2008年07月21日

胸騒ぎの理由

蒼井優さんは押しも押されぬ素晴らしい女優ですが
彼女の容姿も去ることながら
初めて名前を見た瞬間、何となく胸騒ぎがしたのを覚えています。
その理由に、今日、本屋で
文庫本を物色していて初めて気がつきました。

山口百恵・著『蒼い時』を見つけてしまったのです。

新聞を何となく読むようになった中2の春。
週刊誌の広告に“友和との初体験を赤裸々に告白!”みたいな
見出しがデカデカと載っていて・・・

初体験?そういえば弓月光のマンガのタイトルにあったよなぁ。
そんなに重い意味があるのか?

・・・と疑問を感じて、いざ辞書で調べてみたら赤面(-.-;)!という
ウブな自分を無意識に思い出してしまうキーワードだったのですよ。

で、ページを繰ってみると、あまりにハードボイルドな文体にビックリ!
奥付を見ても・・・

1981年4月25日 第1刷
2008年7月13日 第58刷

・・・という具合に、もはや大スターの単なる自伝に収まりきらない
堂々たる名作なんですね。
この本をプロデュースした残間里江子さんの力量にも脱帽しました。
1行読み進めるごとにドキドキする本と、久々に出会った気分です。

今夜は珍しくグラッパなんか飲んで
酔っ払っていますが~~(m´Д`)m ~~
もう少し『蒼い時』を読んでから寝ることにしますわ。

投稿者 斉藤一美 : 2008年07月21日 23:51

 

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