7月24日放送分後記

皆さま、こんにちは。安藤和津です。
今回お迎えしたゲストは、先週に引き続き、【江木俊夫】さんでした。

3歳の頃から芸能界デビューしていた江木さんは、
黒澤明監督の『天国と地獄』や『マグマ大使』のマモル少年役など、
たくさんの映画・テレビドラマで名子役として活躍されてきました。
そのせいか、とっても早熟で“おマセ” だったという江木さん。
現場に行けば周りは大人ばかり。仕事と両立していたため
小学校も休みがちだったそうですが、それが刺激的で楽しかったとか。
映画『天国と地獄』の現場では、
子役として自分の役割は“潤滑油”なのだということを悟っていたそう。
そのとき、驚きの若干7歳!名子役の名はダテじゃありません。

2江木.jpg


ちなみにこの映画、
撮影になんと9カ月もかかったそうです!ひえ~、今では考えられない…。

ところで、普通の子供時代を過ごしたいと思ったことはないのでしょうか?
答えは「NO」。 一度も「周りの子と同じように過ごしたい」と
思ったことはないそうです。
当時からバツグンに可愛らしかった俊夫少年はお母様の自慢で、
小さい頃は女の子の洋服を着せられていたという秘話にも驚き!
ピンク色の下着は、さすがに恥ずかしかったそうです(笑)。

そして、皆さまご存知のように「フォーリーブス」として大活躍されます。
スカウトの言葉は、
「ユー、可愛いね。うちに来ない?」というお馴染みのセリフ(笑)
フォーリーブス時代、バラエティにも多く出演した江木さんは、
ドリフターズの『8時だヨ!全員集合』で
ライバルだったザ・タイガースとは一度も話しをしなかったのだとか。
それが、元タイガースの加橋かつみさんとは、
今や『同窓会コンサート』でともに活動するお仲間!
時を経たからこそ実現したことですよね。ぜひ私も一度見に行かなくっちゃ♪

さて次回は、元WBA世界ジュニアフライ級チャンピオンの
【具志堅用高】さんをお迎えします。
どんな爆笑話が飛び出すのか。どうぞお楽しみに!!

2011.07.25

7月17日放送分後記

皆さま、こんにちは。安藤和津です。
今回お迎えしたゲストは、トシ坊こと【江木俊夫】さんでした。

江木さんといえば、70年代を代表する大人気アイドルグループ
「フォーリーブス」のメンバーとして活躍された方!
そして現在は、「s4」の一員として現役バリバリで活動中です。
この音楽ユニットの顔ぶれが、またスゴイんですよね~。
江木俊夫さんを筆頭に、
あいざき進也さん、元フィンガー5のT・AKIRAさん、
元狩人の高道さんといった往年のファンにはたまらない4名!!
メジャーデビュー曲『夢のつづき』を聴かせていただきましたが、
当時と変わらない歌声にびっくりしてしまいました(笑)。

この音楽ユニット「s4」が誕生したきっかけは、
江木さんがナビゲーターを務める『同窓会コンサート』。
昭和のビッグスターがきら星のごとく勢ぞろいし、
まるで60年代~70年代にタイムスリップしたかのような
ヒットナンバー盛りだくさんでお送りするコンサートです。
「当時と同じように歌って踊る」。
音も声もパフォーマンスも“昔のまま”にこだわり、
ライブ感を大切にしたステージ。盛り上がらないわけがありません!

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そして、驚くのは江木さんのその若々しさ。
ステージの裏では酸素ボンベが活躍? と思っていたら、「必要ない」そう。
体力も魅力も維持しつづけている「s4」のコンサートでは、
その名の通り、
キラキラとした宝石箱のような“夢のつづき”を見られそうです。
ファンの方の中には、ご夫婦で見に来られている方もいらっしゃるそうで、
音楽を通して青春時代に戻り、元気になれるって本当に素敵!
私たちの世代には、そういった元気がとくに必要かもしれません。
興味のある方は、江木さんのオフィシャルサイトなどをチェックしてくださいね。

さて次回も、引き続き、江木俊夫さんをお迎えします。
どうぞお楽しみに!!


2011.07.18

7月10日放送分後記

皆さま、こんにちは。安藤和津です。
今回お迎えしたゲストは、先週に引き続き、
プロスキーヤーの三浦雄一郎さんでした。

これまで数多くの冒険に挑んでこられた三浦さんですが、
なかでも有名なのが、「富士山の直滑降」や「エベレスト滑降」など。
富士山の直滑降では、頂上近くの斜面から、
時速160キロにも達する猛スピードをパラシュートで制御しながら
スキーで滑り降りるという偉業を達成。考えただけでも恐ろしい!
きっかけは、電車の窓から富士山を見ていてパラシュートを思いつき、
「面白そうだな」と思ったからだそうです。
当時、こんなことをやってのけたのは三浦さんが初めて!
そして日本一の富士山を無事に滑り下りた三浦さんは、
「次は世界一だ!」と、前代未聞のエベレスト滑降にチャレンジします。
登る人はいても、スキーで滑るなんて考えられなかった時代。
三浦さんは見事大成功を収め、世界をアッ!と言わせました。
こうやって、尽きることのない冒険心と夢をもった男の人が、
どんどん新しい道を切り拓き、世界を変えていったんですね~。

2三浦.jpg

もちろん、危険と隣り合わせ。何度も命の危機に直面し、
自分の姿を上から見ているような“肉体と魂の分離”もご経験されているとか。
戻ってくるたび、「もう一度、三浦雄一郎の人生を生きるんだ」と、
一人の男のドラマを生きているような感覚になるそうです。
人は“生かされている”ということを、ご自身の体験から実感されている三浦さん。
もう、スケールが大きすぎて言葉になりません!

収録後にも、驚く新事実が発覚しました。
なんと三浦さんの靴には1kgの重りが入っていて、
しかも足首には片足10kgの重しが! 両足で22kg!
番組スタッフが試してみたらなんと
足を持ち上げることができませんでした(笑)
三浦さんの冒険はまだまだ続いていて、2013年には、
80歳でのエベレスト登頂にチャレンジされるそうです。
三浦さん、心の底から、ご無事と成功をお祈りしております!

さて次回は、元フォーリーブスの江木俊夫さんをお迎えします。
どうぞお楽しみに!!

2011.07.11

7月3日放送分後記

皆さま、こんにちは。安藤和津です。
今回お迎えしたゲストは、プロスキーヤーの三浦雄一郎さんでした。

三浦さんのお父様は、101歳まで生涯現役スキーヤーを貫いた三浦敬三氏。
そんな“スーパーヒーロー”の血を受け継ぐ三浦さんも、
幼い頃から故郷・青森で雪とたわむれ、3歳のときから滑っていたのだとか。
でも、実は病気がちな子供時代だったという意外な事実が!
小学4〜5年の時には結核性肋膜炎を患い、学校を半分くらい休学。
勉強も遅れるし、さぞかしご両親も心配されたのでは?
…と思いきや、
「退院できたんだからスキーに行くぞ!」とお父様に誘われ、
東北大学医学部の山岳部とともに冬の蔵王の山越えをされたそうです。
大学生にまじって、小学生はただ一人。しかも、先頭を滑っていたそう!
学校ではフラフラだったそうですが、
山に入ったとたん元気になっていたとか(笑)。

1三浦.jpg

その後、すっかり逞しく成長された三浦さんは、高校・大学と一人旅を決行。
約3週間かけ、竜飛岬の先端まで行って帰ってくる
“津軽半島一人旅”を7年間つづけられました。
当時はまだ持ち運びできるテントなどもなかったので、ほとんど手ぶら状態。
米と味噌しか持たず、お腹が減れば海に入って貝をとったり、
海藻を野菜代わりに食べたり。
嵐のときには岩をひっくり返してカニを捕まえ、潰してスープに。
自然と共生のサバイバル。 まさに原始生活そのものといえるこの旅が、
のちに世界をアッ!と驚かせる冒険家・三浦雄一郎さんの原点。

何より、病気がちだった息子に対して過保護にならず、
好きなことを許していたご両親が偉大ですよね~。
ちなみに三浦さんが奥様と出会ったのは大学時代。
スキーや冒険に夢中になる一方で、ちゃっかり恋愛も進めていたんですね。
さすがです!(笑)

さて次回も、引き続き、三浦雄一郎さんをお迎えします。
どうぞお楽しみに!!

2011.07.04

安藤和津 トークマルシェ

安藤和津さんがさまざまなジャンルで活躍されている方をお迎えして、その時々に興味と関心の高い話題を伺います。安藤和津さんは、エッセイストとして、二人の娘の母として、俳優・映画監督の妻として、CNNの元ニュースキャスターとして、母の介護をしてきた女性として・・・いろいろな視線で優しく面白くインタビューしています。日曜日の朝、トークのマルシェ(市場)へようこそ。


プロフィール

東京生まれ。初等科から高校まで学習院に学ぶ。
上智大学独文科卒業後、イギリスに留学。エッセイストやコメンテーターとしてテレビ番組に出演。夫は、俳優・映画監督の奥田瑛二氏。著書は『女盛りは子育て盛り-Momoko&Sakura』文化出版局、『月うさぎ』奥田瑛二絵、あすなろ書房、『あいうえお-安藤和津の主婦と生活』PHP研究所、『愛すること愛されること』講談社、『てきぱき家事絵本』小学館、『忙しママの愛情レシピ121』講談社、『愛すること愛されること』講談社<講談社文庫>、『さくらうさぎ』奥田瑛二絵、ミキハウス、『オムツをはいたママ-母との愛と格闘の日々』グラフ社、『長い散歩』学習研究社 など