12月19日放送分後記

皆さま、こんにちは。安藤和津です。
今回お迎えしたゲストは、先週に引き続き、
今年南アフリカで開催されたサッカーのワールドカップで
笛を吹いたサッカー国際審判の西村雄一さん(38)でした。

インタビュー終了後、西村さんが貸してくださった
ワールドカップに参加した審判だけがもらえる貴重なメダルを首にかけて

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はしゃぎまくる私とスタッフたち。

西村さんがこのメダルにたどりつけたのは、
下のレベルの試合から1つ1つ丁寧にさばき続けた努力の結果です。
前回、西村さんは18歳から審判の勉強を始められた、という
お話がありましたが、審判を目指されたキッカケが素晴らしい!

昔、指導していた少年サッカーチームの試合で、
判定ミスで試合に負けて、子供たちが泣いてしまったんだとか。
サッカー少年たちを判定で悲しませてはいけないという思いから
西村さんの審判への道が始まったそうです。

18歳でその境地に至ることができた西村さんの心は、とってもキレイです。
久し振りに心がまっすぐな若い方にあったような気がします。
そして、将来の夢は?とうかがったところ、
「次の試合を正確にさばくことだけです」というお答え。

ワールドカップの決勝で笛を吹くことという答えなのかと思いましたが
よく考えたら、次の試合を正確にさばくことが
結果的にワールドカップの決勝につながるんですね。
普通のことを毎日真面目に積み重ねて行く。
一見、平凡に聞こえますが、これがいかに難しく、大変なことか!
自戒をこめつつ(笑)、私も西村さんに見習おうと思います!
西村さん、ありがとうございました!

さて、次回は乙武洋匡(おとたけ・ひろただ)さんをお迎えします!
お楽しみに!

2010.12.20

安藤和津 トークマルシェ

安藤和津さんがさまざまなジャンルで活躍されている方をお迎えして、その時々に興味と関心の高い話題を伺います。安藤和津さんは、エッセイストとして、二人の娘の母として、俳優・映画監督の妻として、CNNの元ニュースキャスターとして、母の介護をしてきた女性として・・・いろいろな視線で優しく面白くインタビューしています。日曜日の朝、トークのマルシェ(市場)へようこそ。


プロフィール

東京生まれ。初等科から高校まで学習院に学ぶ。
上智大学独文科卒業後、イギリスに留学。エッセイストやコメンテーターとしてテレビ番組に出演。夫は、俳優・映画監督の奥田瑛二氏。著書は『女盛りは子育て盛り-Momoko&Sakura』文化出版局、『月うさぎ』奥田瑛二絵、あすなろ書房、『あいうえお-安藤和津の主婦と生活』PHP研究所、『愛すること愛されること』講談社、『てきぱき家事絵本』小学館、『忙しママの愛情レシピ121』講談社、『愛すること愛されること』講談社<講談社文庫>、『さくらうさぎ』奥田瑛二絵、ミキハウス、『オムツをはいたママ-母との愛と格闘の日々』グラフ社、『長い散歩』学習研究社 など