11月29日放送分後記

みなさま、こんにちは。
今回のゲストは【作詞家の阿木燿子さん】でした。

いつお会いしてもお綺麗な阿木さんは
少女のようにみずみずしく
いくつになられても清楚な美しさに溢れています。
その女性らしい柔らかい語り口に同性の私も
思わずドキドキしてしまいました。

つい守ってあげたくなってしまう阿木さんですが、
作詞をする時に
「お腹の底からムラムラ出てくる」んだそうです。
心の中に熱く渦巻くものを持っていらっしゃるんですね。
1阿木.jpg

だからこそ、阿木さんが生み出す歌詞の中の主人公は、
世間からはみ出たアウトローだったり、
影がある人物が多いのかもしれません。
阿木さんご自身もそういったキャラの方が
なぜか歌詞が書きやすいとおっしゃっていました。

清楚で柔らかな阿木さんと心で生きている阿木さん、
相反するようですが、
どちらも本当の阿木さんなんだと思います。

阿木さんの中からほとばしり、溢れ出てくるマグマ。
それは、作詞や女優、映画監督など、
創造的なお仕事をする時、
阿木さんをもう1人の別の阿木さんに変化させる
魔法のようなものなのかもしれません。

次回も阿木燿子さんをお迎えします。
今度はどんな阿木さんが現れるのでしょうね・・・
どうぞお楽しみに!

2009.11.30

11月22日放送後

みなさま、こんにちは。
今回お招きしたゲストは、先週に引き続き、
KONISHIKIさん。

前回、仁王様のような印象だった現役時代と違い、
今のKONISHIKIさんは、柔和な顔つきで、
若返った印象があるとお伝えしましたが、
その1番のきっかけが、体重です。

引退後、300キロまで増えたてしまった体重を、
130キロまで落とすことに成功したKONISHIKIさん。

それまでは家から歩いて5分のラーメン屋さんにも
車に乗らなければ通えないほどの状態だったそうです。
それだけ体重が膝にかける負担が大きかったんですね。

一念発起して、ハワイで胃を小さくする手術を今年の
2月に受けたKONISHIKIさん。
そして、その成果で今年7月からは
大好きな歌を“立って”歌えるようになったそうです。
それまでは座っていないと歌えなかったんですから、
まさにKONISHIKIさんにとっては“革命”です。

2KONISHIKI.jpg


座って、と言えば、それまでは300キロの体重を支える
KONISHIKIさん専用の椅子を常に持ち歩き、
それに座っていたそうです。
体重300キロのままだったら文化放送の椅子を
壊してしまったかもしれないとKONISHIKIさんは
嬉しそうに語っていました。

そして、何と言ってもKONISHIKIさんにとって
嬉しかったことは、奥様と過ごす時間。

TAUPOU(タウポウ)という名前で
アーティスト活動もされている奥様と
買い物にいったり、外食したり、
近所を散歩したりといった
ごくごく当たり前のことを2人だけで
できるようになったことが
本当に嬉しくて仕方がないと
KONISHIKIさんは
幸福そうに語っていらっしゃいました。

お2人のそんな姿を想像すると、
まだ付き合い始めのカップルのようで
すごくほほえましいですね。

そう言えば、一度、お買い物をしていらっしゃる奥様を
おみかけたことがあるんですが、とてもチャーミング!
あんまり可愛くて、私は奥様の後をちょっとだけ
追いかけてしまいました!
同性でも素敵だと思う女性なんですよね。

今のKONISHIKIさんにとってもっとも大切なものは
奥様とハワイ音楽なんでしょうね。


さて、次回は作詞家の阿木燿子さんを
お招きします。どうぞお聞き逃しなく!

2009.11.23

11月15日放送後

みなさま、こんにちは。
今回お招きしたゲストは、KONISHIKIさん。

みなさまご存知のように元大関の小錦さんです。
私は現役時代の小錦さんを間近で見たことがあるんです。

その時の印象をひと言で表すと“仁王様みたい”。
190センチ近い巨漢で、浅黒い肌、険しい顔つき。
腕を触らせて頂いたんですが、銅像のようにがっしり。
そういえば、まだ小さかった娘が
おびえて泣いてしまった程の大迫力!

そんな思い出をKONISHIKIさんにお話したら、
当時は子供たちが本当に怖がって近づいてこなかった
とちょっと悲しそうに語っていらっしゃいました。

でも、思い出を語る今のKONISHIKIさんのお顔は柔和で、
愛嬌たっぷり。
勝負の世界から離れたせいでしょうか、
表情から角がとれ、若返っています。
会話をしている時のKONISHIKIさんの目の優しさが
とても印象的でした。

1KONISHIKI.jpg


そんなKONISHIKIさんが今見つめているのは、ハワイ音楽。
引退後にCDデビューし、レーベルも立ち上げていらっしゃいます。

スタジオにもウクレレを持ち込み、歌っていただきましたが、
本当に歌がお上手。
それもそのはず、KONISHIKIさんが子供の頃、
ご家族でお食事の前に神様に感謝をささげる歌をうたっていたそうです。

ハワイでは教師から警察官まで
普通にCDを出していたりするそうで
いい意味で音楽の敷居が低いんだそうです。
それだけ音楽が日常生活の中で当たり前の存在なんでしょうね。

KONISHIKIさんが育った地区は
けっして恵まれた環境ではなく、
教育がいきとどかず、犯罪に走る若者が多い場所。
でも、どんなに貧しくても音楽をやっている時だけは
幸福を感じるんでしょうね。

KONISHIKIさんがハワイ音楽を熱く語る姿を拝見すると
KONISHIKIさんにとって音楽が本当に宝ものなんだという
ことがひしひしと伝わってきました。

ちなみに、実は我が家でも
なぜかオペラで会話したりしています。
「♪ご飯ができましたわよ~」みたいに(笑)。
一見、ちょっと異様に見えるかもしれませんが、
音楽が家庭に溢れていると明るくなるものですね。


さて、次回は、KONISHIKIさんの世界を変えた
減量について詳しく伺います。
どうぞお楽しみに!

2009.11.16

11月8日放送分後記

みなさま、こんにちは。
今回お招きしたゲストは、先週に引き続き、
ジュディ・オングさん。

今回はジュディさんの健康を支える食について
興味深いお話をたくさんうかがいました。

私も好きな言葉に医食同源という言葉があります。
この言葉の発想の原点は、中国。
台湾出身のジュディさんは、物心ついた頃から
家庭の中で自然と医食同源を教えられていました。

お母さまとおばあさまが子供のジュディさんに
今日はなぜこの野菜を食べるのか?
今日はなぜこれを食べる必要がないのか?を
さり気なく日々の生活の中で教えて下さったそうです。

当時はまだ理解できていなかったことも、
大きくなって「なるほど」と頷くことばかり。
自然と医食同源が身に付いていたんですね。

自然と身に付いていたと言えば、
ジュディさんの育ちの良さ。

2ジュディ.jpg


ジュディさんは日本語、スペイン語、北京語、
英語、そして母国語の台湾語という5ヶ国語を
使いこなせる才媛でいらっしゃいますが、
日本語の正しい使い方にも気を使ってらっしゃいます。

尊敬語、謙譲語の区別も注意されていて、
マネージャーさんの言葉遣いも直されていました。

そして、ジュディさんのきれいな日本語の先生が
中村メイ子さんだったことをはじめて知り、
とても感動しました。

言葉もそうですが、立ち居振る舞いや考え方には
品格があり、ジュディさんの育ちの良さがうかがえます。

もちろん、裕福なご家庭だったこともありますが、
お金持ちの家でも下品な人というのは大勢いますよね。

お金がある・ないでははかりしれない心の品の良さは、
やっぱり家庭での教育のたまものなんでしょうね。

アジアが注目される今
昔から国境を越えて活動されているジュディさんには
もっともっとご活躍いただきたいと思います!


さて、次回は元大関のKONISHIKIさんを
お招きします。どうぞお聞き逃しなく!

2009.11.09

安藤和津 トークマルシェ

安藤和津さんがさまざまなジャンルで活躍されている方をお迎えして、その時々に興味と関心の高い話題を伺います。安藤和津さんは、エッセイストとして、二人の娘の母として、俳優・映画監督の妻として、CNNの元ニュースキャスターとして、母の介護をしてきた女性として・・・いろいろな視線で優しく面白くインタビューしています。日曜日の朝、トークのマルシェ(市場)へようこそ。


プロフィール

東京生まれ。初等科から高校まで学習院に学ぶ。
上智大学独文科卒業後、イギリスに留学。エッセイストやコメンテーターとしてテレビ番組に出演。夫は、俳優・映画監督の奥田瑛二氏。著書は『女盛りは子育て盛り-Momoko&Sakura』文化出版局、『月うさぎ』奥田瑛二絵、あすなろ書房、『あいうえお-安藤和津の主婦と生活』PHP研究所、『愛すること愛されること』講談社、『てきぱき家事絵本』小学館、『忙しママの愛情レシピ121』講談社、『愛すること愛されること』講談社<講談社文庫>、『さくらうさぎ』奥田瑛二絵、ミキハウス、『オムツをはいたママ-母との愛と格闘の日々』グラフ社、『長い散歩』学習研究社 など