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2006年05月14日

西武でも遅刻してました、、、

インボイス西武ドームの大きな駐車場、そこから一度階段を下って、サロンを抜け、長い
階段を下り、左へ曲がると三塁側のロッカーに着きます。かつて、この階段を慌てながら
駆け抜けた選手がいました。
巨人時代の松井秀喜。西武とのオープン戦、集合時間ギリギリに車で到着すると、
広い駐車場の遠くのほうから、ももあげダッシュ、「ギリギリ」といいながらこちらに向かって来ると
階段を降り、「どっち、どっち」と言ってサロンを抜け、長い階段をひたすら駆け下り、
「セーフ」と言いながらロッカーに飛び込んだのを思い出しました。

先日の左手首骨折のニュース、原監督はじめ、松井を良く知る全ての方が、驚き、
そして、心配しています。あの松井が怪我をするなんて。松井がゲームに出られないなんて
信じられない。それだけ、彼は強く逞しく、そして、優しい選手でした。
その松井が海を渡って三年、ジャイアンツは優勝を逃しています。
松井の穴はあまりに大きかったと言わざるを得ません。
しかし、先週、右の内ももにデッドボールを受けた二岡も、守備で肩にファールを受けた阿部も、
かつての松井がそうであったように、歯をくいしばってゲームに出続けています。

あの日本一から、4年。強く逞しくなったジャイアンツの選手に期待したいですね。
松井選手の怪我、1日も早く回復することも願っています。

                                                 飯塚治

投稿者 文化放送スポーツ部 : 2006年05月14日 12:39