今夜のマリーンズ

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2014年07月30日

デスパイネ!

デスパイネのデビュー戦!
豪快なスイングのバッティングも今後楽しみですが
走塁が印象に残りました。

初打席でセンターフライを相手が見失う間に三塁を陥れましたが
とにかく全力疾走!
三塁キャンバスをオーバーランしてホームを伺うようなアグレッシブさ。
さらには、浅いレフトへの犠牲フライで果敢にホーム突入!
短距離走者のような力強さで華麗なスライディングでホームイン。

身体は大きいですが、能力の高さを感じました。

あとは伊東監督も「日本の変化球と相手の配球というこれまでみたことがない野球を
体感するだろう」と話していましたが、環境も含めて対応できるかどうか・・・。

ただ常に全力というスタイルは魅力十分!
今後のデスパイネから目が離せません。
                             槙嶋

投稿者 文化放送スポーツ部 : 12:31

2014年07月26日

デスパイネ貫禄のフリー打撃 キューバで急場をしのげるか!?

22スイング中7本のフェンスオーバー。
そのうち3本はレフトスタンドでワンバウンドした後、西武ドームの外周通路に飛び出した。


セぺダ、グリエルに続くキューバ第3の至宝の登場に色めきだつ報道陣、チーム関係者、スタンドのネットにしがみつくファンの前で、堂々のお披露目だった。

僕の隣で見ていた松本編成統括は、「あれ、アップシューズですよ。スパイク履いたらもっと行きますよ」と手ごたえありの表情を浮かべた。

伊東監督は、「昔ツインズにいたカービー・パケットに似ているね。小柄でずんぐりむっくりだけどフォローが大きくて長打が期待できる。」と語り

29日の日ハム戦でのデビューを睨んでいるようだ。

報道陣からの質問に答える28歳の目には、国の威信を背負って来たことを十分にうかがわせる強い光があった。

「寿司も大丈夫。飛行機も問題なし。クルーズが日本の生活について教えてくれている。チームメイトも歓迎してくれている。」

4年前にデスパイネは、キューバ代表として大学日本代表と神宮球場で戦っている。
その試合で、この日の勝利投手藤岡から「エグイ、ホームラン」をレフトスタンド上段に放っているが、
日本側は、鈴木大地が3ランを放ち追い上げたのをはじめ、キャプテン伊志嶺、リリーフに中後、捕手小池、おまけにアジャ井上と6人もの現マリンズ戦士が名を連ねている。

「あの試合」をネタにデスパイネがチームにいち早く溶け込むことは間違いない。

あとは、実力を発揮できるかどうか。発揮できればマリンズだけでなく、球界全体のBIG NEWSとなりうる素材だ。

残り56試合。
3位日ハムとは現在4ゲーム差をつけられている。

キューバで急場がしのげるか、とってもとっても、とっても楽しみで仕方ない。

            かわのをとや

投稿者 文化放送スポーツ部 : 07:54

2014年07月16日

後半戦の楽しみ

7月15日のホークス戦は、粘りに粘って12回引き分け。
9回には、ベテラン福浦選手の同点タイムリーもあり
ベテランの勝負強さを見せてくれました。

そして今後の楽しみは、キューバの主力打者デスパイネ選手の加入です。
伊東監督も「チームには長打力が欠け、軸が不在。そこにはまって
くれればいい。一日も早く合流してほしい」と期待していました。

キューバはこの時期オフシーズンのため、どれくらい調整が必要なのか
伊東監督は気にしていましたが、チームにどんな刺激をあたえてくれるのか
本当に楽しみです。
                         槙嶋

投稿者 文化放送スポーツ部 : 14:11

2014年07月11日

6連敗脱出、驚異の5点差大逆転!『まだ生きてるぞーー!』

猛威を振るう台風8号の予報に翻弄される中、試合は始まった。

立ち上がりの投球に、信頼を置かれていたはずの先発大嶺だったが、初回、先頭打者を伏兵ランサムの満塁ホームランを含む、よもやの5失点。

ヨーイ、ドンで7連敗を宣告されたかのような展開となったが、それでもこの日のマリンズは、

「最初から負ける気がしなかった。だってこんだけヤラれてたら、もう開き直るしかないでしょう」(伊東監督)

 だったそうだ。

確かに声は出ていた。そして必ず嵐を起こそうと、一人一人が『繋ぎ』に徹した。

3回表、先頭の鈴木大地が右中間を破り2塁に到達すると、ここから今江、金沢、加藤、角中、井口と6者連続ヒット!

まさに怒涛の攻撃で4点を奪い返すと、井口が「これが打線だ!」とベンチで吠える。

すると4回表、またも大地がチャンスメイク。それに好調加藤がタイムリーで応え、ついに同点に追いついた。

しかし、勢いのあるライオンズは5回の裏、1点を加え、再び突き放す。

しかし、しかし、7回表、頼れるベテラン井口が、再び2点タイムリーを弾き返し、再逆転!

益田の2イニングパーフェクト。大谷のキレキレホールド。9回、西野も最後の打者、栗山のセンター大飛球にヒヤッとしたものの、見事3人で打ち取りゲームセット。

7-6

連敗中、表情を失っていたベンチとフィールドに笑顔の花が咲きほころんだ。

1夜にして4位奪回。マリンズはまだ死んではいなかった。

大逆転勝利の試合を振り返る伊東監督は上気し、このチームと、自らにまだ多くの可能性が残っていることが確認できたようだった。

台風接近の中、足を運び、声を枯らした、ライトスタンドのマリサポの貢献度も忘れてはならない。

       かわのをとや


投稿者 文化放送スポーツ部 : 08:18

2014年07月10日

連夜の逆転敗戦 6連敗 そして5位

「たまには、序盤から大量得点してもらって、ゆったり試合を見たいなあ。」

と試合前、苦笑いの堀打撃コーチは語った。

言った通りの展開に持ち込みかけた。
マリンズは初回2死から3四球をもらいクルーズが2点タイムリー。
2回にもまた2死から、加藤がタイムリーを放ち3点目。

これまで何度も聞いた、「序盤のチャンスで一本出てれば、、」 「チャンスは作るが、あと一本が、、」
のパターンを吹き飛ばす絶好の機会のはずだったが、その裏、この日の先発唐川は、前回今季初勝利を挙げたホークス戦で効果的だった変化球が、この日は全く通用せず、5失点と今宵も逆点を許してしまう。

チームの勢いの差は歴然。この時点で4位と5位が入れ替わってしまった感を受けた。

指揮官も「連夜の逆転のダメージは大きいが、立て直すのは自分の仕事、自ら切り開いていくしかない」と前を向いた。

その後開かれた緊急ミーティングで、ナインに明日からの奮起を促した。

                  かわのをとや


投稿者 文化放送スポーツ部 : 07:39

2014年07月09日

肉迫。。。田辺代行西武が追ってきた!

4-5

伊東監督自ら「落ちるところまで落ちた」といったマリンズに、田辺監督代行に代わり、徐々に調子を上げてきたライオンズが僅か0、5ゲーム差までくらいついてきた。

確か、8ゲームあったはずだが、、、。

前日のミーティングで、「ここからは開き直っていこう」と臨んだ試合は、3-3で延長戦に突入。
12回表、やっと福浦の気迫のタイムリーで突き放し、連敗を4で脱出するかに見えたが、今はライオンズの勢いの方が上回るのだろうか、12回の裏、ロサが渡辺直人に逆転のサヨナラヒットを浴びてしまった。

ライオンズナインから、正座で祝い水を受ける渡辺を尻目に、ベンチに引き揚げるマリンズナインの足取りは重く、伊東監督の口からどんな思いが絞り出されるのかと心配したが、指揮官の表情はは意外にもサバサバとしたもので、

「なかなか勝てないが、これも試練と受け止める。しかし、大分粘りが出てきた。近いうちに状態が上がってくるでしょう。」

と、光明を見出したようだった。

ルーキー石川の好投。ミーティングで徹底させた積極的な打撃。そして、勝負所でのベテランの働き。

明日につながるものは見せてくれた。

明日は、前回東京ドームでホークス打線相手に好投を繰り広げた唐川。
今季初勝利を自信に、何とか4位を死守してもらいたい。

改めて順位表を見ると、パは昨年の1位が今年の6位。2位が5位。3位が4位と綺麗にひっくり返ってるんだよなあ。

いやいや、野球は分からない。野球は深い。

                     かわのをとや

投稿者 文化放送スポーツ部 : 09:52