2007年05月24日

<ボログ その22>運慶の作品に首ったけ

僕は、野球人としても一人の男としても
西武ライオンズ・石井貴投手の大ファンです。

今から8年前、当時の杉本正ピッチングコーチが・・

『マウンドからキャッチャーのサインを見る時
 腰に両手を置いていたら、アイツが調子の良い証拠。
 これが片方の時は危険信号なんだよね』

・・と教えて下さったので、彼の動作を注意深く観察していくうちに・・

「両の腰に手をやって、険しい表情で伊東のサインを見やる姿は
 さながら“投げる金剛力士像”です」

・・と口走ったら、意外と各方面でウケが良く
いまだにライオンズナイターの実況で使わせていただいております。

この金剛力士像を作ったのは、仏師・運慶。
彼の真作(=本物の作品)が神奈川県の称名寺で見つかり
春から一般公開され、話題になっているのをご存知ですか?

今回のボイス・ブログ(略してボログ)は
運慶・作【大威徳明王坐像】を拝んできました、というお話です。

いや、ホントに凄かった。お時間があればお聴き下さい。
なお、本編の中では
「座っている」ことを表現するとはいえ、耳になじみにくい
【坐(ざ)】の字を除いて【大威徳明王像】と表現しております。
ご了承下さればありがたいです(`_´)ゞ

(9分19秒)

当然、撮影禁止なので写真はありません。
興味がおありのようなら
以下のウェブでその雄姿をご確認いただけますか?

神奈川県立金沢文庫

京都国立博物館≫←“完全体”の見本としてご覧下さい

投稿者 joqr : 2007年05月24日 23:07

 

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