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2008年07月16日

小宮山へのどよめき

今夜のオリックス戦は序盤で９－１の楽勝ムード。
ところが一転、９－７まで追い上げられて
『ピッチャー・小宮山』のウグイスが聞こえてきました。

へぇ～、と思ったのはスタンドの反応です。
「やった！小宮山を見られる！」という歓声と
「え！ここで小宮山？」という驚きが１：１の割合で入り混じっていたのです。

なるほど、俗に言う“どよめき”とはこのように作られるのか・・と、僕は妙に納得しました。

よくよく思い返してみると、近年は、リードされている時に
『ピッチャー・小宮山』となった時の方が、マリンの歓声はより大きいような気がします。
ファンからこよなく愛されているけど、皆、正直です。

ただ、そんな周囲の空気は一切関係なし！
黙々と自分の仕事をこなす小宮山は、結局、勝利投手となりました。
これぞ、プロの鑑です。

【斉藤一美】

投稿者 文化放送スポーツ部 : 2008年07月16日 23:04