2010年03月29日

2010年3月29日~4月1日放送

ペットボトルのキャップを使って、緑を育ててみませんか。

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メリープロジェクトが提案する「メリーファーミング」 
楽しく手軽な農業。
ペットボトルの蓋に土を入れ、種を撒いて育てます。

「メリーファーミング」のキットは、ひとつ158円
乾燥し圧縮した土、乾燥土と種が入っています。

乾燥土に,キャップ1杯分ほどの水をかけ、
土をよくほぐすと、キャップ2個分ほどの土になるので、
それをペットボトルの蓋の8分目ぐらいまで入れます。
土を平らにして、種をぱらぱらっとばら撒きます。
私が買った種は、スイートバジルの種でした。

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芽が出るまでは、
土が乾かないように毎日、霧吹きなどで水遣りをし、
日当たりの良い部屋の中で、楽しみながら育てます。
カラフルなペットボトルの蓋の中で、
緑がすくすく育ってきます
発芽して1週間ほどしたら、
キャップの周りをもんでから、ゆっくりと株を持ち上げ
プランターに土ごと植え替えて、
さらに大きく成長するのを待ちます。

メリーファーミング 
手軽に農業を楽しむことができます。


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飲み終わった牛乳パック
捨ててはいませんか?
牛乳パックは、有効な資源
回収してリサイクルしましょう。

全国牛乳容器環境協議会 
どういう組織なのか、
高松久夫さんに伺いました。

「牛乳パックを作っている容器メーカーと
飲料メーカーが一緒になった事業者として作っている団体で。
容器リサイクル法ができる前、1992年から活動開始しています。
『全国牛乳パックの再利用を考える連絡会』などとも連携して,
紙漉きなどもやっています。」                  

牛乳パックの回収率は、2008年度で42.6%だそうです。

「家庭や、学校給食の児童が飲んだもの、事業者が使ったもの、
破れたものも全部あわせて42.6%回収。
何とか2010年、50%までと訴えて活動しています。
優れた資源なので、環境のためにも、CO2削減にも役立つので、
一手間かけて、洗って開いて乾かして
分別して出していただくと、有効な利用ができます。」
                          
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では、牛乳パックは、回収されて
何に生まれ変っているのでしょう

 「牛乳パックは、優れた長い太い繊維を生かせる再生紙、
たとえば、トイレットペーパーや
ティッシュペーパーに生まれ変ります。
 お菓子の箱や段ボールですと、
薄くて丈夫な紙にするのはなかなかむつかしい。
牛乳パックの優れた繊維を混ぜることで、いい紙ができるので、
メーカーさんも沢山欲しいと言っています。
牛乳パックだけ分けて集めるのは、日本に優れた特徴で、
世界でも滅多にやっていません。
日本人の知恵で、優れた有効なリサイクルを
やっているということです。」
                           
高松さんの名刺も、牛乳パック100パーセント再生紙でした。

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投稿者 ecoful : 05:13

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