今夜のマリーンズ

« 試合、出来てよかったね! | メイン | ホームラン5発 大勝で3連勝!! »

2008年06月13日

流れというもの

昨夜のナイターはシーソーゲームの末、残念ながらマリーンズは負けてしまいました。

別のスポーツですが、バレーボールの試合を観ていると、
本当に何かのきっかけで試合の流れって変わるものだなってよく分りますよね。

バレーボールが一番それが分るスポーツだと思いますが、
今日の(もう昨夜)のマリーンズ対カープのゲームもそうでした。

1回の裏、マリーンズ素晴らしい先制パンチで3点。先発ルーキー唐川を援護します。
カープは1回、2回と2塁まで走者を進めながらも無得点。

2回の裏、マリーンズは1アウトから西岡、松元の1-2番が連続ヒットで
1-3塁と追加点の大チャンス!
3番里崎は1回にタイムリー2ベースを打っており、この打席も良い当り!
しかし!!!その打球はピッチャー前田のグラブに納まりダブルプレーで3アウト。

・・・やはりこれで流れが大きく変わってしまいました。

あの里崎の打球がセンターに抜けていれば今日のゲームは一方的なマリーンズの勝ちだったでしょう。


カープは3回から毎回1点ずつ取り、5回に追いついてしまいます。

6回裏、マリーンズ、先頭バッター大松の打球はライトポールを超えていくに特大のホームラン!!
・・・と思いきや・・・ファウルのジャッジ

マリーンズ側の抗議も実らずダメかと思った瞬間、

流れが変わりました。

カープ守備が乱れ、ショートゴロ一塁悪送球。

そのあとランナー2人を置いて、今江のタイムリー2ベースで2点勝ち越し!!

それも今江の飛球を、カープセンターの赤松が最初前進、
あわててバックして頭の上を抜かれてのタイムリー2ベースだったのです。


こうなると再び流れはマリーンズへ。


しかし次の7回、すぐに流れを引き戻したのはカープベテラン前田智徳の同点タイムリーと
小窪の逆転2ランホームランでした。

結局8対5で涙を呑んだマリーンズ。


バレーボールが、流れの変わるのがよく分るゲームだと書きましたが、
日本男子バレーボールチームが、北京オリンピックの最終予選で劣勢の時
ベテラン荻野の投入によって何度も流れを大きく引き寄せましたよね。

今日のカープがそうでした。前田・・小窪。


マリーンズも一つのゲームだけではなく、
シーズンの流れを変えて貰いましょう・・ベテランに!

・・・と言っても、マリーンズは若い選手ばかり

大丈夫です・・ベテランの域に入ろうとしている里崎、サブロー、
そして昨日完封した渡辺俊の同学年トリオに頑張ってもらいましょう!!

シーズンの流れを変え、チームを引っ張るのはあなた達です。


・・・そして・・超ベテランの小宮山さん、
   あなたのことも忘れていませんから・・ネ


でもね、たとえマリーンズが負けてしまっても、マリーンズのファンの皆さんは
「次頑張ってくれれば」と明るく球場を後にするんですね。

試合が終わって、歩道を沢山のファンのみなさんと並んで歩いているといろんな声が耳に入りますが、
誰一人として嫌な発言をする人はいませんでした。

チームの勝ち負けは大事ですが、それ以上にみなさん野球そのものを楽しんでいるんですね。


千葉マリンスタジアムに行くと、いつもそう思います。


球場を後にする私の背中越しに、スタジアムでの興奮の余韻を楽しむように

ステージライブの歓声が今日も轟いていました。


今日のレポーターの一平でした。

 

投稿者 文化放送スポーツ部 : 2008年06月13日 01:14

当WEBサイトの全てのコンテンツの著作権につきましては、文化放送に帰属します。
Copyrightc2007,Nippon Cultural Broadcasting Inc. All right reserved.
なお、当サイトに掲載しているコンテンツ(画像・テキスト)の再利用(再転載・配布など)は、禁止しています。