5月30日放送分後記

みなさま、こんにちは。
ゲストに【兵藤ゆきさん】をお迎えした
2回目の放送はいかがだったでしょうか?

前回は、兵藤さんが子供時代に受けた
ご両親と担任の先生による自由な教育の
大切さを改めて気付かされた放送でした。

今回は、40歳を過ぎてお母さんになった
兵藤さんが、今度は「親」として、
子供をどう育てられてきたかを語って頂きました。

ご主人がアメリカの大学院で勉強するため、
日本での生活とアメリカでの生活どちらかを
選ばなければならなかった兵藤さん。


兵藤2.jpg


私も娘を育てながら働いた経験を持つ「母親」
として、たくさんのエピソードに共感しました。

そして、アメリカの生活を選択した兵藤さんが
経験した
子供を1人にしない、
子供は国の財産、
大切にするけど甘やかさずに自主性を持たせる
といったアメリカの子供の教育の考え方に
とても納得しました。

もちろん、兵藤さんもおっしゃっていたように
アメリカが全ていいとは言いませんが、
子供に自主性を持たせるのは私も同感です。

兵藤さんの本の中にあったエピソードですが
ブッシュとゴアの大統領選挙のとき、
アメリカのある小学校で子供たちに投票させて
模擬選挙をやったそうですよ。

つまり、自主性を教えることは
子供も1人の人間として認めることだと思うんです。

2週間にわたる兵藤さんとのお話は、
とても有意義なものでした。

兵藤さんが立ち上げたブランドの下着も
いただいてしまって、二重に有意義(笑)でした。
使ってますよ~!兵藤さん、ありがとうございました。

さて、次回は作家の家田荘子さんをお迎えします。
どうぞお楽しみに。

2010.05.31

5月23日放送分後記

みなさま、こんにちは。
ゲストに【兵藤ゆきさん】をお迎えした
1回目の放送はいかがだったでしょうか?

兵藤さんを最初にテレビで拝見したのは、
もう何十年も前のはずなんですが、、、、、、
まっっっっっっったく印象がその時と同じ!!!!

なんでだろう?と考えているのも束の間、
いろいろとお話をうかがっていくうちに、
私の頭はさらに混乱してしまいました。

ん?? 子供の頃の時代背景が私と同じって
いったいどういうこと?こんなにお若いのに?

兵藤1.jpg


パッとプロフィールの生年月日に目をやると
衝撃の事実が発覚!
私とほとんど同じ世代ではありませんか!
え~~~~~~~~~~~~~~~!!!
と、思わず大声をあげてしまった次第です。

兵藤さんのあの若さとエネルギーのヒミツは、
健康に気を使ってらっしゃるのはもちろん、
なんといっても「感性」なんだと思います。

そして、兵藤さんの感性を育んだのが、
まわりの「大人」。
兵藤さんにとってそれはご両親と先生です。

家の壁に落書きしても頭ごなしに怒らず、
「うまいねぇ~」とほめてくれたうえで、
「でも、紙に書いた方が後に残るよ」と
知的な諭し方をされたご両親。

生徒の自主性を認めない厳しい高校に
入ってしまった兵藤さんに
自由に何でもやらせてくれた担任の先生。

私もあの時代を同じように過ごしていましたが、
子供に自主性や自由を与えてくれる「大人」は
そうそういませんでした。
あの時代にそれができたご両親と先生は
本当にスゴイと思います。

子供時代に親と先生は、「人間の核」を
作る上で大事なんだとつくづく実感しました。

さて、次回も兵藤ゆきさんのお話が続きます!
どうぞお楽しみに。

2010.05.24

5月16日放送分後記

みなさま、こんにちは。
ゲストに【大槻義彦さん】をお迎えした
2回目の放送はいかがだったでしょうか?

今回、ず~っと疑問に思っていた謎が解明されました!
テレビで拝見する大槻さんの激しいオカルト批判。

私も一戦交えた(笑)ことがあるのですが、
“ご自分の研究と後輩達を守るため”だったんです。

火の玉の正体を突き止めた大槻さんのもとには
テレビなどから声がよくかかるようになりますが
呼ばれるのは当時流行っていたオカルト番組ばかり。

そういう番組に出ていると大槻さんの研究自体が
怪しく見られてしまうんだそうです。
大槻2.jpg

当然、真面目に取り組んでいた大槻さんは、
研究費や後輩のみなさんを守るために厳しい態度に
出ていたんですね。すごく納得!

そんな大槻さんは現在、後進に道を譲られ、
“第二の人生”を歩んでいらっしゃいます。
それは「ゴルフ」と「恋愛」(?!)。

ゴルフはわかりますが、「恋愛」は奥様に怒られるのでは?
とドキドキしましたが、大丈夫のようです。
よ~くお話をうかがったら奥様は「あなたにできるならやってみれば?」
と全ておわかりになった上で“公認”されているようです。(笑)
まるで大槻さんは仏様の手のひらの上の孫悟空のようですね。
笑いながら恋愛話をされる大槻さんはとってもチャーミングでした。
大槻さん、ゴルフクラブありがとうございました!

さて、次回は、兵藤ゆきさんをお迎えします。どうぞお楽しみに。

2010.05.17

5月9日放送分後記

みなさま、こんにちは。
ゲストに【大槻義彦さん】をお迎えした
1回目の放送はいかがだったでしょうか?

大槻さんのお話をうかがって意外だったのは、
後の「科学少年」誕生のきっかけが、
火の玉(大槻さんのご出身の宮城では“ひかりもの”)
というとてもスピリチュアルなものだったことです。

そして、「人生は出会い」ということをつくづく痛感しました。

大槻さんが子供の頃に実家で見た火の玉。
誰一人として信用してくれなかった同級生や先生たちの中で、
ただ1人、後に6年生の担任となる「中村先生」だけは
真面目に話を聞いてくれた上に、
中学や高校の先生、さらには大学の先生にまで
話を聞きに行ってくれたそうです。

大槻1.jpg


少年の頃に目撃した火の玉への衝撃が「種」だとしたら、
中村先生が与えてくれた科学への興味は「豊かな土壌」。
そして、大槻さんはわき目もふらず育てていくわけですが
これだけでは花は咲きません。

火の玉の正体を突き止めたいという執念と研究を続ける根性
という「水」をあげ続けたからこそ、人があっと驚く成功を
おさめることが出来たんだと思います。

それにしても、疑問に思ったら自分が納得するまでつきつめる
という姿勢は、Dr.中松さんと同じものを感じました。

さて、次回も大槻義彦さんのお話が続きます!
どうぞお楽しみに。

2010.05.10

5月2日放送分後記

みなさま、こんにちは。
ゲストに【元総理大臣の安倍晋三さん】をお迎えした
2回目の放送はいかがだったでしょうか?

今回は以前ゲストにお迎えした奥様の
安倍昭恵さんの「情報」を確認しました。

その「情報」とは・・・

安倍晋三さんがいつか映画を撮りたいと思っている

というもの。

安倍さんのソフトでスマートな人柄にあまえて、
思い切って聞いてしまいました!

答えは、、、「YES」。

そして、驚いたことに、撮りたい映画が、なんと

     「ヤクザ映画」

安倍さんのイメージとのギャップに
一瞬あ然としてしまった私。
でも、前回からのお話をよ~く考えると、
なんとなくわかるような気がします。

2安倍総理.jpg


政治家一家にお生まれになった安倍さんは
子供の頃から「自分をコントロールして」
生きていらっしゃったんだと思うんです。

同級生には「政治家の息子」という色眼鏡で
見られることはなかったそうですが、
やはりご本人は自然と意識してしまうもの。
言いたいこともハッキリとは言えない中で
成長されたきたので、いつかハジけたい!
という願望があるんだと思います。

それが「ヤクザ映画」を撮りたいというひと言に
集約されているように推察致します。

※好きな邦画をお聞きすると「蒲田行進曲」という
お答えも頂きました。
もしかして、故・深作監督好きなのかしら?

映画作りにかかわっている身としては、
元総理大臣から映画の魅力を語っていただいて
大変勇気づけられました。

映画は世の中を変える1つのツールになる、と
私は思っています。
安倍さんもそのことを感じていられるからこそ、
映画を愛していらっしゃるんだと思いたいです。

ちなみに、ご存知かと思いますが、
映画も政治と同じように、お金かかるんですよ~!(涙)

安倍さん、2週間ありがとうございました!
いつか安倍監督の作品を拝見したいです。

さて、次回は、大槻義彦教授をお迎えします。
どうぞお楽しみに。

2010.05.03

安藤和津 トークマルシェ

安藤和津さんがさまざまなジャンルで活躍されている方をお迎えして、その時々に興味と関心の高い話題を伺います。安藤和津さんは、エッセイストとして、二人の娘の母として、俳優・映画監督の妻として、CNNの元ニュースキャスターとして、母の介護をしてきた女性として・・・いろいろな視線で優しく面白くインタビューしています。日曜日の朝、トークのマルシェ(市場)へようこそ。


プロフィール

東京生まれ。初等科から高校まで学習院に学ぶ。
上智大学独文科卒業後、イギリスに留学。エッセイストやコメンテーターとしてテレビ番組に出演。夫は、俳優・映画監督の奥田瑛二氏。著書は『女盛りは子育て盛り-Momoko&Sakura』文化出版局、『月うさぎ』奥田瑛二絵、あすなろ書房、『あいうえお-安藤和津の主婦と生活』PHP研究所、『愛すること愛されること』講談社、『てきぱき家事絵本』小学館、『忙しママの愛情レシピ121』講談社、『愛すること愛されること』講談社<講談社文庫>、『さくらうさぎ』奥田瑛二絵、ミキハウス、『オムツをはいたママ-母との愛と格闘の日々』グラフ社、『長い散歩』学習研究社 など