2009年11月10日

悲しくて当然

遅まきながら、映画【THIS IS IT】を観に行きました。
“スムース・クリミナル”のイントロで・・・

宿直!

・・・と合の手を叫べるくらい
マイケル・ジャクソンが身近だった方は必ずご覧下さい。
超一級品のドキュメントフィルムです。

天に召される直前まで繰り返し行なわれていた
世界ツアーのリハーサル映像を軸にあっという間の2時間弱。
歌の途中で何度も“ダメ出し”をして
スタッフに細かい指示を送る姿に僕は唸りっ放しでした。

客席が明るくなると、あちこちで
女性ファンが目元にハンカチをあてがっていたのも当然です。
7、8割ほどの力しか出していない
マイケルの立ち居振る舞いに魅了される分
全身全霊を込めて本番に臨むはずだったキング・オブ・ポップを
二度と拝めない現実が、否応なく迫ってくるのですから(/_・、)

そういう意味では、この世に遺された名曲の数々を聴くほどに
悲しくなる作品ともいえます。
でも、今なら行けば逢えるのです。
もう一度観るべきかどうか、真剣に悩んでいます(-_-;)

投稿者 斉藤一美 : 2009年11月10日 23:31

 

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