2010年04月19日

2010年4月19日~22日放送

dt30.jpg


4月6日 東京 丸の内にオープンした
『三菱1号館美術館』

dt26.jpg


明治27年(1894年)に英国人建築家ジョサイア・コンドルによって
設計された煉瓦造りの洋風建築は、昭和43年(1968年)
老朽化のため解体されましたが、
40年あまりの時を経て、
丸ビル、新丸ビルなど高層ビルが立ち並ぶ丸の内で、
瀟洒に甦りました。

dt28.jpg


美術館室長の恵良隆二さんは
「環境の共生と都市文化、この2つが次の街づくりのテーマになる。
文化の中核となると同時に、中庭の緑もあって、
環境と文化がマッチする施設。
人が主役の街づくり、上手に組み合わせてやっていこうと思います。」
と、語ってくださいました。

dt21.jpg


東京駅丸の内南口から歩いて3分ほど
「近代都市と美術」をテーマに、19世紀から20世紀初頭の美術を巡る
展覧会開催を活動の中心にするという『三菱1号館美術館』 

de8.jpg


開館記念展「マネとモダン・パリ」は、
7月25日まで開催されています。


dt.jpg


東京で初めて、電気自動車タクシー ゼロタクシーが運行を始めました。

これは「環境モデル都市」にもなっている東京 千代田区が、
丸の内、大手町、有楽町界隈で行っている「環境交通社会実験」の
成果を踏まえて、日の丸リムジンが始めたもので、
JR東京駅を中心に、平日の、朝8時半から夕方の6時半まで、
流し運行をしています。


dt6.jpg

 電気自動車タクシーは、白い車体に緑のライン
「ゼロタクシー」というマークが車体に映えます。
出発式、試乗会で早速乗ってみました。

 中に入ったらいい匂い。アロマを使っているんだそうです。
                               

dt3.jpg


2台でスタートした「ゼロタクシー」
女性ドライバーさんが、地域の案内もしてくれます。

日の丸リムジンの富田浩安社長にお話を伺いました。

「先ずは環境問題に取り組むことが、5年後10年後、
本当にいいものを開発してもらえるきっかけになると思うので、
電気自動車を使用することで、利用者の方から製造メーカーに対する
フィードバックが大事な要素となるので、意義があると思います。

国際都市東京ですから、
東京で電気自動車タクシーの運行が始まったということは
非常に洒落て、エコを大切にするイメージが日本から発信されると、
こういうのに乗ることがファショナブルとか、
おそらく電気自動車に乗ることが 文化になっていくと
もっともっと電気自動車の利用が進むんじゃないかと思うんですね。」
                                
では、乗った人の感想は?

「乗りごこちよくて、癒される感じ。
音もないし静かですし、ファーとした感じ
タクシーじゃなくて癒しの空間、そんなイメージがしますね。
もっといっぱい走ってもらうといいと思いますね。」

dt4.jpg

                                    

2台でスタートした「ゼロタクシー」
丸の内、大手町、有楽町地域に、5ヶ所 急速充電器があり
1回の充電で160キロ走ることができます。

日本では既に、柏崎市、松山市、岡山市で、
電気自動車タクシーが走っています。

投稿者 ecoful : 05:14

« 4月12日~16日放送分 | メインに戻る | 4月26日(月)~30日(金)放送分  »