2006年02月13日

宮崎にて、嵐の日々。

1週間のごぶさたです。

ブログを始めて3ヶ月。
最も長いブランクとなってしまいました。
プロ野球・スプリングキャンプの取材で、宮崎に行かせてもらい
頭の中はすっかり野球一色に染まっています。
あと・・・・・・・・・・
何か色々ありすぎて、息つくヒマもない4泊5日だったのです。
全ての状況を思い出しながら文章を考えていると
徹夜で丸2日はかかるので、箇条書きで勘弁して下さい。

まず、宮崎入りした日が、最大瞬間風速30メートル超。
何と2月の現地観測記録。いわゆる霧島おろし。
グラウンドの土が目・鼻・口・耳の中に入り込んだ。
今思うと、この時に“嵐の予感”を感じてもよかったかも。

深夜、ホテルの部屋で、ブログを携帯で更新しようとして
長いことキーを打ちまくっていたら【充電切れ】のサイン。
コンセントに差し込んで更新を続けると、突然、画面が真っ暗に。
それから電源ボタンを何度押しても、復活、せず。
携帯、故障。

朝、車で日南市の携帯ショップへ。
化粧は今風で、バリバリ宮崎訛りの若い店員(今井メロ似)から通告。
「故障ですぅ。電話帳データをバックアップしてあればぁ
 機種変更だけで今から使えますけどぉ」
バックアップなど、したことは、ない。
全アドレス、消滅。

翌日、モヤモヤした気分もスッキリするだろうと
西武ライオンズ・伊東監督の早朝ランニングのお供。
ふぅ、もうすぐゴールだ、と思った瞬間、転んだ。
右手と右ヒザを、激しく擦りむいた。
アスファルトは、痛い。非常に、痛い。

その日の夜は、西武から巨人にFA移籍した豊田投手との食事。
絶対行かなきゃ。
なのに、ちょっと寒気がする。そして、眠い。
泣く泣く、文化放送スタッフに欠席を告げて、ホテルで早寝。
どうやら、風邪のひき始め。

最終日。ホテルをチェックアウト。
しかし、ない。
やっぱり、ない
部屋にも大浴場にもどこにもない。
僕のメガネが見当たらない。
結局、紛失。冗談じゃな~い。

ちょっとだけ、ラッパー気取りです。
しかも、一昔前の。
話を戻します。

久しぶりに我が家の玄関前に立つ。
どんよりした気分は機内でも拭えなかった。
でも、息子の顔を見て、イヤなことなんかすぐ忘れてやる!と意気込む。

チャイムを押したら
パジャマ姿の彼が飛んでくるようにドアを開けてくれた。
こんな僕に抱きついて「お帰り、パパ!」だって。

あぁ もう携帯もメガネもいらない 擦り傷だって治らなくてもいい
・・・と息子を抱きしめて父親の幸せを満喫していたら

戻ってきたドアが、僕の右のオデコを直撃。

ここまでくると、もはや笑うしかなかった。
だって今回の出張って、マンガのワンシーンみたいなんだもん。
何をやってもまとわりついてくる、小さな不幸の数々。
別に立て続けでなくてもいいのにね。

そんなわけで、今週は
文字通りの『ヤボ用』や『事後処理』のオンパレード。
自分を盛り上げるのに必死です。

投稿者 斉藤一美 : 2006年02月13日 01:28

 

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