3月6日放送分後記

皆さま、こんにちは。安藤和津です。
今回お迎えしたゲストは、先週に引き続き、
アナウンサー・キャスターの露木茂さんでした。

フジテレビ時代の裏話がたくさん伺えて、とっても楽しかったですよね。
とくに、アナウンサー新人時代のお話。
当時は番組の最初と最後にアナウンサーが送る生CMがあって、
フジテレビでは新人アナウンサーが担当していたそうです。
それを露木さんは、宿直明けで睡魔に負けてしまい、
大事なコマーシャルをすっ飛ばすという大失敗をしたことが!!

ほかにも、局で思わず寝過してしまい、
ランニングシャツとパンツ姿で慌ててブースに飛び込んだことも!
まだ全て生放送の時代ですから、そんなことが度々あったそうです(笑)

そして、なんと入社2年目で『小川宏ショー』に大抜擢。
起用の理由は、若手の中で既婚者が露木さんだけだったからなのだとか!?
露木さんはこの番組で、アナウンサーとしてさまざまなことを学ばれたそうです。

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また、日本を震撼させた「日航機よど号ハイジャック事件」では、
韓国の金浦空港まで飛び、3日間ほとんど眠ることなく現地でレポート。
このときも、唯一パスポートを持っている、という理由での起用だったのだとか…。

露木さんは、フジテレビ時代の思い出を振りかえって、こう語ってくださいました。
「チャンスは、誰にでもめぐってくる」。
そう、めぐってきたチャンスをものにできるかどうか。それが大切なんですよね。
戦争など激動の時代を乗り越え、メディアの世界で生き抜いてきた強さを、
露木さんの生き方から感じることができます。
素敵なのは声だけじゃない!

さて、次回はジャガー横田(じゃがー・よこた)さんをお迎えします。
女子プロレスから子育てまで、いったいどんなお話が飛び出すのか。
お楽しみに!!

2011.03.07

安藤和津 トークマルシェ

安藤和津さんがさまざまなジャンルで活躍されている方をお迎えして、その時々に興味と関心の高い話題を伺います。安藤和津さんは、エッセイストとして、二人の娘の母として、俳優・映画監督の妻として、CNNの元ニュースキャスターとして、母の介護をしてきた女性として・・・いろいろな視線で優しく面白くインタビューしています。日曜日の朝、トークのマルシェ(市場)へようこそ。


プロフィール

東京生まれ。初等科から高校まで学習院に学ぶ。
上智大学独文科卒業後、イギリスに留学。エッセイストやコメンテーターとしてテレビ番組に出演。夫は、俳優・映画監督の奥田瑛二氏。著書は『女盛りは子育て盛り-Momoko&Sakura』文化出版局、『月うさぎ』奥田瑛二絵、あすなろ書房、『あいうえお-安藤和津の主婦と生活』PHP研究所、『愛すること愛されること』講談社、『てきぱき家事絵本』小学館、『忙しママの愛情レシピ121』講談社、『愛すること愛されること』講談社<講談社文庫>、『さくらうさぎ』奥田瑛二絵、ミキハウス、『オムツをはいたママ-母との愛と格闘の日々』グラフ社、『長い散歩』学習研究社 など