2006年01月30日

ボログ その4〈マラソンの沿道整理〉

歩道から車道に出てきそうなお客さんに毅然とした態度で
「レースの妨げになります!!!」と一喝しながら
体を張って選手を守る姿をTVで見るたび
一度、やってみたいと憧れていたんです。

“マラソンの沿道整理のボランティア”ってヤツに。

【サンデースポーツパラダイス・てっぺん】の放送を控えた
1月最後の日曜日。
さすがに大阪国際女子マラソンのお手伝いはできません。
でも、お誂え向きに
文化放送の地元・新宿区が主催するレースがあったんです!

新宿シティハーフマラソン。

2ヶ月前、即、電話で申し込み
さりげな~く指折り数えてこの日を待ちました。

国立競技場をスタートして、トラックをほぼ一周。
以下、目印でルートをたどると・・・
 千駄ヶ谷門→神宮プール→東京体育館→ラーメンのホープ軒→
 ビクター・スタジオ→明治公園→日本青年館→神宮第2球場→
 神宮球場の外野側→軟式球場の噴水前→イチョウ並木→
 秩父宮ラグビー場・バックスタンド前〈折り返し〉→絵画館→
 JR信濃町駅→慶応病院→四谷三丁目→スーパーの丸正→
 サンミュージック→新宿御苑→総武線・千駄ヶ谷のガード→
 東京体育館
・・・というコースを3周後、国立競技場に戻れば21.0975km。

そこで、この外周コースを13分割して、1ブロックに大体15人。
約200人のボランティアが沿道整理に励んだ、というわけです。
僕の担当は第5ブロック。
慶応病院と四谷三丁目の間、左門町の辺りでした。

朝8時半、左門公園に全員集合。
「世の中の役に立ちたい」
「来年走るための下見のために」といった
やる気マンマンな方々でごった返し
遊具もない殺風景な小空間が
さながらエネルギッシュ広場と化しました。

『おはようございます!』『あーら、お久しぶりっ!元気だった?』

ざっと見渡した感じ、男女半々。しかも7割がリピーター。
僕なんか、若造もいいとこです。団塊パワー、あな恐ろしや・・。
こんな具合に気後れしていても
お揃いの青いスタッフジャンパーを配られると
何となくその気になるものですね。
上着を預けられなかったので
仕方なくダウンジャケットの上から着たら
上半身モコモコな男になってしまいました。イメージ映像です。

大まかな打ち合わせ後、徒歩2分で現場到着。
僕達15人は20m間隔で車道ギリギリに立ちました。
スタート10分前の午前9時5分。交通規制を敷く時間です。
外苑東通りのど真ん中に、デン!とパイロンを置きました。
先頭ランナーには、こんな風景が見えていたはず。
DSC00132.JPG

ここから先は喋ります!ボイス・ブログ(略してボログ)でーす。






牛、独走。
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バカ殿、ノリノリで「アイーン」。
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楽しみ、苦しみ、人それぞれです。
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スタッフジャンパーと引き換えに
幕の内弁当とお茶と、こんな記念品を頂きました。
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投稿者 斉藤一美 : 2006年01月30日 17:40

 

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