2008年09月15日

zunko83

217分=3時間37分の映画

人生の中で、一番長いこと映画館に居ました。

フレデリック・ワイズマン上映会

DVC00125.JPG

ドキュメンタリー映画の監督として、
とっても有名な方らしいです。
今年78歳になる今も1年に1作のペースで
作品を作り続けているワイズマン。

この日は、「州議会」と「チチカット・フォーリーズ」を
見ました。
「州議会」はワイズマンの最新作で
217分もあります。
1時に上映が始まって、1回休憩を挟んで観終わったのが、5時近く。
その後ワイズマンについてのトークショーがあり、6時まで。

そしてワイズマンの処女作「チチカット・フォーリーズ」が
午後7時半からの上映。

なんだかんだいって、夜9時まで映画を観てました。

ワイズマンは独特の手法で知られる監督。
3無い主義といって

ナレーション
文字解説
音楽が無い


ありのままを膨大に撮って編集して見せるという手法です。

撮影スタッフはワイズマンを含めてたったの3人、
本人はマイクを持って、カメラマン身振り手振りで指示をしながら
撮るそうです。

少人数の取材はラジオに似ています。

彼の主題はアメリカ社会の施設、組織の日常生活

「州議会」はアリゾナの州議会を、
「チチカット・フォーリーズ」は精神異常犯罪者のための州立刑務所
マサチューセッツ矯正院の日常を描いた作品。
(永年一般上映が禁止されていた作品です)

彼の作品の中には
2001年と2003年にDV=ドメスティックバイオレンスを扱ったものも
あるようです。
何とかして観てみたいです。

昨日はずっと映画館にいたので、どっぷりと疲れ、
泥のように眠ってしまいました。

制作意欲を掻き立てられる一日でした。

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投稿者 zunko : 2008年09月15日 18:51

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