6月27日放送分後記

みなさま、こんにちは。
ゲストに【田原総一朗さん】をお迎えした
2回目の放送はいかがだったでしょうか?

昼は現在のJTBで働きながら、
夜は早稲田の文学部に通われた苦学生時代。

作家を目指したものの、石原慎太郎さん、大江健三郎さんの
才能を目の当たりにして挫折。

マスコミを目指して就職試験を受けますが、
10社近く落ちて挫折。

2田原.jpg

ひろってくれた岩波映画ではメカ音痴のせいで挫折。
でも、同期で入った劇作家の清水邦夫さんの助言を
きっかけにテレビの世界へと入った田原さん。

ディレクター時代のエピソードはもうハチャメチャ。
過激派の結婚式を撮影中、花嫁の女性にあることを
強要された田原さんは、○○まで果敢に決行!
ゴメンナサイ。これ以上詳しくは書けません!(笑)
ピ~の音が鳴っちゃいます!

テレビがいい意味で自由だった時代に
それまでの挫折の反動なのか、
思いっきり暴れまくっていたようです。

私も何度も深夜の再放送で観た映画
「あらかじめ失われた恋人たちよ」はなんとなんと
テレビ局員時代に会社の反対を押し切って
田原さんが監督されていた作品だなんて初耳でした!!
ますます近い感覚に陥って親戚のオジサンみたい?

奥様の介護をされたお話では、
入浴介助で久しぶりに肌と肌が触れ合い、
ぬくもりで再び愛が蘇ったと語って下さいました。
その時を振り返る
思い出をいつくしむような田原さんの表情に
心を強くうたれました。

これからもますますのご活躍お祈りしています。

さて、次回はゴンちゃん!
中山雅史さんをお迎えします。どうぞお楽しみに。

2010.06.28

6月20日放送分後記

みなさま、こんにちは。
ゲストに【田原総一朗さん】をお迎えした
1回目の放送はいかがだったでしょうか?

テレビで見る田原さんの歯に衣着せぬ物言いや鋭い眼差し。

私が持っていた田原さんに対するイメージは、おそらく、
みなさんが抱いていらっしゃるイメージと同じだと思います。

でも、お会いした瞬間にその落差にあぜん!
ごあいさつをしてくださった時のとても柔らかい笑顔と
やさしい目。
まるで太陽に暖められた干し草に包まれて寝たような気に。
(実際に寝た事はないですが 笑)

テレビの田原さんは別キャラ・・・。
人って実際に会ってみないとわからないものですね。
改めて、この番組をやらせていただいて、ホントに
幸せとつくづく思いました。

1田原.jpg

田原さんは1934年のお生まれ。
小・中を通して、厳しい時代を生き抜いてこられました。

軍国少年として終戦を迎え、1人泣き腫らして迎えた夜。
それまで灯火管制で真っ暗だった街に
煌々ときらめく“明かり”が戻ってきた時の感動と世界観の反転。

家の窓から新世界を見下ろす田原少年の姿が
映画のワンシーンのようで、
ため息がもれるほど、感動的なエピソードでした。

やさしさの中にも戦争をくぐりぬけて来た芯の強さは
その後、様々な挫折を繰り返しながらも時代の先頭を
きって活躍されている田原さんの真骨頂ですね。

ま、何でも出来ちゃう才能の宝庫なので、
見極めが早すぎる…とも言えるんですが(笑)

次回も新たな一面が次々と語られる、
田原総一朗さんのお話が続きます!
どうぞお楽しみに。

2010.06.21

6月13日放送分後記

みなさま、こんにちは。
ゲストに【作家の家田荘子さん】をお迎えした
2回目の放送はいかがだったでしょうか?

前回は、「でん六豆」の商品説明をする女性として
高校時代、テレビに出ていた意外な過去が明らかに!
また、女優を目指して上京し、ひょんなことから
社会風俗を書くライターとなり、
苦労の末に「極道の妻たち」を書きあげた裏話など
まさに紆余曲折、波乱万丈の半生をうかがいました。

感じた事は、家田さんにとって物事は、
「0か100か」しかないということです。
やるならとことんやる。
徹底的に準備をして、ギリギリまでためてためて
あふれ出るという時に一気に取りかかる!
という生き方をされているような気がしました。

2家田.jpg

そして今回は、ずっと心の中で温めていた僧侶に
なるという計画と地道な努力のお話をうかがいました。

僧侶になるシステムも詳しくなかったので、
非常に興味深くうかがいことができましたし
様々な取材の経験から、
「今度は自分が救ってあげたい」
と思うようになったまさに菩薩のような心、
激しい生き方の中にも清らかな精神の核を感じました。

そして、家田さんの根気や粘りが
いかんなく発揮されたお遍路さんの経験談は、
本当に凄まじいのひと言につきます。
軽々しく真似はできませんね。

仏教の世界に飛び込んだ家田さん、
今度はどういった視点でノンフィクション作品を
書かれるのか、とても楽しみです。

それから、まだ諦めきれていない(笑)という
女優さんの道も、
チャンスがあれば是非チャレンジして頂きたいものです!

実に同性として勇気づけられるインタビューでした!

さて、次回は田原総一郎さんをお迎えします。
どうぞお楽しみに。

2010.06.14

6月6日放送分後記

みなさま、こんにちは。
ゲストに【作家の家田荘子さん】をお迎えした
1回目の放送はいかがだったでしょうか?

お会いしてまずビックリしたことは、
スタイルのよさ!
小顔でスラッと伸びた足。キャーうらやましい!

さぞやかわいらしい少女時代を送ったのでは?
とお話をうかがってみると、
予想に反して家田さんの青春時代は苦労の連続!

非常に厳しい教育方針をお持ちのお母様のもとで
ずっと自分を抑え続けて、引っ込み思案だった家田さん。
こういった方に共通しているのは、
ひょんなことからバネがはじけ飛ぶこと。


1家田.jpg


テレビで目にしたアナウンサーの姿を見て、
「これが私の仕事だ!」とテレビ局に電話をして
自分から売り込み。これ、なんとまだ高校時代の話です。

そして、なんとなんと
飛び込みで自分を売り込んだ家田さんの勇気を
プロデューサーが気に入ってしまったのでしょうか、
CMで商品を解説するその運命の役に起用してくれたそうです!

そのCMとは、みなさんご存知「でん六豆」(おいしい!)
し、し、し、知らなかった~。
けっこう笑えるエピソードです。
今の家田さんのイメージとでん六豆のミスマッチ
まさに「鳩が豆鉄砲を食らったような顔」で
私もスタッフも全員ポカン&大爆笑。
取材対象の懐に飛び込み、本音や
意外な事実を聞き出す
これぞまさに家田荘子さんの本業、
ノンフィクションの醍醐味かしら?(笑)

さて、次回も家田荘子さんのお話が続きます!
どうぞお楽しみに。

2010.06.07

安藤和津 トークマルシェ

安藤和津さんがさまざまなジャンルで活躍されている方をお迎えして、その時々に興味と関心の高い話題を伺います。安藤和津さんは、エッセイストとして、二人の娘の母として、俳優・映画監督の妻として、CNNの元ニュースキャスターとして、母の介護をしてきた女性として・・・いろいろな視線で優しく面白くインタビューしています。日曜日の朝、トークのマルシェ(市場)へようこそ。


プロフィール

東京生まれ。初等科から高校まで学習院に学ぶ。
上智大学独文科卒業後、イギリスに留学。エッセイストやコメンテーターとしてテレビ番組に出演。夫は、俳優・映画監督の奥田瑛二氏。著書は『女盛りは子育て盛り-Momoko&Sakura』文化出版局、『月うさぎ』奥田瑛二絵、あすなろ書房、『あいうえお-安藤和津の主婦と生活』PHP研究所、『愛すること愛されること』講談社、『てきぱき家事絵本』小学館、『忙しママの愛情レシピ121』講談社、『愛すること愛されること』講談社<講談社文庫>、『さくらうさぎ』奥田瑛二絵、ミキハウス、『オムツをはいたママ-母との愛と格闘の日々』グラフ社、『長い散歩』学習研究社 など