今夜のマリーンズ

« 古巣に“強烈な”恩返し!! | メイン | 強いぞマリーンズ!! »

2010年06月02日

またもニューヒーロー誕生の予感

リーグ、交流戦ともに首位に立つマリーンズにまたも新たなヒーローだ。
投手陣の故障続き、大活躍の荻野貴に加え、早坂までもがけがに倒れた中、
球団史上初の育成枠から1軍に這い上がった男が、大きなチャンスを物にした。
2年目でプロ初スタメンの岡田幸文。
1点を勝ち越した2回にファーストゴロで1塁に残ると、すかさずプロ初盗塁。
4回には4連打で2点を追加した後、センターに5連打めとなる試合を決定づける
センター前タイムリーでプロ初安打初打点。
6回には3塁前への送りバントは失敗になってしまったものの、
その失敗を取り返すべく、すぐに今日2個目の盗塁成功。
そして西岡のタイムリー三塁打でプロ初得点と目立ちまくり。
守備でも、抜けたかという当たりにも勘のいいスタートと俊足であっさり追いつき
猛アピール。
しかもそれをすべて注目の集まる巨人戦でやってのけるのだから、
栃木に残して来た奥さんや娘さんも大喜びだっただろう。
細かいチームプレーはまだまだでも、それをすぐに取り返す足とがむしゃらさ。
これも、開幕当初の荻野貴とそっくりじゃないですか。
こちらもプロ初のお立ち台に立った岡田は
「僕でスイマセンって感じです」と初々しさを一瞬見せたものの、
その後は冷静に自分を振り返り、
最後は「チームが状態いいので、自分も乗っかっていいプレーをしていきたい」と
しっかりコメント。
25歳と西岡と同学年。日大には巨人の長野と同期入学も中退。
クラブチームを経て育成枠で入団した2年目の苦労人にこれからも目が離せない。

投稿者 文化放送スポーツ部 : 2010年06月02日 23:24

当WEBサイトの全てのコンテンツの著作権につきましては、文化放送に帰属します。
Copyrightc2007,Nippon Cultural Broadcasting Inc. All right reserved.
なお、当サイトに掲載しているコンテンツ(画像・テキスト)の再利用(再転載・配布など)は、禁止しています。