5月9日放送分後記

みなさま、こんにちは。
ゲストに【大槻義彦さん】をお迎えした
1回目の放送はいかがだったでしょうか?

大槻さんのお話をうかがって意外だったのは、
後の「科学少年」誕生のきっかけが、
火の玉(大槻さんのご出身の宮城では“ひかりもの”)
というとてもスピリチュアルなものだったことです。

そして、「人生は出会い」ということをつくづく痛感しました。

大槻さんが子供の頃に実家で見た火の玉。
誰一人として信用してくれなかった同級生や先生たちの中で、
ただ1人、後に6年生の担任となる「中村先生」だけは
真面目に話を聞いてくれた上に、
中学や高校の先生、さらには大学の先生にまで
話を聞きに行ってくれたそうです。

大槻1.jpg


少年の頃に目撃した火の玉への衝撃が「種」だとしたら、
中村先生が与えてくれた科学への興味は「豊かな土壌」。
そして、大槻さんはわき目もふらず育てていくわけですが
これだけでは花は咲きません。

火の玉の正体を突き止めたいという執念と研究を続ける根性
という「水」をあげ続けたからこそ、人があっと驚く成功を
おさめることが出来たんだと思います。

それにしても、疑問に思ったら自分が納得するまでつきつめる
という姿勢は、Dr.中松さんと同じものを感じました。

さて、次回も大槻義彦さんのお話が続きます!
どうぞお楽しみに。

2010.05.10

安藤和津 トークマルシェ

安藤和津さんがさまざまなジャンルで活躍されている方をお迎えして、その時々に興味と関心の高い話題を伺います。安藤和津さんは、エッセイストとして、二人の娘の母として、俳優・映画監督の妻として、CNNの元ニュースキャスターとして、母の介護をしてきた女性として・・・いろいろな視線で優しく面白くインタビューしています。日曜日の朝、トークのマルシェ(市場)へようこそ。


プロフィール

東京生まれ。初等科から高校まで学習院に学ぶ。
上智大学独文科卒業後、イギリスに留学。エッセイストやコメンテーターとしてテレビ番組に出演。夫は、俳優・映画監督の奥田瑛二氏。著書は『女盛りは子育て盛り-Momoko&Sakura』文化出版局、『月うさぎ』奥田瑛二絵、あすなろ書房、『あいうえお-安藤和津の主婦と生活』PHP研究所、『愛すること愛されること』講談社、『てきぱき家事絵本』小学館、『忙しママの愛情レシピ121』講談社、『愛すること愛されること』講談社<講談社文庫>、『さくらうさぎ』奥田瑛二絵、ミキハウス、『オムツをはいたママ-母との愛と格闘の日々』グラフ社、『長い散歩』学習研究社 など