2009年01月07日

僕が僕であるために

ふ~っ。
3週間ぶりにこのブログを開いてみたら
随分とホコリをかぶった本を目にしたような気分でした。

新年あけまして
おめでとうございます<(_ _)>

ご無沙汰するつもりは毛頭なかったのに
前回の更新を終えてから
もう、箱根駅伝以外のことは考えたくなくなってしまいました。

実は、その少し前からも
【風のガーデン】やら【流星の絆】やら【SCANDAL】といった連ドラを
“録るだけで観ない”の積み重ねでした。
唯一【イノセント・ラブ】だけは、毎週欠かさずチェックしましたが
話の展開が滞っていた部分は
大好きな堀北真樹がどんなに出ていようが
早送りせざるをえないほど、少しずつ時間に追われるようになり
ついに、本番の1週間前には
お笑い番組の存在そのものに対して憎悪の炎を燃やすほど
完全にテンパってしまったのです(ノ-"-)ノ~┻━┻

アナウンサーの仕事に就いて19年目。
まさか、ここまで人間味を失うとは夢にも思いませんでした。

受験勉強で精神的に追い込まれた時を救ってくれて
人にけなされて落ち込んだ時には元気をもらい
温かい家族団欒のひとときをさらに楽しい時間にしてくれた
言わば“恩人”のようなTVのお笑い番組に
お門違いの疎ましさを覚えてしまうなんて・・・・・・・・・

こんな僕は、僕ではありません(-_-;)

箱根駅伝は、ご存知の通り凄まじい展開となり
往路の総合実況を任された者として
得難い経験を積ませていただきました。
ただし、お笑い番組が最も面白くなる年末に
こんな辛い日々を送るなんて、もう二度と御免です。
本番直前に心置きなく笑うためにも
僕は、次の箱根駅伝に向けて1年がかりで準備を進めることを決意して
もう動き始めています ≡≡≡ヘ( --)ノ
これでは関東の大学の陸上部員と何ら変わりませんが
結局、僕も“箱根の住人”になってしまったのです。

去年の箱根の打上げの席で
僕の進むべき道を秘かに示してくれた会社の先輩からは
今年の同じ席で、こんなことを指摘されました。

一美は、自分が持っている
“言葉の力”をもっと理解しろ。
お前が思っているよりも、相当強いんだぞ。
ここぞ、というところでバンッ!と喋ってくれるだけで
聴いている方は十分満足している。
なのに、それを遥かに超えるくらい
ガンガン喋っちゃうから
胸ヤケしちゃうんだよなぁ。

あまりにもハッキリと言い過ぎだと思いませんか?
でも、僕は根がバカだから
言われないと一生気づかないことも多いんですよ。
この先輩のおかげで、1年間かけてゆっくりと喋れるようになったので
彼の忌憚のない意見を頭の片隅に置きながら
2009年を過ごしていくつもりです。

皆様にとって実り多き日々が訪れますように!
今年もどうぞよろしくお願いいたしますヾ(´ω`=´ω`)ノ

投稿者 斉藤一美 : 2009年01月07日 20:35

 

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