2009年11月23日

11月23日~11月27日放送分

「グローバル・フェスタ・ジャパン2009」@日比谷公園の続編です。
会場は小さい子を連れたファミリー層もたくさん来ていて、
「国際協力」や「環境問題」について、子どもたちも触れられる取り組みが用意されていました。
最近では「木を切らない」ことによって、「森が荒れる」ことにつながっています。
実は、木を間引くことも必要なのです。木と木の間に適当な間隔をあけることによって、陽射しが行き渡り、森を豊かにはぐくむことにつながります。
木を間引くときに出るのが、「間伐材」。会場では、この「間伐材」を使ったつみきで子どもたちに自由に遊んでもらう「森のつみき広場」があり、二段ピラミッドやドミノ倒しなど、子どもたちは森の香りや木のぬくもりを感じながら、思い思いの作品を作っていました。
また、紙粘土を使って自分だけの「地球」を作ってみよう!というのが、
株式会社オリエンタルランドの「マイ・ブルー・プラネット」。
いいことするのが大好きな海賊「グッディ-ズ」が、こどもの頃に地球を絵本で見て、
「地球って青くてきれい!私たちってこんなに美しいところに住んでいたのか・・・」と感激、
まだ小さいみんなにも、この地球の素晴らしさを伝えたい!と始まったのが「たったひとつの地球づくり」。
まずは青い粘土をくるくる丸めて、そこに黄色や緑、白の粘土を使って、島や雲を好きな形で、自由にレイアウトしていきます。どの子もみんなとても楽しそうに、粘土をこねこねしていました。
あちこちから、「出来た!」とか、「見て見て!」といった元気な声が聞こえてきます。
取材していても思わず頬と目じりが緩んでしまう、可愛らしい光景でした。
出来上がりを見せてもらうと・・・。
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まあるい、たったひとつの青い地球。
自然や命あるものの大切さ、子どもたちはしっかりと、そのちいさな手のひらで感じたようです。

大人だけでなく、ちいさな子どもたちにも「環境問題」について知るきっかけがあった「グローバルフェスタ・ジャパン2009」。

家族みんなでできることから始めてみませんか??

私は今日も、

「しょうが入り紅茶」をマイタンブラーに注いで出社。
最近の寒さはもう冬を思わせますね。
みなさんも、風邪などひかれませんよう、ご自愛ください。

投稿者 ecoful : 2009年11月23日 22:32

2009年11月16日

2009年11月16日から19日放送

低炭素社会“発見”エコまちツアーIN千代田
丸の内の三菱一号館広場で、環境への取り組みを伺いました。

 「まず屋上緑化、土が温度を遮蔽して温度が上がらないことで、
下の部屋のエアコンを使うエネルギーを少なくして、
それが省エネになってCO2削減につながります。
あと保水性舗装は、雨水をブロックの中に溜めたり、
屋上に降った雨をパイプを通して下から染み込ませて、
それが蒸発する時に表面の温度が下がるので、
下の階が暑くならない・・歩いている人も涼しく感じる・・
そんな仕組みを作った広場になっています。」

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緑化と雨水利用の保水性舗装で、ヒートアイランド対策です。

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丸の内 三菱一号館広場は、緑あふれる気持ちのいい広場です。

 「ここは三菱地所の所有地なので、
  ビルをいっぱい建てることもできるんですが、
  皆が中を自由に歩けるようにして、歩行者のネットワークを作ったり、
  丸の内の人が自由に行き来できる空間をたくさん作っています。
  その中にアートを設置したり、バラを植えたりベンチを作ったり・・
  ミストといって霧状の水を出して、
  気化する時に熱を取って涼しく感じる仕組みだったり、
  緑の柱の中にサインを設置して、
  この町でどんなことやってるかという情報を出したり、
  いろんな仕組みを組み合わせて、緑だけ、CO2削減だけじゃない、
  いろんな効果を狙ってる広場になっています。」
                        
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三菱一号館広場です。


「低炭素社会“発見”IN千代田」
レーシングドライバーの片山右京さんが、
参加した小学生達に、
自転車の正しい乗り方を教えました。

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 「左側だぞ!信号守れよ!夜ライト点けろよ・・・・
 皆誰でも、幼稚園の時には自転車の乗り方を教わって、
 でも大人になると忘れて、右側走ったり・・
 自転車ってCO2出さないし、世界的に見直されてるんです。
 もっとルールとかマナーが啓蒙されて
 ゆずりあいとか、専用道とかできると、よりいいですしね。」
                         
ルールを守って、正しく乗りましょう。


小学生も参加した「低炭素社会“発見”IN千代田」
お昼ご飯は「箱膳弁当」

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「いただきます」の前に、お弁当の説明です。

 「このご飯の特徴は、玄米ご飯です。玄米のまわりを削ったものが白米。
  周りにも栄養があって健康にもいいご飯です。
  汁は野菜が沢山入っていますが、近くの千葉で採れた無農薬野菜。
  団子、何の魚か分りますか? ぶり、あじ、いわし?
  さんまです。
  健康にも環境にもいいお弁当。
  お弁当を残さず、皆さん食べてください。」

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国産、無添加、無農薬の「箱膳弁当」

一汁一菜 きほんの、ごはんです。

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投稿者 ecoful : 2009年11月16日 05:15

2009年11月09日

11月9日~放送分「くらしフェスタ東京」 

先月 新宿西口広場で
「くらしフェスタ東京 2009」~交流フェスタが開かれました。

環境エリアのブースは ごみを作らないくらしの提案やCO2削減の取り組み
など 様々な環境対策が紹介されていました。

こちらは ダンボールコンポスト

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コンポストは堆肥のこと。
ミカン箱ぐらいの段ボール箱に ピートモスともみ殻くん炭を入れて
その中に生ゴミを入れて作るのが「ダンボールコンポスト」

3ヵ月後には 良質な堆肥が出来上がります。
マンションのベランダでもできる手軽さが受けているそうです。

こちらの部品はデジタルカメラを分解したもの。

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金・銀・コバルトなど稀少な金属が使われています。
携帯電話のように こちらもリサイクルしていく方針だそうです。

府中市・瑞穂町・あきるの市からは ちいさな苗木や草花も…。

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100円か150円というお値段で 人気でした!

こちらは 石炭エネルギーセンターのブース
「コールくん」と「スミちゃん」という
石炭のイメージキャラクターが…。

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電気の4分の1は 石炭で作られています。

環境エリアの他 食のエリア・消費者被害防止エリアなど
たくさんの人が訪れていました。


投稿者 ecoful : 2009年11月09日 12:55

2009年11月02日

11月2日~6日放送分

日比谷公園で開かれた「グローバル・フェスタ・ジャパン2009」に行ってきました!!
フェアトレードなどの国際協力活動について広く知ってもらおうと、
さまざまな取り組みを紹介するイベントなのですが、
今年のテーマは、「環境・気候変動問題」。
エコを取り上げたブースもたくさんありました!!

NPO法人 NICE(ナイス)では、可愛いアクリル製の「魔法のたわし」を販売していましたよ。
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これは、ベトナムの女性がひとつひとつ手編みで作っているという100%アクリル製のたわし。
一見すると、コースターのようにも見えますが、
使ってびっくり!きゅっきゅとこするだけで、汚れがみるみる落ちていきます。
繊維が絡まって、汚れを吸着するという仕組みで、乾拭きでも、水を少し含ませても使えます。
お皿をきれいにするだけでなく、お風呂掃除にも使えるとのこと。
我が家はガラス製テーブルなので、手垢などが気になるときに、さっと出してお掃除!しています。
洗えば繰り返し使えるので、1つ300円程度というお値段も、なかなかリーズナブルなんじゃないかな、
と思います。
また、これは「フェアトレード」といって、
私たちが支払ったお金の3分の2が、製作者であるベトナムの女性たちへのお給料や、
地域の公的な事業に充てられるそう。
アジア雑貨という雰囲気で、デザインも個性的だし、便利な生活グッズを楽しく使うことで、
海の向こう側の誰かと繋がることができるなんて、考えただけでもわくわくしますよね!!
「グローバルフェスタ・ジャパン2009」についての記事、まだまだ続きます!!


投稿者 ecoful : 2009年11月02日 17:30

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