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2015年04月18日

涌井マリン連勝ならず

『3点目が取れそうで取れなかった。3点目が先に取れていれば違う展開になっていたと思う』

と、２－４で敗れた試合を伊東監督はこう振り返った。

信頼を寄せていたはずの先エース涌井の調子は今一つで、マリン特有のいつもの風とは反対方向の風にアジャストするのにも苦労していた。

好調の味方打線に先に2点の援護をもらいながら、３回に併殺の間に１点、４回には不調を囲っていたイ・デホに逆転２点タイムリーを許してしまった。

マリンズ打線も諦めず何度もチャンスを作るが、ことごとく阻んでくれたのがホークスショート今宮の好守備だった。

８回の同点チャンス、突風に煽られた打球に追いかけ決死のダイビングキャッチ。
９回の同点チャンスにも岡田の三遊間を完全に破ったかに見えた当たりに腕と体をいっぱいに伸ばし掴んだかと思えば、すかさず不利な体勢から三塁に好送球で間一髪フォースアウト。

どちらもミラクルなこれぞプロのプレー。いやプロの常識さえも超える今宮の身体能力とど根性のゴージャスな合わせ技だった。

今日はしょうがない。素直に今宮に天晴を贈るべきだと思う。

反対に相手ショートが今宮でなければ、十分に逆転劇が見られた試合だったと思う。

涌井よ、マリンズ戦士たちよ、下を向くことはない。２０１５年のゴールデンイヤーを叶えるため、この躍動を続けてくれ！！

そして今宮、今年のオフには『ＳＡＳＵＫＥ』に出てくれ。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　かわのをとや
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

投稿者 文化放送スポーツ部 : 2015年04月18日 07:35