12月13日放送分後記

みなさま、こんにちは。
今回はファッションデザイナーのコシノジュンコさんを
お迎えしての1回目をお送りしました。
いかがだったでしょうか?

コシノさんは何と言っても今も昔もチャレンジ精神旺盛な方!
時間の関係で残念ながら放送では出てこなかったエピソードで、
高校時代の運動会、クラスの仮装行列の衣装は全てコシノさんが
プロデュースし、さらに学校全体のポスターや看板なども
全てコシノさんが制作されたということをお聞きして、
今も昔も変わらないそのエネルギーと根性に脱帽です。

1コシノ.jpg


才能のかたまりであると同時に、
ご自分の才能を世の中にぶつけてみよう!というチャレンジ精神も
いまだに衰えていません。

そんなコシノさんの“才能”に出会ったのは、私が12,3歳の頃。
私の母がオシャレ好きで、
娘の私にも人とは違う服を着せたかったんでしょうね、
「銀座の小松ストアにセンスのいいお店が出ている」
とコシノさんのコーナーに連れて行かれたのが最初の出会いでした。

コシノさんは当時まだ20代ちょっと過ぎ。
チョー若いデザイナーさんでした。
生地をあれこれ選び、コシノさんがその場でデザイン画を描いて下さって
それが衝撃的なお洋服!

少女服と言えばフリルにリボンの時代に、ジッパーで取り外し可能な袖、
黒と白のギンガムチェックに赤のアクセント! 見事でした。
他にも背中がバックリとウエスト近くまで開いたワンピース!

兄が服を見て「こんな大胆なモノを着させるんじゃないっ!」
と母に怒っていたことを昨日のことのように思い出します(笑)

もう50年も前のことですが、それだけ衝撃的な出会いでした。
以来、コシノさんとは長いお付き合いをさせていただいています。
お会いする度に思うのは、コシノさんは“ひらめき型”の天才
ということです。

ひらめいてはチャレンジし、またひらめいてはチャレンジする!
本当に日本が世界に誇るスーパーレディーだと思います。

さて次回は、世界を舞台に活躍するコシノさんの
スーパーレディーぶりをさらに詳しくうかがいます!
どうぞお楽しみに!

2009.12.14

安藤和津 トークマルシェ

安藤和津さんがさまざまなジャンルで活躍されている方をお迎えして、その時々に興味と関心の高い話題を伺います。安藤和津さんは、エッセイストとして、二人の娘の母として、俳優・映画監督の妻として、CNNの元ニュースキャスターとして、母の介護をしてきた女性として・・・いろいろな視線で優しく面白くインタビューしています。日曜日の朝、トークのマルシェ(市場)へようこそ。


プロフィール

東京生まれ。初等科から高校まで学習院に学ぶ。
上智大学独文科卒業後、イギリスに留学。エッセイストやコメンテーターとしてテレビ番組に出演。夫は、俳優・映画監督の奥田瑛二氏。著書は『女盛りは子育て盛り-Momoko&Sakura』文化出版局、『月うさぎ』奥田瑛二絵、あすなろ書房、『あいうえお-安藤和津の主婦と生活』PHP研究所、『愛すること愛されること』講談社、『てきぱき家事絵本』小学館、『忙しママの愛情レシピ121』講談社、『愛すること愛されること』講談社<講談社文庫>、『さくらうさぎ』奥田瑛二絵、ミキハウス、『オムツをはいたママ-母との愛と格闘の日々』グラフ社、『長い散歩』学習研究社 など