4月3日放送分後記

皆さま、こんにちは。安藤和津です。
今回お迎えしたゲストは、先週に引き続き、
歌手の夏川りみさんでした。

夏川さんの代表曲といえば、『涙そうそう』ですよね。
もともとこの曲は、同じく石垣島出身のアーティストであるBEGINの曲。
夏川さんはBEGINが歌う『涙そうそう』をテレビで初めて聴き、
一瞬にして虜になったそう。
「こんな歌を歌いたい」。 
実はこのとき初めて、“自分が歌いたい曲”を知ったのだとか。

そして『涙そうそう』が大ヒットし、念願の紅白歌合戦に出場。
その年は、BEGINやDA PUMPといった同郷の皆さんも出場しており、
夏川さんの故郷・石垣島は島をあげての応援で大盛り上がり!!
なかでも、歌の師匠であるお父様がとても喜ばれたそうです。
一方、お母様はというと、歌手として多忙な日々を送る娘に対して、
「ちゃんと結婚して子育てもしてほしいさー」とポツリ。


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はい、2009年にご結婚され、昨年にはご長男をもうけられました!
夏川さんは、お父様とお母様、両方の願いを叶えた孝行娘ですね~。
今年3月9日にリリースされたニューアルバム『ぬちぐすい みみぐすい』は、
妊娠中と出産後の2回にわけてレコーディングされたそうで、
夏川さんご自身も「本当に貴重な体験だった」と語っています。
『ぬちぐすい』とは、沖縄で“命の薬”という意味。
母の愛情や優しさを表現する言葉としても使われています。
『みみぐすい』は、“耳の薬”という意味が込められているのだとか。
石垣島に広がる海のような透明感、豊かな自然に育まれたのびやかな抱擁感。
そんな夏川さんの魅力がいっぱいつまったアルバムです。

5月4日からは、夏川りみとして初のコンサートツアーをされます。
「初」というのが意外ですよね。東京では7月に中野サンプラザで開催予定。
私も、ママになった夏川さんの歌声に癒されてみたい!

さて、次回は、女優の水谷八重子(みずたに・やえこ)さんをお迎えします。
どうぞお楽しみに!

2011.04.04

安藤和津 トークマルシェ

安藤和津さんがさまざまなジャンルで活躍されている方をお迎えして、その時々に興味と関心の高い話題を伺います。安藤和津さんは、エッセイストとして、二人の娘の母として、俳優・映画監督の妻として、CNNの元ニュースキャスターとして、母の介護をしてきた女性として・・・いろいろな視線で優しく面白くインタビューしています。日曜日の朝、トークのマルシェ(市場)へようこそ。


プロフィール

東京生まれ。初等科から高校まで学習院に学ぶ。
上智大学独文科卒業後、イギリスに留学。エッセイストやコメンテーターとしてテレビ番組に出演。夫は、俳優・映画監督の奥田瑛二氏。著書は『女盛りは子育て盛り-Momoko&Sakura』文化出版局、『月うさぎ』奥田瑛二絵、あすなろ書房、『あいうえお-安藤和津の主婦と生活』PHP研究所、『愛すること愛されること』講談社、『てきぱき家事絵本』小学館、『忙しママの愛情レシピ121』講談社、『愛すること愛されること』講談社<講談社文庫>、『さくらうさぎ』奥田瑛二絵、ミキハウス、『オムツをはいたママ-母との愛と格闘の日々』グラフ社、『長い散歩』学習研究社 など