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2006年05月30日

千葉ロッテマリーンズ

私事で恐縮ですが、高校は千葉県の学校に通ってました。
ちょうど、その頃、ロッテオリオンズが川崎からやって来ました。
高校からも駅でいうと二つ、幕張本郷からバスで20分くらいの海沿いに、
千葉マリンスタジアムが出来ました。
でも、今のようにホテルが立ち並び、大規模マンションもそびえ、駅前もショッピング施設に
アウトレットというロケーションではなく、まだまだ周りには何もないという感じでした。
当時、クラスにロッテファンが多かったわけではないですし、高校生ながら、
「ロッテは人気出るのかなぁ。地元の人は好きになるのかなぁ。」と思ったものです。。。

あれから10数年、ロッテは昨年は日本一に、そして、東京ドームの巨人戦でジャイアンツを
圧倒するほどの応援が行われました。
強さと人気を手にしたロッテに、3連敗を喫した巨人。
ロッテの10数年の歩みと今の強さに何を感じたのでしょうか。

                                                飯塚治

投稿者 文化放送スポーツ部 : 11:49

2006年05月29日

同期対決

私事で恐縮ですが、27日(土)の試合の実況を担当しました。
先月29日の中日戦に続いて今シーズン2度目の実況。
現在は「月1の男」状態ですが、これからもよりみなさんに楽しんでもらえる
実況ができるように努力していきます!!

さて、ジャイアンツですが、3連敗です…。ルーキー、福田投手が延長10回に
勝ち越し点を奪われました。
福田投手のみならず、久保投手、林投手にも疲れが見え始めているような気がします。
ケガ人続出で苦しいところではありますが、もうすぐ上原投手、高橋尚成投手が帰ってきます。
もうしばらくの我慢です。
今日は延長10回に福田投手とロッテ・根元選手の「東北福祉大同期対決」がありました。
結果は根元選手の勝ち。福田投手はどんな思いだったのでしょうか…。

                                                 高橋将市


このマイク前で実況しました。
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投稿者 文化放送スポーツ部 : 23:43

昨日の友は・・・?

ジャイアンツは今日(26日)から東京ドームで去年の王者・マリーンズとの3連戦。しかし…、
初戦を落としました。マリーンズ先発・小林宏之選手に完投勝ちを許しました。

それにしてもマリーンズサポーターの声援は凄いですね。去年までのチームメイト、イ・スンヨプ
選手へのブーイングがまた凄かったです。同じく去年までのチームメイトだった小坂誠選手へは
何もなかったのですが、おそらく現在に至るまでの経緯の違いでしょうか。
ジャイアンツは今日は応援も含めて全体的にマリーンズの勢いに
押されてしまっていた気がします。
今日は東京ドーム今シーズン最多の45981人もの観衆が入りました。
その中の多くを占めるであろうジャイアンツファンに、
明日は意地を見せて欲しい所です。
                                              高橋将市


以前、東京ドーム関係者入り口近くにある「本命庵」というお店をこのブログで
紹介しましたが、その近くにある「勝勝山(かちかちやま)」というお蕎麦屋さんです。
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投稿者 文化放送スポーツ部 : 11:36

2006年05月26日

ガリマッチョ?

ガリマッチョという言葉をご存知でしょうか。

毎週月曜日深夜放送の「星井七瀬の恋愛シュミュレーション」で、お馴染み、
なっちゃんこと星井七瀬ちゃんからこの言葉、最近教わりました。
何でも痩せてはいるけど、筋肉はある、ガリガリっぽく見えても実はマッチョ。
そんな男性をガリマッチョと呼ぶそうです。筋肉を誇示する少し太めのムキムキくんより、
最近の10代の女の子には華奢に見えるのに
マッチョな男の子・ガリマッチョが人気高いとのこと。
いろんな言葉を考えて使うのねと感心しながらも、そんな男子はいるのかしら?
と思ってしまいました。

ところが、いました。小柄でややもすると童顔な顔つき、
涼しい顔してナイスプレーを連発するあの選手。
そうです。小坂選手です。練習の合間の着替え中に見てしまった上半身は、まさに華奢なのに、
細いのに筋肉質。ガリマッチョなのです。
ラグビーのウイングもいけるのでは?と思わせる体つき。
日々の鍛錬で作りあげた体が速くて強くて俊敏な動きを可能にしてたのですね。
ちなみに私は、なっちゃんに、ちょいワルオヤシならぬ、ちょいデブと思われてます。。。

                                                   飯塚治

投稿者 文化放送スポーツ部 : 22:29

2006年05月25日

若さって・・・

内海投手へ。4月、まだ開幕間もない頃の神宮でのヤクルト戦。軟式野球場での練習中、
他の選手がしずしずとメニューをこなす中、林投手と二人でダッシュのトレーニングで競争し、
勝った、負けたと大騒ぎしてましたね。
その後も、キャッチボールで、自分のほうがボールが変化するといいながら、
時に、「あっ。カットボールがシュートした。」。。。
「いや、俺のほうが曲がる。」とやってましたね。
見ていた、報道陣は正直、大丈夫かなぁ?大丈夫かなぁ?
と、内海投手と林投手を思ってしまいました。

すみませんでした。内海投手の今シーズンをいぶかしく思ってしまって、、、
以前、解説豊田泰光さんが、若さとは成長することであるとおっしゃってましたが、
まさに、その言葉通り。
日本ハム戦では三者連続三振あり、三っつのダブルプレーあり、若さと大人の
ピッチングを見せてくれました。若さとは成長すること。いやはや、たいしたもので
す。。。でも、練習はもう少し静かにしてもいいのでは。。。

                                             飯塚治

東京ドームの文化放送ブースにあるミキサー卓です。
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投稿者 文化放送スポーツ部 : 15:58

2006年05月24日

ファール!

(5月23日 東京ドーム 対日本ハム戦)
文化放送のブースに、ファウルボールが飛んできました!!
6回裏ジャイアンツの攻撃、岩舘選手の打席。岩舘選手の打ち上げたフライは
バックネットを越えてワンバウンドしたあと、文化放送の放送ブースに…!
ブースには、私と新人ディレクターの二人がいたのですが、
その間をすり抜けて壁に激突していきました。マイクと時計はぶつかった衝撃で倒れ、
ブースの前に設置していた看板は、ずれ…。
飛んでくる瞬間はまさにあっという間、もの凄いスピードでした。
遠いところから野球を見ていると、そのスピード感や硬球の怖さなどは
あまり感じる機会がないのですが、今回一気にそれを体験しました。

実は、ブースに打球が入る経験は今回が初めてではありません。
6年前、私が新入社員だった年の日本シリーズ、巨人ーダイエー戦で経験しました。
場所はやはり東京ドーム。そのときはブースの天井にボールがぶつかり、
天井の塗装がひらひらと舞い散った覚えがあります。
皆さん、野球観戦の際はしっかりボールの行方を見るようにしましょう!!

                                             高橋将市

これが証拠写真です。
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投稿者 文化放送スポーツ部 : 15:14

2006年05月22日

放送でできない話

5月21日 フルキャストスタジアム宮城
        楽天1-5巨人

このスタジアム ベンチサイド情報マイクはベンチとロッカールームの中間にあり
試合中も選手が結構僕らの後を通る。
だから実際の選手の試合中のベンチ裏の様子や会話が直接見聞きできて面白く
レポートするのに事欠かないのだがなかには面白すぎて放送できないようなネタもある。

この日好投していた先発パウエル。
ピンチらしいピンチは6回連打を許し磯部を打席に迎えた場面、
なぜか投球の間合いが極端に短くなり投げ急いでいる様子。
あっという間に磯辺ををショートゴロ併殺に打ち取ると
全速力でベンチ裏にでてきてあっという間にロッカールームの
隣の個室に飛び込んだ。
この日寒かったからね。生理現象を我慢できなかったらしい。
ユニフォームのベルトを締めながらもどってきたパウエル。
すっきりとした顔で楽天の反撃を1点で凌ぎ、 
見事に勝利投手になった。

7回パウエルが死球をあたえ両チームが乱闘直前の騒ぎとなった。
その中でも抱腹ものの話があるのだが状況が状況だけに放送で
レポートできなかったしここにも書けない。残念ながら・・・・

                                        長谷川太

ベンチ情報マイクからの眺め。正直試合は見えない。
結構過酷な状況で仕事やってるんです。
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投稿者 文化放送スポーツ部 : 18:03

鈴木尚広選手インタビュー

鈴木尚広選手へインタビューをしました。
「若手」とよく言われる鈴木選手も、実は今年がもう10年目。
キャリアの点では若手ではない段階になってきました。
レギュラーの壁が非常に厚いジャイアンツの中にあって、「俊足」でその存在をアピール。
現在、独自のポジションを築きつつあります。

いわゆる「スモール・ベースボール」を特徴とする新生原ジャイアンツの中で、
最近では1番スタメンで起用されることも多くなってきました。
インタビューをした時点(18日)での盗塁数は、去年の年間盗塁数と同じ11個。
鈴木選手の年間最多盗塁数は18なので、今年はそれを超えるのはほぼ確実です。
しかし、目標の盗塁数について、鈴木選手は『数よりも、勝利に貢献できるかたちで
どんどん盗塁を決めていきたい』と明らかにはしませんでした。
個人よりまずチーム。考えが徹底しています。

レギュラーだと足だけではなくバッティングも気になるところですが、それについても
『いい感じできています』とのこと。レギュラー定着のためには打撃は必須。
ここはこれからも頑張って欲しいです。

お子さんはまだ小さいのですが、お父さんが野球をしているのはもう分かっているとのことで、
『ミルク代を稼げるように頑張ります(笑)』。
実力至上主義のジャイアンツ、レギュラーへの道は並大抵のものではありませんが、
東京ドームに毎試合「1番・鈴木」のコールが響くのを期待したいです!!

                                                高橋将市

東京ドームの記者席です。ホームベースのほぼ真後ろにあるので眺めは最高!
でもけっこうファウルボールが飛んできたりして、スリリングな場所ですよ。
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投稿者 文化放送スポーツ部 : 16:21

2006年05月21日

仙台出張

昨日「明日から仙台に出張だ」といったら
このスポQでもおなじみのディレクター「マリコ」が
なぜか笑い始めた。
なんなのさいったい。
「だって・・だって・・長谷川さん 仙台ですか・ガハハハハ」
「なにがおかしいんだよ 人の勤務を笑うなよ」
「だって・・だって・・仙台ってまだ寒いですよね・ガハハハ」
なんなのさいったい。
みんな 仕事が忙しくてちょっとおかしくなっているのか(^^;)

てなわけで仙台・フルキャストスタジアム宮城にきているのだが
なんとこのスタジアムにくるの今回が初めてなのだ。
「仙台宮城球場」時代は何回も来た事があったのだが
あまりの変わりようにビックリ
入り口も出口もグランドへのおりかたもわからず右往左往・・・
地元出身の小坂にきくと、外観は様変わりはしたけど
ロッカールームは「昔のまま」なのだそうだ。

試合はフェルナンデスのサヨナラホームランで楽天の勝利。
打たれたのは守護神豊田・・・・
昨年までは同じ西武の仲間だった二人が明暗をわけた。

原監督は豊田に関して「(1回の失敗で)信頼は揺らがない」という。
当然だ。いままでこのような逆境をなんども跳ね除けてきた豊田。
次回はカンペキに仕事をしてくれるはず。

それにしても 「豊田」が「フェルナンデス」に打たれるとはなあ・・・・

                                        長谷川太


フルキャストスタジアムの夜景
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投稿者 文化放送スポーツ部 : 13:52

2006年05月19日

西村健太朗投手

「今、手にしたいことですか?変化球でストライク取ることです。」

去年、西村投手に話しを聞くとこの言葉が必ず返ってきました。
6連戦、6連戦が続く交流戦、各チーム先発投手のやりくりで頭悩ます中、
この日(17日)の勝ちは西村によるところが大きかったと思います。

広島の広陵高校から入団して、3年目、がっちりとし体格に安定した下半身は高校時代の
徹底した走り込みによるものだそうです。
去年までは、どこかその体を持て余し気味にしていたのが、
今年は堂々とマウンドで投球しております。

そして、カウントを悪くしても変化球でストライクを取る取れる姿は、
プロで勝てるピッチャーのそれでした。
普段は大人しそうな今どき珍しいくらい武骨な青年。
でも、意外と話し好き。上原投手を交え食事をさせて貰った時も、結構、ボソボソお喋りしてました。
これからも、不器用でもいい、逞しく成長してくださいね。
ただ、お立ち台では、ゆっくり、はっきり、大きな声でどうぞ!!

                                               飯塚治

投稿者 文化放送スポーツ部 : 14:48

2006年05月18日

連敗脱出!

今季初めての3連敗にも、原監督は試合前(16日)
「ソフトバンクの胸を借りるつもりで」という言葉。
王監督とメンバー交換 大変な取材カメラの砲列に囲まれる。

巨人の歴史に4番打者として名を刻む二人のメンバー交換は確かに絵になる。

そして同点に追いつかれた直後の7回
現在の4番打者イ・スンヨプの決勝ホームランで試合にけりがつく。
8回にも代打で起用された小関がなんと13球粘って四球をえらび
直後清水のだめおしのタイムリー。

最後は守護神豊田がきっちり試合を締めた。
連敗を脱出するにはこれ以上はない勝ち方で
いやなながれは断ち切れただろう。

                                   長谷川太

写真は試合後水道橋駅での父娘連れ
巨人がかってよかったね
阿部も3安打の活躍だったし・・・
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投稿者 文化放送スポーツ部 : 23:40

2006年05月15日

『非常G態』

仲良く並んだブルペン組のグラブ。
左から、豊田・鴨志田・西村・福田。

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仁志の私物かと思いきや、チームの備品。
打撃の軸足を鍛えるトレーニング台。

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今、Gは大変。
例えば、試合前。

阿部慎之助、発熱のため、早退。
昨夜の寒さが応えたか。

試合開始早々。

野口、メッタ打ち。
移籍後初登板の重圧を、遠回しな表現ながら認める。

高橋由伸、守備で右足首を痛め、交代。
昨オフに手術した箇所だけに、心配。

試合終盤。

小久保、気迫の2ラン。
ベース一周にも力が入り、三塁手前でつまずきかける。
4点のビハインドを6イニングかけて追いついたが
所詮、まだ同点に過ぎない、とばかりに
ベンチに帰っても、主将、無表情。

イ・スンヨプ、バント処理も痛恨の悪送球で決定的な失点。
呆然と立ち尽くす、林。

試合後。

豊田、険しい表情でロッカールームへ。
この3連戦、3連投でもおかしくなかっただけに無念さが込み上げる。
古巣での登板は、日本シリーズまで、お預け。

小久保、眉を吊り上げて鬼の形相。

原監督、衝立の向こうで連夜のミーティング。
悩みは決して浅くない。

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このインボイスSEIBUドームの長い階段は、今夜のGにはかなり辛かったでしょう。

Lとの再戦は3週間後です。
東京ドームは、燃えること間違いなし!

                                          斉藤一美

投稿者 文化放送スポーツ部 : 09:22

2006年05月14日

西武でも遅刻してました、、、

インボイス西武ドームの大きな駐車場、そこから一度階段を下って、サロンを抜け、長い
階段を下り、左へ曲がると三塁側のロッカーに着きます。かつて、この階段を慌てながら
駆け抜けた選手がいました。
巨人時代の松井秀喜。西武とのオープン戦、集合時間ギリギリに車で到着すると、
広い駐車場の遠くのほうから、ももあげダッシュ、「ギリギリ」といいながらこちらに向かって来ると
階段を降り、「どっち、どっち」と言ってサロンを抜け、長い階段をひたすら駆け下り、
「セーフ」と言いながらロッカーに飛び込んだのを思い出しました。

先日の左手首骨折のニュース、原監督はじめ、松井を良く知る全ての方が、驚き、
そして、心配しています。あの松井が怪我をするなんて。松井がゲームに出られないなんて
信じられない。それだけ、彼は強く逞しく、そして、優しい選手でした。
その松井が海を渡って三年、ジャイアンツは優勝を逃しています。
松井の穴はあまりに大きかったと言わざるを得ません。
しかし、先週、右の内ももにデッドボールを受けた二岡も、守備で肩にファールを受けた阿部も、
かつての松井がそうであったように、歯をくいしばってゲームに出続けています。

あの日本一から、4年。強く逞しくなったジャイアンツの選手に期待したいですね。
松井選手の怪我、1日も早く回復することも願っています。

                                                 飯塚治

投稿者 文化放送スポーツ部 : 12:39

野球って恐ろしい

インボイスSEIBUドームで3塁側のベンチレポーターをする時の楽しみの一つに、
グラウンドレベルで好投手の迫力ある投球を間近で見られることがある。

今日(12日)の内海も最高だった。
横から見ているからコースは分からないが、力のあるボールが低めに集まり、
変化球は見事にバッターのタイミングを外していく。
打線は1回にラッキーなタイムリーで1点取っただけだったが、それで十分に思える内容だった。
西武の松坂の投球も力がこもり、見事な投手戦を時間がたつのも忘れて見入っていた。

そして、8回、ついにその時がやって来た・・・

先頭中村にヒットを打たれながら2アウトまでランナーを進めず、これでこの回もしのいだと思ったその時、
赤田の何でもないセカンドゴロを、ランナーがスタートしたためにセカンドベースカバーに入ろうとした
仁志が逆をつかれてセンター前ヒットにしてしまい1,2塁。
これがあまりに痛く、続く中島にレフト前タイムリーを打たれて同点。
7回までならタイミングを外しきっていた変化球をうまく拾われてしまう。
さらにカブレラに粘られ、外しきれなかった高めの直球がいい高さに入ってきてしまい
決勝タイムリーを打たれてしまう。
見事な投球が台無しになってしまう、まさに恐ろしい、あっという間の出来事だった。

試合後、原監督は投手交代について「今日は内海に任せたということだから」と話した。
結果的にはそれが裏目に出てしまった形だが、では内海に任せたことは失敗だったのだろうか?
そうは私には思えない。高橋尚の故障離脱の穴を埋めるに十分以上の安定感で勝ち星を重ね、
この日も抜群の投球内容の内海が、このピンチをしのげばさらに一皮も二皮もむけたはず。
逆に打たれてしまったことで、改めて野球の恐ろしさを感じ、近づいた勝利を自分のものにするために
必要なあとちょっとを感じ取ることができたに違いない。
原監督は続けた。「松坂の壁が高かった」。でも、その壁に真っ向から立ち向かっていくことのできる
若い力を、20372人のファンは感じ取ったに違いない。

                                                上野智広

3塁側ベンチからマウンド
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投稿者 文化放送スポーツ部 : 12:33

2006年05月10日

ジャイアンツ球場

今日(9日)、ジャイアンツ球場に取材に行ってきました。
最近はなかなか行く機会がなかったので、久々に見る選手の顔もありました。
復帰間近の高橋由伸選手は、真田、姜両投手を相手にフリーバッティング。
『久しぶりに投手が投げる球を打ったけど、感じは良くなっているよ』と、手応えを感じていました。
由伸選手、髪を短くして、硬派?に変身していますよ。

前田投手はグラウンドでランニング。『腰痛がなかなか良くならない。走る時と車を運転する時が
辛いかな。5月の末には戻ってきたいんだけどね』と明るく語ってくれましたが、その手には
コルセットが・・・。
大変だとは思いますが、前田投手のいない東京ドームは寂しい限りなので、早く戻ってきて欲しいです。

そして木佐貫投手。オフに右肩の手術をしてから、その回復具合が気になっていました。
前回のイースタン・ロッテ戦では、4回まで無失点に抑えながらも5回に一挙4失点。
その試合を本人は『自分では腕を振っているつもりが振れていなかった。

だから次回は体全体で投げるつもりでしっかり腕を振らないと。』と振り返りましたが、
『右肩も今は大丈夫ですし、自分としてはやっとキャンプが終わってオープン戦に入った所ですね』
と話してくれました。かつての新人王は、しっかりと復活への階段を上っています。

時折小雨がぱらつく天気ではありましたが、ある選手は復活を期して、
ある選手は1軍を目指して練習する、熱いジャイアンツ球場でした。
                                               高橋将市

京王よみうりランド駅からジャイアンツ球場へと続く遊歩道、「巨人への道」です。283
段の階段を上っていくのですが、これがけっこういい運動になりますよ…!
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投稿者 文化放送スポーツ部 : 14:02

2006年05月08日

頑張れ福ちゃん!

セットアッパーで活躍中の福田選手、チームメートから福ちゃんと呼ばれ可愛がられてます。
その福ちゃんマウンドでは度胸満点、全く動じることを知りません。

ただ、気持ちが入り過ぎで、ブルペンからグランドに向かう際、口を潤す水を
その場にプッと出してしまい、
「マウンドの側にはマズイだろう。」と突っ込まれても、あぁと動じず。。
髪がモッサリしたなぁと思い短く散髪したところ、ツンツンヘアーに、、、あぁと思っても、
帽子被るからいいかと動じず、大物?ぶりを発揮してます。

でも、プロ初勝利のウイニングボールはご両親にプレゼント。孝行息子さんなのです。
そして、豊田投手からの
「練習でできないことは、試合で出来るはずがない。普段からの心がけが大事だぞ。」
この言葉を大切にしてるそうです。
ジャイアンツのFを目指して頑張れ福ちゃん!!!

                                                   飯塚治

投稿者 文化放送スポーツ部 : 18:37

気持ちで勝つ!

ジャイアンツが初の連敗を喫して臨んだこの試合。
今年急成長の3年目・内海投手が嫌な流れを止めてくれました。
ヤクルト打線から9個の三振を奪い、2失点で今シーズン3度目の完投勝利。
何か風格のようなものすら漂ってきています。

そんな内海投手の帽子のひさしの裏に、今回、「17」はありませんでした。
『いつまでもヒサさんに頼っているわけにはいかない』。
そこには、逞しい内海投手の姿がありました。


今回ひさしの裏に書いたのは、大きな強気の文字。


実際はこれよりもっと大きいですけどね。
本人曰く『気持ちを凝縮しました』とのことです。

首位を走ってはいますが、ケガ人が続出しているチームの現状。
チームに立ち込めつつあった暗雲を、
24歳になって間もない青年が見事に振り払いました。

                                        高橋将市

東京ドーム関係者入り口近くにあるお店です。
このすぐ近くにウインズ(場外馬券売場)があることを考えると、納得の店名ですね。
このお店の2軒となりに、「勝勝山(かちかちやま)」というお蕎麦屋さんもあります。
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投稿者 文化放送スポーツ部 : 07:38

2006年05月06日

オ・ゼ・キ!

5月5日 子供の日 東京ドームにもたくさん詰め掛けていました。
私は6日の中継に備え取材に行きましたが、なぜかワクワクしていたんです。
というのは 久しぶりに会う人がいたからなんです。

小関達也 背番号は31から49に、ユニフォームもLからGへかわりましたが
笑顔はかわっていませんでした。
「Gはどう?」
「強かった時の?Lににてるかな。つなぐ意識が強く、みんなでなんとかしようと思うところが」

そして原監督にこんなことを言われたそうです。
「無理にGの野球にあわせようとしなくてもいいよ。自分のスタイルでやれるからね」

小関はこの言葉でずいぶん楽になったと言ってました。
この日も鮮やかなレフトへの流し打ち、そしてライトフェンス直撃の3塁打。
放送席から思わず「三ついけ!」と叫んでしまいました。
それから、東京ドームに小関の「ジーパンのテーマ」が流れた時にはじ~んときました。
うれしいよね。

ただ注文がひとつあります。
テーマが流れたときの「オ・ゼ・キ」の掛け声がバラバラなので、そこをひとつお願いします。
これからも小関のさわやかなプレーは巨人の強い味方になりますよ。
くれぐれも「オ・ゼ・キ」よろしく!
                                              鈴木光裕

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投稿者 文化放送スポーツ部 : 13:35

2006年05月02日

アンビリーバブル!

とんでもないものを実況してしまった。
二岡の2打席連続満塁ホームランという
日本プロ野球史上初の まさに信じられない快挙が
達成された。

この試合 初回中日は2アウト満塁のチャンスに
得点できなかった。
巨人も初回 1番鈴木2番小坂でなんだかちぐはぐな
攻撃をしてしまったのに 
ならば・・・とばかりのホームラン攻勢だ。

強い!強すぎる!!

あらためて強調したい。
去年のこのチームのパフォーマンスを考えれば
今年 4月だけで17勝もするなんて・・・
「お釈迦様でも思うめェ!」

                             長谷川太

投稿者 文化放送スポーツ部 : 10:55