2006年01月28日

紅くて白い生サンウ

日本で、それこそ毎日のように開かれている
“韓流スターの来日記者会見”というものに行って来ました。

韓流ドラマは大好きです。
ただし『冬のソナタ』『美しき日々』『オールイン』
『宮廷女官・チャングムの誓い』と
見てきたものは全てNHK・地上波モノ。
だから、今BSで放映している『チェオクの剣』については
〈主演女優ハ・ジウォンが、最近、とある韓国企業の
 筆頭株主になったと発表したことで株価が5倍も上がったが
 実は彼女は株を持っていなかった疑いをかけられ刑事告発される
 株価操作スキャンダルがあった〉という暇ネタぐらいしか知りません。
例外で、かつて日テレの午前中にやっていた
『ホテリアー』と『サンドゥ、学校へ行こう!』(妙なタイトルですが
その意味を知ると悲しくなります)はチェックしていましたから
ほとんどのスターはカバーできていたはずでした。

この日の会見の主役は、クォン・サンウ。
間もなく日韓同時公開される『美しき野獣』のプロモーションです。
DSC00118.JPG
僕は、フジテレビ枠はノーマークだったことを初めて後悔しました。
だって、クォン・サンウのこと、よく知らないんだもん。
ウチの両親は『天国の階段』にハマっていたので
このブログを見た今夜にも
お前はいつかバチが当たるぞ、って電話してくるんでしょうけど。
でも、今をときめく超人気俳優ですから、一見の価値はあります。

しかし、主役は、来ませんでした。
朝まで韓国ロケをこなし、空路日本へ、という矢先に
「頭がクラクラして」出発を遅らせた、とのこと。
会見の最後に間に合うかどうか分からない、という発表がありました。
さすがに、皆ガッカリです。
DSC00119.JPG
でも、ダブル主演のユ・ジテとキム・ソンス監督が
丁寧に質問に答える姿は実に爽やかで
これだから韓流はオバサマに好かれるんだよな、と一人納得していたら
もう間もなく終わり、というところで
突然、司会の女性が絶叫したのです。

「皆さんにご報告があります!
 クォン・サンウさんが、たった今到着しました!!」

瞬間、会場が色めき立ち、悲鳴を上げる女性もいました。
まるで、一般の女性ファンが混じっているかのような雰囲気だったのには
さすがに面食らいました。

“生サンウ”を見て、最初に思ったことは・・・・・・・・・
唇が、きれいな紅色をしているということです。
あの時、大島の椿とクォン・サンウの唇、どっちが紅い?と訊かれれば
答えは、サンウの唇でした。
その分、肌はマイケル・ジャクソン並みに白かったのです。
だから、余計に紅色の唇が映えたのでしょう。
やはり疲労で顔色が悪かったのかな、とも思いますが
とにかく、本物のクォン・サンウは紅くて白くて
男の眼を通しても美しかったです。

写真撮影で、僕の前にいた女性が
いきなりクォン・サンウに向けてこのように親指を立てました。
DSC00129.JPG
理由を伺うと、この方は
「この映画が面白いと思ったら僕に向かって親指を立てて下さい、って
 クォン・サンウ氏のホームページに書いてあったんです~」
と得意顔で答えてくれたんです。


「チ」って描いてあると思ったのに。残念。

投稿者 斉藤一美 : 2006年01月28日 15:07

 

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