10月24日放送分後記

皆様、こんにちは!
今回は、日本の中国料理界で日本人としてはトップクラスに君臨する
脇屋友詞さんをお迎えした放送でしたが、いかがだったでしょうか?

北海道にある脇屋さんのご実家のすぐ隣は、なんと北海道大学。
少年の頃はそこで育てられている新鮮な野菜をよくおやつ代わりに
食べていたそうです。
この世で一番美味しいものが、「新鮮獲れたて」の食べ物だと思います。
脇屋さんの確かな味覚は、
この時に覚えたホンモノの味を舌が忘れていないからなんだと思います。
とても贅沢な“食育”だと思いました。

もちろん、一流になるための、脇屋さんご本人の努力もありました!
ご病気がちだったお母様の代わりに台所に立たれていた脇屋さんは、
インスタント麺にひと工夫こらしたり、
子ども離れした料理への探究心がありました。
なるべくして料理の道へ入ったといっても過言ではありません。

1脇屋.jpg


そして、中学卒業と同時に入った厳しい料理人の世界!
殴る蹴るは当り前の当時の風潮の中で、
誰よりも早く起きては厨房で料理テクニックを磨かれるなど、
脇屋さんは人一倍、努力されています。
以前、辻口シェフをお迎えした時も、まったく同じようなことを
おっしゃっていたことを思い出しました!

一流になる方というのは、才能だけではなく
向上心と努力もあってこその結果だと改めて思います!
さて、次回も脇屋友詞さんのお話が続きます。
どうぞお楽しみに!

2010.10.25

安藤和津 トークマルシェ

安藤和津さんがさまざまなジャンルで活躍されている方をお迎えして、その時々に興味と関心の高い話題を伺います。安藤和津さんは、エッセイストとして、二人の娘の母として、俳優・映画監督の妻として、CNNの元ニュースキャスターとして、母の介護をしてきた女性として・・・いろいろな視線で優しく面白くインタビューしています。日曜日の朝、トークのマルシェ(市場)へようこそ。


プロフィール

東京生まれ。初等科から高校まで学習院に学ぶ。
上智大学独文科卒業後、イギリスに留学。エッセイストやコメンテーターとしてテレビ番組に出演。夫は、俳優・映画監督の奥田瑛二氏。著書は『女盛りは子育て盛り-Momoko&Sakura』文化出版局、『月うさぎ』奥田瑛二絵、あすなろ書房、『あいうえお-安藤和津の主婦と生活』PHP研究所、『愛すること愛されること』講談社、『てきぱき家事絵本』小学館、『忙しママの愛情レシピ121』講談社、『愛すること愛されること』講談社<講談社文庫>、『さくらうさぎ』奥田瑛二絵、ミキハウス、『オムツをはいたママ-母との愛と格闘の日々』グラフ社、『長い散歩』学習研究社 など