8月14日放送分後記

皆さま、こんにちは。安藤和津です。
今回お迎えしたゲストは、小谷実可子さんでした。

小谷さんは、シンクロナイズドスイミングの元日本代表!
ソウルオリンピックでは、ソロとデュエットで2つの銅メダルに輝いた方です。
小谷さんがオリンピックを夢見たきっかけは、小学生のとき。
コマネチ選手に憧れて機械体操や新体操、水泳をはじめられ、
9歳のとき、その水泳教室のコーチに才能を見いだされてシンクロの道へ。
そして、中学入学と同時に、名門・東京シンクロクラブに入部。
もともと素晴らしい身体能力をもっていた小谷さんですから、
周りから「日本チャンピオンになれる」と言われつづけ、
「いつかNO1になるんだ!」と信じてシンクロ漬けの日々を送ります。
ご本人いわく、調子に乗りやすいので“その気”になったとか(笑)

小谷1.jpg

高校1年のときには、「もっと練習したい!」という思いから、
両親の反対を押し切り、当時シンクロで世界一だったアメリカへ留学。
世界のトップ選手たちと肩を並べて練習に励む中で、
小谷さんの“ロケットジャンプ”は誰よりも高く、称賛の的だったそう。
ここでまた小谷さんは自信を身につけ、
その技術と表現力で、アメリカのジュニアチャンピオンになります!

自分を信じると書いて「自信」。小谷さんは前向きに自分自身を信じつづけ、
その自信をエネルギーに変えてきた方なんですね~。
ソウルオリンピックに出場した際にも、
「負けるわけがない」と絶対の自信をもっていました。
その自信を裏付けるものは、並大抵ではない「努力」にほかなりません。
誰よりも練習したという思いが自信となり、自信がエネルギーとなる。
なんてポジティブなパワーに満ち溢れた女性なんでしょうか!
小谷さんは、現役を引退されたのが19年前ということですが、
まったく変わらない美貌にもビックリ。

さて次回も、引き続き、小谷実可子さんをお迎えします。
アメリカから帰ってきた小谷さんを待っていた挫折と復活。
どうぞお楽しみに!!

2011.08.15

安藤和津 トークマルシェ

安藤和津さんがさまざまなジャンルで活躍されている方をお迎えして、その時々に興味と関心の高い話題を伺います。安藤和津さんは、エッセイストとして、二人の娘の母として、俳優・映画監督の妻として、CNNの元ニュースキャスターとして、母の介護をしてきた女性として・・・いろいろな視線で優しく面白くインタビューしています。日曜日の朝、トークのマルシェ(市場)へようこそ。


プロフィール

東京生まれ。初等科から高校まで学習院に学ぶ。
上智大学独文科卒業後、イギリスに留学。エッセイストやコメンテーターとしてテレビ番組に出演。夫は、俳優・映画監督の奥田瑛二氏。著書は『女盛りは子育て盛り-Momoko&Sakura』文化出版局、『月うさぎ』奥田瑛二絵、あすなろ書房、『あいうえお-安藤和津の主婦と生活』PHP研究所、『愛すること愛されること』講談社、『てきぱき家事絵本』小学館、『忙しママの愛情レシピ121』講談社、『愛すること愛されること』講談社<講談社文庫>、『さくらうさぎ』奥田瑛二絵、ミキハウス、『オムツをはいたママ-母との愛と格闘の日々』グラフ社、『長い散歩』学習研究社 など