴロを打たせる緩急自在のピッチング。
ライオンズ打線はまさに的を絞れなかった。
そして9回2死からは「最後は三振で締めたい。ねらって取りました」
と今日10個目の三振を石井義から奪ってプロ初完投勝利。
しかも無四球で球団史上初の高卒ルーキープロ初登板から2連勝を挙げ、
「フォアボールを出さないのが自分の本来の投球。できて一番良かった」と胸を張る。
お父さんが成田山新勝寺の職員で、成田高校の出身。
高校時代慣れ親しんだ千葉マリンでの先発に「是非勝ちたかった」と語る19番は
「福岡で勝って、千葉で勝てなかったら千葉の方になんて言われるかわからない。
必死になって投げました」。とスタンドをわかせ、
いつまでも続く「唐川コール」に気持ちよさそうに応える姿は、
投球同様に、堂々として、それでいてすがすがしいさわやかさにあふれていた。
                                   【上野 智広】
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  満員御礼の後の親子キャッチボールは壮観

投稿者 文化放送スポーツ部 : 17:34

2008年05月02日

あすはいよいよ!

今夜は残念ながら、完封負けで、5連敗となってしまったマリーンズ・・・。

ちょっと元気のなさが気になりますが
あすは、いよいよ千葉マリンスタジアムに高卒ルーキー唐川投手が登場!
前回のソフトバンク戦では、日本プロ野球界で平成生まれ初勝利!
初登板初先発で初勝利を挙げた唐川投手。

きょう、登板を前に、取材に応えてくれました。
大勢の記者に囲まれながらも、笑顔で、そしてひとつひとつの
質問に丁寧にういういしく答えてくれました。

以下は、記者からの主な質問と唐川投手の話しです。

Q初勝利からの一週間について
A普通に自分のペースで登板に向けて調整してきました。
 疲れもなく、特別なことはしていません。
 前回よりもリラックスしてあしたにのぞむことができます。 

Q今回の登板の課題
Aまっすぐの精度。まっすぐがよくなれば、スライダー、カーブ、チェンジアップも
 よくなると思います。

Qライオンズ打線について
Aプロでは簡単に長打がでるので気をつけなければいけませんが、やることは変わりません。

Qチーム状態が悪い中での登板になるが
Aチームの状態がよくない中で、勝てれば、プラスになるし、自分も乗っていけると思う。

Q地元、出身地の千葉での初登板になりますが
A家族、中学高校の同級生が応援にくることもあり、地元で投げるので
 勝ちたいという気持ちはあります。

と話した唐川投手。きょうの雰囲気をみている限り、プレッシャーなどは
感じているように見えませんでしたが、果たして
好調ライオンズ打線を相手にどんなピッチングを見せるのか!?
そしてチームの連敗を止めることはできるのか!?

あすのゲーム、マリーンズファンはもちろん、プロ野球ファン注目のゲームになりそうです。
 
                                                槙嶋 範彦

投稿者 文化放送スポーツ部 : 22:25

2008年05月01日

悔しいけど こんなときもあるさ!

ちょっと今日は攻撃が空回りしてしまいました。
しかし最終回唯一の1点が、ズレータのサードゴロのベースに当たってのタイムリー!
このツキを次に繋げましょう!

こんな悔しいときはマリンスタジアムの美味しいものを食べるのだ!!

フードコーナーにはたくさんあるよ!
僕は試合前、芋豚カレーを食べました。
お袋の味って感じで旨かったぁ~~
千葉マリン4.jpg
千葉マリン2.jpg

試合が終わって悔しかったから帰ってから食べようと買っておいた焼きそばを食べてしまった。
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旨かったぁ~~~

皆さんもマリンスタジアムに来たら美味しいものを探してください!!

今日のマリーンズレポーター 一平でした。

投稿者 文化放送スポーツ部 : 21:34