2009年01月29日

惚れた男の弱み

今、NHK【きよしとこの夜】を観終えて・・・

石野真子は
やっぱりカワイイなぁ(〃▽〃)

・・・と強く感じました。

彼女は何を隠そう、僕が初めて好きになったアイドルです。
小6の秋に♪ジュリーがライバル♪のイントロで
こちらに背中を向けて肩をくねらせる振り付けをしていたあたりから
妙に気になり始めました。

それからというもの、思いは募る一方で
名DJ・小川哲哉が浴びせるゲストへのタメグチと
アクの強い曲紹介が出色だった【全日本歌謡~ぉ選抜】で
次のシングル♪春ラ!ラ!ラ!♪が
第10位に入った時は本当に嬉しくて
日曜の午後3時半過ぎ、ラジオの前で一人大騒ぎしたものです。

長渕剛と結婚することを知った中1の朝は、あまりのショックで
通学路がやたらと長く感じたことはどうしても忘れられません。
以来、石野真子をTVで見かけるたびに
その日のドンヨリとした灰色の空を思い出してしまいます。
たぶん、彼女の出番が
2時間ドラマの犯人役ばかりだったことも
知らず知らずのうちに僕の気持ちを暗くしていたのかもしれません。

ところが、今夜は晴々とした気持ちでした。
石野真子が、嬉しそうに歌っていたからです。
やっぱり歌手として名を成した方は、何才になっても
歌う姿が一番魅力的ということなのでしょう。
カセットテープが擦り切れるほどベストアルバムを聴いたおかげで
♪狼なんか怖くない♪は、30年以上経った今でもソラで歌えました。
デュエットしていたベッキーが羨ましくててしょうがなかったです。
吉田拓郎が生み出したキャッチーなメロディーは、口ずさむだけで
子供の頃のような無邪気な気分に僕を変えてくれました。
加えて、阿久悠さんのおかげで
大学生になってから【カサブランカ】を観た時に・・・

『キスの時に鼻が邪魔だ』っていう
あの歌詞は
この映画のことだったのか
Σ( ̄□ ̄)!

・・・と謎解きの面白さも味わった経験まで鮮明に甦ってきたほどです。

それにしても、ほんのちょっと心のヒダを刺激されただけで
色々な風景や感情が一気に噴き出して来たのには驚きました
“惚れた男の弱み”ってヤツですね( ̄ー+ ̄)

投稿者 斉藤一美 : 2009年01月29日 23:54

 

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