2006年09月23日

君は岸を見たか

ラッキー7直前のジェット風船。
プロ野球応援には欠かせないアイテムです。
このようにウチの息子は“青”しか飛ばしません。

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飛ばせば、しぼんでヒュ~ッと落ちるのは当然のこと。
落ち損ねた風船がバックネットに引っかかって
宙ぶらりんのまま試合再開・・なんてことは間々あります。
でも、次の日はキレイさっぱりなくなっているので
あの高いところに残されたヤツはどうやって取ったんだろう?
というのがここ10年来の疑問でした。

金曜日の仙台遠征。
楽天のホーム・フルキャストスタジアム宮城でのゲーム後に
この疑問がついに解けたのです!
そりゃ、こうするしかないですよね。

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先っちょのフックした部分で、次々と風船を外す光景に納得。
【高枝切りバサミ】のようなモノだろうとは予想していましたが
実際に見たのは初めてだったので、かなり嬉しかったです。

やはり、何でも大切なのは『見る』ことです。
ここまで来たら見てから帰るか、と思い直し
翌朝、帰京前に東北福祉大学のグラウンドへ寄って来ました。

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大魔神・佐々木も、アニキ・金本も、和田ベンちゃんも
ここで汗を流し巣立っていった、由緒ある立派な球場です。
3塁側・東北学院大学。1塁側・東北福祉大学。
仙台六大学リーグの天王山・全勝対決が始まります。
東北福祉大の《礼!》の角度が美しいことこの上ありません。
規律、厳しそうですね。よっ、伝統校!

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片や、自由な空気が漂う東北学院大。
応援団長もよく見ると女性でした。

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この“型にとらわれない雰囲気”の中で野球がやりたいと願った
天才エースを、一目見ようと足を伸ばしました。

東北学院大・岸孝之(きし・たかゆき)投手です!

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11月の大学・社会人ドラフトで、彼は
我らが西武ライオンズへの入団を希望している、という
まことしやかな情報が巷に流れています。

そんなに凄いのか?
いや、ホントに凄い。

ボールは低めにビッシビシ決まるほどコントロール抜群。
スライダー・チェンジアップともに切れ味最高。
ストレートは常に140㌔台後半を計測。
投げるための筋肉だけしかないようなスレンダーボディー。
その体をムダなく使う、流麗で美しいフォーム。
まさに投手になるために生まれてきたような男です。
そして、どう見ても、イケメン
延長11回・完投勝利を収めた瞬間のガッツポーズは
見事なほど絵になっていました。
どの球団に行っても、間違いなくスター候補です。

来てくれないかなぁ、ライオンズに・・・。
白と青のユニフォーム、背番号18、どちらも似合ってるし。
ただ、空いてなければこの番号はつけられないもんなぁ。
あ~あ、まさか西武の№18って
このオフで本当に空き番号になっちゃうのかなぁ・・・・・・・。

“世界へ羽ばたく日本一の剛腕”松坂大輔の
レギュラーシーズン最終登板は26日(火)のロッテ戦が濃厚です。
岸も凄いが、松坂の凄味は段違い。もはや規格外です。
3強大混戦の中、必ずやチームを1位に導いてくれるでしょう。
当日は、彼の試合を「見る」だけでなく
「喋る」喜びを噛みしめながら叫び続けます!

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投稿者 斉藤一美 : 2006年09月23日 23:27

 

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