8月29日放送分後記

みなさま、こんにちは。
ゲストに【湯原昌幸さんと荒木由美子さんご夫妻】を
お迎えした1回目の放送は、いかがだったでしょうか?

1947年生まれの湯原さんと1960年生まれの荒木さん。

湯原さんと言えば大ヒット曲「雨のバラード」。
私達の年代にとっては忘れられないメロディと甘い声。
お会いする前からかなりドキドキものでした。

そして、荒木さんは第1回ホリプロタレントスカウトキャラバン
をキッカケに芸能界入り。
50歳とは思えないお肌の張りと艶にビックリしてしまいました。

湯原・荒木1.jpg


会話の合間合間に滲み出る、ご夫婦の愛情と絆の深さは、
お2人の積み重ねて来た時間のたまものです。
話しながら時々目線が絡み合うお2人!もう~焼けちゃいますね~(笑)
こんな仲の良い熟年ご夫婦も珍しいかもしれません!

夫婦仲を良くする秘訣は、お2人の書著
「夫婦力 22章」(バジリコ)を是非ご一読下さい。
なるほどと納得の極意がたくさん紹介されています。

さて、現在、お2人は幸せオーラに包まれていますが、
なんと結婚2週間目で、同居していた湯原さんのお母様が
病気で倒れ、さらには認知症になってしまったことから、
20年以上に及ぶ壮絶な生活が始まります・・・。

同じ、母の介護という体験をした私としては
自分の思い出とダブってしまってちょっと辛いのですが、
皆さまには是非次回の介護のお話も聞いて頂きたいと思います。

2010.08.30

8月22日放送分後記

みなさま、こんにちは。
ゲストに【舞坂ゆき子さん】をお迎えした
2回目の放送はいかがだったでしょうか?

舞坂さんのお父様は
故・坂本九さん、お母様は女優・柏木由紀子さん。

前回は25年前、わずか8歳で体験した
日航機事故によるお父様の喪失について
記憶をたどっていただきました。

2舞坂.jpg


それにしても、お父様とお母様の教育が本当に
素晴らしかったんでしょうね。
そして、誰からも愛された坂本九さんの遺伝子
もあるかもしれません。今時珍しい位に清楚なお嬢様。

フワ~っとしたまわりを包み込むような雰囲気
ですが、ナヨナヨしているわけではありません!
お嬢様ですがしっかりした芯が通っています!!

高校を途中でやめて宝塚音楽学校に実力で入った
意志の強さ、
宝塚退団後、念願のドッグセラピストの資格をとり
一般のペットショップで働いた積極的な姿勢。
心が強くないとできない挑戦を続けてらっしゃいます。

その経験を生き生きと語る舞坂さん。
チャレンジを楽しめる人は強い人だと思います。
天国のお父様もきっと、声援をおくっていらっしゃる
ことでしょう。

さて、次回は湯原昌幸さんと荒木由美子さんご夫妻を
お迎えします。どうぞお楽しみに。

2010.08.23

8月15日放送分後記

みなさま、こんにちは。
ゲストに【舞坂ゆき子さん】をお迎えした
1回目の放送はいかがだったでしょうか?

舞坂さんのお父様は
故・坂本九さん、お母様は女優・柏木由紀子さん。

今から25年前の8月12日、日航機が御巣鷹山に墜落。
当時、舞坂さんは8歳。
事故を知らせるテレビの臨時ニュースを自宅で見た時の
衝撃と、ご家族の動揺を生々しくご記憶されていました。

1舞坂.jpg


私も被害の大きさが徐々に明らかになっていく深刻さと
機体が粉々に砕け散った衝撃的な映像は忘れられません。

わずか8歳で体験した家族の喪失。
それも大黒柱であるお父様を事故で亡くされた喪失感は、
他人には測り知れないでしょう。

そんな時に気丈に振舞ったのがお母様の柏木由紀子さん。
家の中で欠けてしまったものを柏木さんはなんとか埋めようと、
舞坂さんにマルチーズのモモ吉をあたえます。

モモ吉ちゃんに癒された舞坂さん。その経験が
ドッグセラピストになる原動力になったわけです。

それにしても、
事故からもう25年もたってしまったんですね。
いつまでも語り伝えていくべき記憶だと思います。

さて、次回も舞坂ゆき子さんとのお話、続きます!
どうぞお楽しみに。

2010.08.16

8月8日放送分後記

みなさま、こんにちは。
ゲストに【三田村邦彦さん】をお迎えした
2回目の放送はいかがだったでしょうか?

新潟県新発田市から、「予備校に通う」とご両親に嘘をついて
上京し、劇団に入った三田村さん。

でも、いつの時代も、劇団員の皆さんは、演劇だけでは生活
できません!

そこでとび職のバイトを始めますが、三田村さんは、
生来の器用さを発揮し、親方から「役者をやめてとびになれ」
と誘われるほどの仕事振りだったそうです。

三田村さんのご実家は宝石屋さん。
昔から、小石を拾ってきては研磨していたそうなので
“工作”することが大好きだったようですね。

そんな中、村上龍さんの「限りなく透明に近いブルー」で、
いきなり主役に抜擢された三田村さん。

誰だって飛びつくと思いますよね?
でも、最初、三田村さんは「役が気に入らない」と断ったそうです。
説得されて撮影に入っても、監督の村上龍さんと衝突してばかり。

若い俳優が生意気な!と思われるかもしれませんが、
あの時代の俳優はみんなとがっていたんです。

それなりに根拠があるみたいなのですが、とにかく頑固!
そして、生意気!ちなみに私のダンナも(笑)

それが若さというエネルギーなのかもしれませんね。
“演技”に命をかけていたんです!

そして、三田村さんはその後、「必殺仕事人」で、
人を殺める役どころに違和感を抱き悩まれたそうです。
あくまでフィクションではありますが、
三田村さんの正義感、誠実さのあらわれですよね。

2三田村.jpg


でも、裏方スタッフのカメラマンからかけられた言葉
「お前のコトは好きでも嫌いでもないが、
 俺たちはお前で食べている。お前に全てをかけている」
この言葉を聞いて、三田村さんは本当のプロになった
のかもしれませんね。

さて、次回は坂本九さんのお嬢様、
舞坂ゆき子さんをお迎えします。
どうぞお楽しみに。

2010.08.09

8月1日放送分後記

みなさま、こんにちは。
ゲストに【三田村邦彦さん】をお迎えした
1回目の放送はいかがだったでしょうか?

その肌の張りや全体からかもし出す雰囲気、
1953年のお生まれとは思えない若さに驚いてしまいました。

26歳年下の奥様と結婚されたばかりの三田村さん。
この若さなら、年の差なんて、そんなの関係な~い!(古い?笑)

そして、今でも十分お若い三田村さんですが、もっともっと、
若い、いや、“青い”時代がありました。

私も何回か訪れたことがある新潟県新発田市でお生まれになり、
テレビの影響で俳優を志す三田村さんでしたが、
医者になってほしい厳格なお父様やお母様には言い出せません。

1三田村.jpg


そこで三田村さんがとった行動は“親を騙すこと”。
大学に進学するフリをすれば上京できる!
答案用紙を白紙で出し、浪人になって
東京で予備校に通うと、まんまとご両親を騙し、
なんと内緒で劇団に入った三田村さん。

子をもつ親としては、お話をうかがいながら、
ものすごく複雑な気持ちでした!

ご両親の気持ちもわかるし、夢を追いかけたい三田村さんの
お気持ちもわかる・・・。

親と子のギャップは永遠のテーマですが、、、。

いつの時代もあることだと思いますが、
とくにあの時代はその差がすごくあったように思います。

三田村さんも思い出に浸りながら、
表情にはご両親を騙した後悔の想いが、
時折、表情に浮かんでいたように思いました。
でも、「人生は自分のために生きるもの」
と力強くおっしゃっていました。

さて、次回も三田村邦彦さんとのお話、続きます!
どうぞお楽しみに。

2010.08.02

安藤和津 トークマルシェ

安藤和津さんがさまざまなジャンルで活躍されている方をお迎えして、その時々に興味と関心の高い話題を伺います。安藤和津さんは、エッセイストとして、二人の娘の母として、俳優・映画監督の妻として、CNNの元ニュースキャスターとして、母の介護をしてきた女性として・・・いろいろな視線で優しく面白くインタビューしています。日曜日の朝、トークのマルシェ(市場)へようこそ。


プロフィール

東京生まれ。初等科から高校まで学習院に学ぶ。
上智大学独文科卒業後、イギリスに留学。エッセイストやコメンテーターとしてテレビ番組に出演。夫は、俳優・映画監督の奥田瑛二氏。著書は『女盛りは子育て盛り-Momoko&Sakura』文化出版局、『月うさぎ』奥田瑛二絵、あすなろ書房、『あいうえお-安藤和津の主婦と生活』PHP研究所、『愛すること愛されること』講談社、『てきぱき家事絵本』小学館、『忙しママの愛情レシピ121』講談社、『愛すること愛されること』講談社<講談社文庫>、『さくらうさぎ』奥田瑛二絵、ミキハウス、『オムツをはいたママ-母との愛と格闘の日々』グラフ社、『長い散歩』学習研究社 など